43 命の重み
どうも、3の倍数です!
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それではまた
その日、レゴリス学園では臨時の集会が行われていた。
「……今回の事件はとても悲しいものじゃった。
脱獄犯に殺されてしまった13人、ご冥福をお祈りする。
そしてその脱獄犯を止めた張本人、リウス・コスモさん。
本当は今日表彰したいのじゃが、あいにく今日は休んでいる。
じゃから表彰は後日することにする。最後にもう一度ご冥福をお祈りする」
そう校長が締めた。
「今日リウス来てないね」
「そうだな……よっぽど昨日のこ事を気にしてるみたいだな」
「そうだ、今日の放課後リウスの家行ってみようよ」
「そうしようぜ」
そしてその日の授業が終わり……
「リウスの家はここだね」
「付き合い長いけどお互いの家に入ったことないよな」
「とりあえずリウスのお母さんに話を聞いてみよ」
「おう!」
そうして二人はリウスの家に入った。
「あのすみません、リウスの友達のカペラ・ダイヤモンドです」
「あ、久しぶりねカペラちゃん。あら?ギウス君もいるの?」
「あ、どうも」
そんな感じに二人が珍しく敬語を使って挨拶をしたのち本題を切り出した。
「今日はリウスに会いに来たんですけど……」
「え?リウスまだ学園のはずだけど……」
「「え?」」
二人は驚いて声を出してしまった。
「え?学園に行ってないの?」
「ああ、今日は来てないぜ」
「まさか……」
カペラは何か感づいたらしく走ってリウスの家を出て行った。
「おい!待てよ!」
ギウスもそれに付いていく。
ここはバトルロワイアルが行われていた山。
そこに赤毛の少女が一人立っていた。
「お母さん、お父さん、今まで育ててくれてありがとう。
前世の友達、家族も少し前まで支えになってくれてありがとう。
カペラさん、ギウスさん、この世界に来てから不安だったけどその不安を無くしてくれてありがとう。
それとみんな、さようなら」
そうして高い崖から飛び降りようとした時、
「リウス!」
その声を聞いた赤毛の少女の動きが止まった。
「……カペラさん、私とはここでお別れですね」
「お別れですね、じゃないよ!早く帰ろう!」
二人の目には涙が溜まっていた。
「私はもう帰れません、私は絶対に犯してはいけない罪を犯してしまったんです。
そう簡単に償えるものじゃないんですよ!」
「だからって死ぬの!?今までお世話になった人はどうなるの!?」
「お世話になった人には申し訳ないと思ってますよ!
それでも私は死んで償わなきゃいけないんですよ!」
「ああもう!リウスは何もわかってないよね!商店街の時のことを忘れたの?
あの時、命の重さをがどれ位重いか知ったでしょ!?」
「その命を私は奪ってしまったんですよ!私はその重い命を一つ消してしまったんですよ!」
「それ以上この世からその重い命を消す気なの!?リウスだって命を持ってるんだよ!?」
「それでも私は償わなきゃダメなんですよ!」
「もういい加減にして!」
「……っ!」
「私たちを何だと思ってるの!?私はリウスの支えになれてなかったの!?
ギウスも支えになってなかったの!?学園の先生も、村のみんなも、商店街のみんなも、
リウスにとってはどうでもいいものだったの!?」
「……」
「……リウス、私はいつも通りに三人で生きていきたいよ。
途中色々な壁があると思うけど三人で乗り越えていこう。
三人だけじゃ乗り越えられない壁は村のみんな、学園の先生、商店街のみんなで乗り越えればいい。
だからリウス……死なないで!」
「……私は……私は……」
「リウス……一緒に帰ろう」
「……はい!」
リウスは泣いていたが、とても幸せそうな笑顔で返事をした。
そうして二人は山を出た。
「おーい!二人ともどこ行ってたんだよ!」
「ごめんごめん」
「ちょっと野暮用で……心配かけてごめんなさい」
「別にリウスが無事ならいいぞ、とりあえず帰ろうぜ!」
「はい!」 「うん!」
そうして三人はいつものように帰路に着いた。
……今回の話はいかがだったでしょうか。
今回はリアルで私が思っていることも少し混ぜながら本気で書きました。
それではまた




