グライダー飛行
掲載日:2026/05/26
希望を注ぎ込み続けなきゃエンジンどころか
僕らは揺れることすらできない
エンジンが止まれば上を滑るだけ
ぐるぐるに巻き付いてほどけそうにない
ねじ曲がったとんち話で風を起こそうと
ゆくゆくは下る
下では全部元に戻る
ただ満たそうと味の前に飲みこむ
身体の輪郭線が熱で滲む
話足りない人間が花の下に潜る
それらを受け止められない僕らが
地べたにいられる?
肌を流れる風を感じながら
上に居るっていう
事実だけを漂わせていられる?
そんな疑いも
「受け止める」からはみ出しそうで
見える景色にパズルを見いだして
順序を変えて
今日も眠るまで




