表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/15

「三条の告白、澪の沈黙」

文化祭の準備のさなか。

青羽と澪の関係に緊張が走る中、三条が再び澪に告白する。


「俺、まだ好きなんだ。青羽より、ずっと前から。

 お前が“好きって何か分からない”って言ってた頃から、ずっとだ」


澪は言葉を返さなかった。


何かを考えている。ではなく、

“考えようとしていること”に自分が追いついていない顔だった。


三条は笑った。


「その顔が好きなんだよ。何もわかってないのに、一生懸命な顔。

 俺は、お前の“わからなさ”ごと、好きなんだ」


だが、澪の口から返ってきたのは、たったひと言。


「……ごめん」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ