表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界はスマートフォンとともに。  作者: 冬原パトラ
第32章 めぐり逢えたら。
590/637

#590 マエストロ、そして『金』の足取り。





「結論から言うと、できないことはない、だろうね」


 バビロンの『研究所』で、新しいアロマパイプをくゆらせながら博士がそう答えた。


「自分の記憶を取り出して、ゴレムのQクリスタルに移植する、それ自体はそこまで難しいことじゃないから。問題はそれに感情が耐えられるかってことだけど」

「機械の身体になって、自分自身のオリジナルはすでに死んでいる。自分自身の存在意義アイデンティティーを保てるかどうかじゃな」

「自分は偽物。それが自分自身でわかっているのはかなり辛いんじゃないかしら。本来なら自己が崩壊してもおかしくはないわ」


 博士の言葉に教授プロフェッサーとエルカ技師も、むむむ、と唸る。

 自分自身が機械ゴレムに記憶を転写したということは、その記憶も持っているってことだし、そこは理解しているんだろうけど、そう簡単に割り切れるものかはわからないな。

 どう足掻こうとも、偽物は偽物。自分自身が作られた存在であり、記憶をコピーした人形でしかないということに耐えられるだろうか。


「じゃがアルブスの話によるとオリジナルのクロム・ランシェスは『白』の王冠の代償で、記憶を失っていったんじゃろ? ならば完全な記憶をもつそのゴルドこそ、本物のクロム・ランシェスとも言えんかな?」


 教授プロフェッサーの言うこともわからんでもないけど、いささか暴論な気もする。あいつと五千年前に生きたクロム・ランシェスはやはり別の存在で、あくまでゴルドはその記憶を持っているに過ぎない。


「まさに亡霊だね」

「言い得て妙ね」


 亡霊ね。確かにそうとも言えるな。生前の記憶を持った別の肉体。まんま幽霊だ。


「それでゴールドの方にはクロム・ランシェスの記憶はないのか?」

「ないね。やっぱりステフが消してしまった大容量が、クロム・ランシェスの記憶メモリーだったんだろう」


 やっぱりそうか。事前に災いを防ぐとはさすが我が娘。


「で、結論としてはゴールドとゴルドは同型機?」

「同型機というのは正しくないね。正確には複製機、かな?」


 博士が『研究所』のモニターに二つの映像を映し出す。


「右がゴールド。左がゴールドが記録した『方舟アーク』でのゴルドの映像だ」


 二機のゴレムが左右に映し出されている。全く同じ機体に見えるな。や、マントパーツとか、眼の色とかの違いはあるけど。


「で、こいつを拡大すると……」


 画像が拡大され、ボディの首元を大きく映し出す。右も左もまったく同じ映像に見える。


「気が付かないかい?」

「……なにを? まったく同じにしか見えないけど……」


 パーツのラインも色合いも、細かい傷もまったく同じだ。どう見たって同型機としか……。


「……ちょっと待て。細かい傷まで同じなんてあるのか?」

「その通り。徹底的に調べたところ、同じような部分が何箇所かあった。たとえ同型機だったとしても、製造段階でその傷をわざとつけない限りこんなことは起こらないはずなんだ。複製機、と言ったのはそういうことさ」


 んん? ということは製造段階では一機で、そのあと『工房』の複製機能みたいなものを使って二機に複製した、ということか?


「考えてみてくれ。そもそもフレイズの大侵攻があり、クロム・ランシェスの『黒』と『白』の王冠が暴走、それにより時間と空間がめちゃくちゃになった。このことで『世界の結界』は修復し、フレイズは次元の狭間へと追いやられた」


 博士の説明を頷きながら聞く。なにをいまさら。


「そのときにフレイズらと同じく、『金』の王冠も時空を越えて飛ばされたんじゃないかな。実際、ステフは時空の穴からゴールドが落ちてきているのを見ている。さらに言うなら『黒』の暴走はもう一つの、別時間世界の『金』の王冠も呼び出してしまったんじゃないか?」

「あ! ノワールの時間並列パラレルシフトの力か!?」


 『黒』の王冠・クロノス・ノワール。その能力は時間制御とその並列世界への干渉。

 あらゆる時間、並列世界の様々なものを呼び寄せることができる。

 その力が影響したとなると……並列世界『金』の王冠という、まったく同じ存在を呼び出してしまったのか?

 そりゃ、傷の位置も同じはずだ。時間は違えど同じ存在なんだからな。傷がまったく同じということは二機にそこまでの時間差はないのだろう。それが過去が未来かはわからないが。

 つまりゴルドやゴールドについている細かい傷は、時空を飛ばされた時についたもので、それがそのまま『固定』されているのか。


「だけど『黒』と『白』の暴走の時に巻き込まれたなら、『金』の王冠にはクロムの記憶は移植されてないんじゃ?」

「僕らはクロム・ランシェスが記憶を失い始め、それを留めるためにゴルドに自分の記憶を移植したと思っていたが、ひょっとしてそれより前……記憶を失う前にすでにクロム・ランシェスは自分の記憶を移植していたという可能性はないかな? 『白』の王冠の王冠能力クラウンスキルを使った時の『代償』を払うバックアップとして、だ」

「なるほど。『白』の代償を自分の記憶からではなく、移植した『金』の王冠の記憶から払おうとしてたってわけじゃな」

「こすっからい方法だけど、できなくはないわね」


 博士の仮説に教授プロフェッサーとエルカ技師も賛同する。

 ……えーっと、なんだかこんがらがってきたぞ……。


「時系列に並べてみよう」

「タスカル」


 なんだ? 僕の頭が悪いのか……?

 博士がモニターにクロム・ランシェス、及び【王冠】の行動(推測)を並べ始めた。



■五千年前、クロムが裏世界で【王冠】を作る。『赤』、『青』、『白』、『黒』、『緑』、『紫』の六体。


■『黒』と『白』を伴い、裏世界から表世界へ。『黒』の代償で若返る。老人から少年に。

ピライスラ連合王国へ。


■魔法を学ぶ。家族を持つ。フレイズ襲来。

なんとか代償を払わず、元の世界へ戻ろうとする。

『銀』と『金』の王冠製作。

『白』の代償対策に『金』に自分の記憶を移植?


■支配種のギラ、クロムの村に襲撃。

妻子殺害される。『黒』と『白』の王冠暴走。


■世界の結界の復元。フレイズたちが世界から消える。妻子殺害は『リセット』される。

『金』の王冠、『黒』の暴走により二機に。

それぞれ五千年後の未来へと飛ばされる。


■クロム、代償として記憶を失っていく。

『黒』と『白』との契約も『リセット』。


■四千年後、『黒』と『白』、アーサー・エルネス・ベルファストにより起動。

時空の狭間より現れたフレイズと激戦。結果、『黒』は裏世界へ飛ばされ、『白』はパレット湖で眠りにつく。


■五千年後、『黒』の王冠、エルカ技師により発見。

『白』の王冠、パレット湖より引き上げられる。


■ステフ、ゴールドを発見。クロムの記憶を初期化、消去する。

ゴルド、クロムの記憶を持ったまま起動。活動開始。



「……と、まあ、こんな感じか」


 なるほど。並べてみるとわかりやすいな。

 しかしこうして見てみると、このクロム・ランシェスってやつが全部の元凶のような気がしてくるな……。

 まあ、こいつがいなければ五千年前にフレイズによって世界は終わっていたのだから、救世主とも言えるわけだが……。世界を救いたくて救ったわけじゃないんだろうな、本人は。

 さらにここに邪神の使徒やら堕神やらが絡んできて、もっと面倒なことになっているわけだけども。

 

「それは冬夜君の分野だろ? 僕らに神の相手は荷が重い」

「おっしゃる通りで……」


 そうね、そっちは僕がなんとかしないといけないわけよね……。


「で、結局クロム・ランシェスは何をしたいんだ?」

「さあね。自分の世界じゃ飽き足らず、別の世界で魔法を学ぼうとするほどの天才だからね。この世の叡智でも求めてるのかね?」

「究極のゴレムを作り出そうとしている、とか?」

「究極のゴレムのう……」


 なんとなくだけど、そういう感じじゃない気がするんだよなぁ……。

 あのクロム・ランシェス──ゴルドの目にはもっと深く昏い情念の炎のようなものが感じられた。目的のためには手段を選ばない非情さも。ゴレム相手になにを変なことをと思われるだろうが……。

 さっきの博士たちの話じゃないが、自分が作られた偽物と理解し、全てに絶望して世界を道連れに……なんてのは考え過ぎか?

 それにあいつは『堕神』の力も持っている。クロム・ランシェス本人の記憶だけじゃなく、侵蝕神の記憶や感情も影響している可能性だってある。

 だとすればそれはもうクロム・ランシェスではなく、融合した『別のなにか』だ。


「それにしても……マエストロのやつめが、邪神の使徒になっていたとはの……」

「どうりでキュクロプスに彼の色が見えるはずよね。今までのことが腑に落ちたわ」


 ペストマスクの邪神の使徒……確かスカーレット、だったか。

 ゴルドはあいつを『マエストロ』と呼んだ。その名は、かつて五大ゴレム技師(マイスター)の一人とされた天才ゴレム技師の名前だ。

 ここにいる『再生女王レストアクイーン』ことエルカ技師、放浪の『教授プロフェッサー』、ゴレム技師集団『探索技師団シーカーズ』、そして今は亡き魔工王のジジイと並んで、世界で五指に入るゴレム技師だったという。


「マエストロは偏屈なやつでの。ほとんど人との交流がなかった。あやつはどこか他人を見下しておったからな。ワシらレベルでやっと会話する価値があると認めるくらいじゃった」


 え、それってほとんどの人と会話できないじゃん……。買い物とかどうすんの? ああ、ゴレムにやらせりゃいいのか……。


「あいつ、性格悪いから私は嫌いだったけどね。人の作品を鼻で笑うようなやつよ。どうせ『金』の王冠目当てに邪神に心を売ったに違いないわ」

「ワシはそこまで嫌っておったわけではないが、どうにも危ういとは思っておったよ」

教授プロフェッサーはあの魔工王とも普通に付き合っていたわよね……。友達付き合いは少し考えた方がいいわよ?」

「ほっほっほ。まさか嬢ちゃんにそんなことを言われるとはなあ」


 どうにもマエストロってやつは、腕は確かでも性格には問題があったようだ。

 僕から言わせれば魔工学者なんてもんは大なり小なり同じような傾向があると思わざるを得ないんだが。

 目の前にいる三人を見てるとな……。ま、言わぬが花か。


「ひょっとしたら奴ら、マエストロの研究所に逃げ込んだのかもしれんな」

「マエストロの研究所? それはどこに?」

「トリハラン神帝国じゃな。パパリカ山の麓にある森の中にある。魔獣が多く、本来人が住むようなところではないんじゃがの」

「なんでまたそんなとこに……」

彼奴きゃつは人嫌いじゃからな。人が寄り付かない場所の方が落ち着くと言うておったが」


 徹底してるな。そこまで人間不信とは、過去になにかあったのだろうか。誰か信じていた人間に裏切られたとか?

 どっちにしろ、その研究所とやらにも行ってみた方がよさそうだ。


「いくら人間嫌いだからって、人間やめることもないのにね……」

「邪神の使徒とやらになったら、もう人間には戻れないのかの?」

「戻れない。本来ならすでに死んでいるんだ。邪神器の力で肉体と魂を保っているに過ぎないんだよ。邪神器を破壊すれば、肉体も魂も滅びる」


 すでにアンデッドのようなものだからな……。元に戻すのは不可能だ。

 

「ま、人間をやめたのはボクも同じようなものだから、それについてはなんとも言えないね。話は変わるが、自爆した『方舟アーク』の方だけど、重要な機関や記録媒体は完全に消滅していた。『方舟アーク』とキュクロプスの残骸がいくつか回収できたくらいか。それと────」


 モニターに一枚の映像が映し出される。それは魚雷のようなものに片手で掴まり、海中を突き進むキュクロプス二機の姿だった。

 メタリックオレンジとメタリックグリーンの機体……間違いなくあの鉄仮面と羽根マスクの邪神の使徒のキュクロプスだろう。やっぱり逃げられたか。


「『方舟アーク』を監視していた探査球の一つから最後に送られてきたものだ。その探査球も『方舟アーク』の自爆により消滅してしまったけどね」

「こいつらはどこへ?」

「方向としてはアイゼンガルドの方だけど、そこに向かったかどうかはわからないな」


 アイゼンガルドは相変わらず混沌としていて、訳アリな人間が潜むには申し分ない土地になってきているからな。

 ひょっとしてマエストロの研究所以外にも拠点があるのかな?

 あいつらだって『方舟アーク』が手に入るまで根無し草だったってわけじゃないだろうし。

 念の為【サーチ】してみたが、やはり邪神の使徒やゴルドはもちろん、キュクロプスも見つからなかった。いちいち隠れるのがうまいやつらだ。

 神気を世界全体に及ばせることができれば見つけることもできるんだろうが、今の僕にそこまでの力はない。

 っと、神気といえば。

 僕は博士たちにフレームギアの修理を任せて、ミスミド王国へと【ゲート】で跳んだ。神器のことを工芸神……クラフトさんに聞くためだ。

 相変わらずクラフトさんはのんびりと木彫りの作品を作っていた。作るスピードだけはのんびりとは言えないものだったが。


「なるほど。神気を奪われた、か。確かに神核に込められた君の神気が大きく目減りしているな」


 クラフトさんは僕が手渡した神器をめつすがめつ、苦笑気味に答えた。


「まあ、神器自体に問題はない。神気が無くなっただけなら補充してやればいいだけのことさ」


 クラフトさんの言葉にホッとする。もう一度作り直せ、なんてことになったら……考えたくもない。


「しかし『侵蝕神』の権能を持った奴に神気を奪われたってのはちょっといただけないかな。冬夜君の神気を得たことで、【侵蝕】の力を遠慮なく使えるわけだからね。その力を利用することができれば、また邪神を生み出すことも可能かもしれない」

「ですよねー……」


 もともと前回の邪神も、従属神が生み出したやつだった。結局はその生み出した邪神に取り込まれ、融合することになってたけどな。

 従属神と違い、侵蝕神は一応ちゃんとした神である。『元』がつくが。

 その力を使えば邪神を生み出すことも可能なのだろう。


「まあ、だからといってそう簡単に邪神を生み出せるとも思えないが……。生み出されたとしても、それが育つには多くの負のエネルギーが必要だ。怨念とか憎悪、悲嘆や苦痛などがね。それを糧にして邪神は育つ。だから邪神を崇める者たちは世界に災厄をばら撒く。前もそうだったろう?」


 ゴルドはやっぱり邪神復活……いや、新たな邪神誕生を目論んでいるのだろうか。

 そのためにまた世界に災厄をばら撒こうってんなら見逃すことはできない。必ず潰す。


「邪神の使徒は邪神の眷属でしたから、僕ら神族は手を出せなかったですけど、堕神の力を手に入れた機械人形ゴレムなら僕らが倒しても問題ないですかね?」

「『邪神』は地上で生まれた存在。だから地上の人間がどうにかしなければなならない。もちろんそのままじゃどうしようもないから、神も手助けくらいはするがね。だけど『堕神』は神の世界からの逃亡者。その責任は神にある。従属神がこの世界に逃げ込んだときも、恋愛神が連れ戻すために地上に降りてきただろう? あれと同じさ」


 そういえば花恋姉さんは、地上に降りてしまった従属神を連れ戻すためにこの世界に来たんだっけ。今となっては遊びに来たとしか認識してなかったが……。

 まあ、堕神絡みの相手なら神族ぼくらが倒してしまっても問題ない、のかな?


「ないね。神々(われわれ)の意識としては、邪神は放置、堕神は討伐、という感覚だから。従属神も邪神と融合しなければ、神々がケリをつけていたはずだよ」


 あれ? ということは新たな邪神が誕生して、ゴルドと融合なんぞしたらマズいのでは……。また神族ぼくらでは手を出せなくなってしまうじゃないか……。

 あ、でも堕神なら神族も手を出していいってんなら、その前に諸刃姉さんや武流叔父に堕神を倒してもらうってのもアリなのかな?


「アリと言えばアリだが……いいのかい? それって『自分の管理する世界の問題を、自分で解決できません』って喧伝することになるけど。世界神様の眷属として、ちょっと情けないとは思わないかね? 君のことを心良く思っていないごく一部の神々が、『それ見たことか』と騒ぐ姿が目に浮かぶが」

「あー……」


 会社の社長・会長の縁故で入社した新入社員が、ろくに仕事もできないって見られたら、そら悪く言われるよなぁ……。

 いかんな。どうにも楽しようと、まさに神頼みをしてしまうところだった。

 邪神の使徒は久遠たちに任せるしかないけれども、堕神の方は僕がなんとかしなくては。


「まあ、堕神とは言っても分体。世界神様の眷属たる君自身が負けることはほぼないと思うけど、被害がどこまで広がるかはわからないし、うまくやることだね」


 そうだよなあ。たとえ堕神の力を手に入れたゴルドを倒したからって、そこに至るまでに世界の半分が壊滅した、なんてことになったら意味がない。

 勝てるとしても勝ち方だ。こちらになるべく被害がないようにしないといけない。ただでさえすでに犠牲者は何千人と出ているのだから。

 『方舟アーク』は潰したから、そう簡単にあちこちに襲撃をかけることはできなくなったと思う。

 キュクロプスが量産されることも無くなった、と思いたいが、工場が『方舟アーク』ひとつだけとは思えないんだよな……。

 やっぱりマエストロの研究所とやらで、また量産とかしてるのだろうか? 早めに行ってみる必要があるな。

 

 







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作リンク中。

■スラムで暮らす私、サクラリエルには前世の記憶があった。その私の前に突然、公爵家の使いが現れる。えっ、私が拐われた公爵令嬢?
あれよあれよと言う間に本当の父母と再会、温かく公爵家に迎えられることになったのだが、同時にこの世界が前世でプレイしたことのある乙女ゲームの世界だと気付いた。しかも破滅しまくる悪役令嬢じゃん!
冗談じゃない、なんとか破滅するのを回避しないと! この世界には神様からひとつだけもらえる『ギフト』という能力がある。こいつを使って破滅回避よ! えっ? 私の『ギフト』は【店舗召喚】? これでいったいどうしろと……。


新作「桜色ストレンジガール 〜転生してスラム街の孤児かと思ったら、公爵令嬢で悪役令嬢でした。店舗召喚で生き延びます〜」をよろしくお願い致します。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ