1話 お兄ちゃんに誘われました。
暑い日差しが照りつける中私は夏休みの宿題を早めに終わらせ後々のんびりするために宿題をする。
「ゆきー!ゆきー!一緒にゲームしよーぜ」とお兄ちゃんがいきなり部屋に入ってきた。
「もう、お兄ちゃんノックしてから入ってきてよ~」呆れ気味に私は答える。
「ゴメン、そんなことよりゲームしよーぜ、買ってきから」
「お兄ちゃん夏休みの宿題先に終わらせないとまた後悔するよ~」
「まだ夏休み入って2日目だから大丈夫」
どうも皆様初めて私は大橋雪といいます。
そしてこの騒がしいお兄ちゃんは大橋翔17歳の高校生2年で身長180㎝(少しでも良いから分けてほしい…)のイケメンでモテる…性格も正義感が強く私から見て、完璧超人なのだがどこか抜けているが憎めない…
かたや私は身長132㎝で小学生に間違えられるが15歳の高校1年生…ん?学年が合わない?私は2月の早生まれでお兄ちゃんは5月生まれなので問題ありません!
お兄ちゃんが同じ高校でさらにイケメンなので周りにイジメられないか不安でしたがこの愛されボディーで撫でられまくり大丈夫でしたorz…ぐすん…身長がほsコホン失礼しました…
「ゆき、遠い目をしてどうした?」
現実逃避をしてたみたいですね…
「ん~宿題を終らせるペース計算してただけ~」と言ってごまかします
「どうせ1週間位終らせるんだろ?」
「そうだけど…」
「なら余裕あるんだからゲームしよーぜ」
「いいけど…どんなゲーム?私ゲームしないから難しいのだと出来ないよ?」そう私はゲームはしないのだ。
「安心しろゆき、このゲーム『世界の気まぐれと黄昏』は、ほのぼのと覚えたスキルで生産系になるもよし魔法や剣で戦ってモンスターを倒すも良しのゲームだ!βテストでプレイしてるからサポートするし大丈夫!」
何を根拠に大丈夫と言ってるのか分からないが、小説でファンタジーなのは好きだし、お兄ちゃんは諦めてくれなさそうなのでとりあえずプレイしてみることにした。
「どうすれば良いの?」
「とりあえず今セッティングするな~」とお兄ちゃんが3段ラック位の大きさの機械を持ってきた…
「えっそんなに大きいの!?」
「そうか?とりあえずベッドで横になってこれを頭にかぶれ、かぶったら左耳辺りのボタンを押せばあとはナビゲートしてくれるからチュートリアル終わったら始まりの街につくから噴水前に居ろ、向かえにいくから」
「良くわからないけど、わかった。」と言ってボタンを押すと私は真っ白な世界に包まれた。