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MAGIC ワンド  作者: 心音
3/22

Episode3

突然空に大きなオーロラがいくつも現れた。

とてつもない魔力の塊が頭上に現れた、といってもいいぐらいだ。

「新入生諸君、歓迎パーティーは楽しんでくれましたか?」

大きなオーロラがはじけアルコ・バルノの校長、この都市クレイアの守り神スピカ様が現れた。

スピカ様は莫大の魔力を持っているが実態はすでに持っていない。

とても聞きやすい声音で新入生皆を虜にした。

「諸君はこれから、一級魔導士をめざし頑張ってもらう。楽しいこともあれば、辛いこと、悲しいこともあるだろう。だが、そなたたちには頼れる者が現れることだろう」

挨拶を終えるとスピカ様は消えてしまった。

「凄い魔力だったよね。何と言うか感動だよ。ソフィアも感動しただろう?」

「リコウスの言う通りね。とても感動したわ。私もあんな魔法が使えるようになりたい」

多くの生徒が今だ空を見上げている。

それほどに強大でステキな魔法だったのだ。

「僕、そろそろ知り合いと約束してるんだ」

「そうなの。またね、リコウス」

リコウスはソフィアにまたねといい、時計台の方に向かって歩き出した。

「それにしても熱いわね」

「そうだね。ファンジーの素敵な金色の髪の毛も崩れて来ちゃったね」

ソフィアはファンジーが悲しそうに彼女を見つめていたなんて思いもしなかった。

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