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第2話 救ってくれたもの

どうも蒼い空です。

課題学校に忘れたのに気づいて

やけになって連続投稿しました。

ヒャッホウ!泣

それではどうぞ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


俺はうすらぼんやり瞼を開けた。

視界に映るものは何もなく白い空間が続いている。

(ここは…?どこだ?確か俺は教室で給食が配られるのを待っていたはず…)

完全に覚醒していない頭を使い状況を理解しようとする。

(…俺は確か突然起きた地震によって潰れた校舎に巻き込まれたんじゃ…?)

もちろん死んだはずだ、頭にあの時鈍い衝撃も感じ取れた。

(…頭……頭は平気なのか⁉︎)

そう思いとっさに頭に手をやる。

だがそこにはあるべき頭の一部がなかった。


俺「はぁ!?」


俺は思わず叫んでしまった。なぜこうして生きているのか、なぜここにいるのかパニックになりいろんな思考が頭にめぐる。

だがそれを解決してくれる人がそばにいた。


⁇?「やぁ、起きたのかい、君」


当然誰かが話しかけてきた。


俺「っ!?」


俺はとっさに起き上がり身構えた。

そこには白髪でツンツンヘアーの着物を着た男が座っていた。


⁇?「まぁまぁ、そんなに身構えないで、今君は僕のおかげで生きているのだから」


男は確かにそう言った。


俺「俺がお前のおかげで?」


⁇?「そうだよ、君も自分の頭確認したろ?」


確かに言う通り俺の頭の怪我は普通死んでいると思う。だがなぜ生きているのか。


俺「なぜ俺は生きているんだ?」


⁇?「言ったろ、僕が生かしているのさ」


俺「どうやって?」


⁇?「まぁまぁ、とりあえず座って」


座らないと話が進まなそうなので俺は男の前に座った。


俺「で?」


⁇?「まず僕は神だ」


俺「俺と同じく頭打ったか?」


神「いや冗談とかでなく、真面目の」


俺「で何で俺は生きているんだ?」


神「僕が君が完全に潰れてしまう前にこの空間に落としたからね」


神「この空間なら僕の力で命を永らえらせるんだ」


俺「なぜ俺を助けたんだ?」


神「僕は神だがもうすぐ寿命なんだ。で、残りの時間で人間たちの生活を見ていてね」


俺「何で俺たちの生活なんか見てたんだ?」


神「人間がやることは僕たちにとっては人間たちが面白い芸人を見るのと同じ楽しさがあるんだよ。」


俺「そんな最後でいいのかよ…」


神「最後は面白いことで終わりたかったんだよ」


神「で話を戻すとそこで偶然君たちのクラスを観察してたんだが地震が起こってね逃げる時一番後ろにいた君をなんとなく見ていたわけだ」


神「そこで君が逃げ遅れ潰されそうになった時、いてもたってもいられなくなって」


俺「助けたわけか」


神「そうそう」


俺「じゃあ何で俺が致命傷になる前に助けなかった」


神「この空間はね、いわば神域だ、できれば入れたくなかったんだよ」


知られたら困るしね、と神は続ける。


俺「だから判断が遅れて俺は死にかけていて生かされている状態だと」


神「そうだよ、でも君を外の世界に戻したくても君をここから出したら君は死んでしまうんだよね」


俺「じゃあどうすんの?」


神「僕と融合してもらう、そうすれば助かるからな」


俺「はぁ!?融合ってヒュージョンか?てかお前はそれでいいのか?」


神「いいんだよ、そろそろ寿命だし僕の力を他の人に渡すのも悪くない、しかも助けてしまったからね」


神「だが君の肉体はその状態では使えない、だから転生となるが君はどこに生まれたい?」

急展開すぎるな…まぁそんなこと言われたら俺は


俺「それって大昔って可能か?」

場所じゃないことに少し驚いたようだったがすぐに


神「過去に戻るのはダメだから似た歴史を持つ予定の世界に変わるけど可能だよ、でもどうして昔に行きたいんだい?」


俺「人も昔はいい人が多いと思ってな、今の人ってくだらない競争やずる賢い考えで人を蹴落としたりして汚い人ばっかりじゃないか、それに昔の偉人にも会ってみたいんだ」


神「すごい考えだね、面白い、だが昔も競争はあったぞ、汚い人は少なかったと思うけど、…」

そこで少し考えるようなそぶりを見せる神だったがすぐに言葉を続けた、


「君は本当に面白いな、君にしてよかったよ、じゃあ早速始めよう」


神はそう言うと人よくわからない何か呪文のようなものを唱え始めると、神は青い球体になった。そして俺に近づいてくる。


俺「いきなりだな…」


そして青い球体は俺の体の中に入り込んできた、だが不快感はなくむしろ穏やかになるような感覚になった。

神が俺の中から話しかけてくる。


神『融合するから僕の性格も少し反映されるぞ、体は再生成するからいったんシャットダウンされる、次起きた時には、僕の能力も使えるようになっていると思う』


俺「能力⁉︎そんなん聞いてないぞ!」


薄れていく意識の中俺は文句を言った。


神『大丈夫、次起きた時には俺がどんな神だったとか僕の記憶も少しはみれると思うし、能力もどんなものなのかわかるはずだよー』


俺はなにやら助けてもらったみたいだが何もかもが突然すぎて全然理解が追いつかないなと考えながらも、転生する大昔がこの世界と少し違うことや、能力とかいったものが何なのか不安を抱きながらも意識を離していった…

二話目も読んでいただきありがとうございました。連続投稿で疲れていてミスやおかしいところがあるかもしれません。

ご指摘よろしくお願いします。

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