矛盾の真理
ぼくたちがうまれてき
たりゆうはしあわせな
じんせいをおくるため
であるとどうじによの
ためひとのためにとき
としてみずからをぎせ
いにしてこうどうする
ことをとおしてくりか
えすたつせいかんとく
るしみのなかにじぶん
のそんざいいぎといき
ることのよろこびをみ
いだすことであるのだ
がそれはかずおおくあ
るかんがえかたのたん
なるひとつにすぎずき
みのじんせいはこのよ
にひとつとしておなじ
ものがそんざいしない
とくべつなものであり
たにんのかちきじゆん
にあわせるひつような
どどこにもなくてつま
らないじんせいなどそ
んざいせずどんなにん
げんもかならずなにか
のやくにたつているも
のであるがかちかんは
そうたいてきなもので
あるのでかならずなに
かのやくにたたなくて
はならないなどという
こていかんねんはあや
まりでありたとえなに
ひとつなさずにしんだ
としてもそのじんせい
をひていすることはで
きないといえるのだが
そもそもかならずしも
じんせいぜんたいをみ
わたしていきかたをか
んがえるひつようがあ
るわけではなくいまい
つしゆんにすべてをか
けていきるわかものは
かならずしもまちがつ
ているとだんげんする
ことはできないがなが
ねんいきてきたとしよ
りがそのようないきか
たはしようらいこうか
いすることになるとし
んぱいしたりしかりつ
けたりすることもまた
ただしいそくめんをも
つておりこのよにぜつ
たいてきにただしいい
けんはそんざいせずだ
れかのせいぎはだれか
のあくでありだれひと
りとしてたにんをひて
いすることはできずじ
ぶんがぜつたいてきに
ただしいとかんがえる
ことはあやまりであり
すべてはむげんだいへ
としゆうそくしていく
すべての価値観が相対化されてきている社会に対して感じている矛盾を詩にしました。立派な主義主張があるわけではなく、ただ生きているだけの人間が書いた詩です。