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MAGIC ワンド  作者: 心音
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Episode1

少女は言った。

歯車は回りだしたのだと。永遠と言う鎖で縛られた未来のお話し。

少年は言った。

永遠などないと。歯車は何時か止まると。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



魔法都市クレイアここには世界最大の魔法学校がある。

色々な所に魔法が施されており、観光地としても有名なのだが…


今回は世界最大の魔法学校アルコ・バルノを紹介したい。

この魔法学校には三人の精霊が存在する。精霊はこの世界でもっとも珍しい種族とされている長寿の生き物だ。それ故に魔力は人の数百倍はあると言われている。


そんな生き物が散在するアルコ・バルノは沢山の魔法使い・妖精使い・占い師の養成を行っている。

皆が一人前の一級魔導士をを目指し、日々勉強や実習を行っているのだ。

そこに通うものが皆エリートと言うわけではない。

隠れた才能教育も大事なこととしており、数ある魔法学校からの推薦があればアルコ・バルノに通う事は可能なのだが…


生半可の気持ちでは卒業できるような場所ではないのを忘れないでほしい。

公共ドラーグ(通常のドラゴンより一回り小さいが結構な大きさがある、主に遠出するときの飛びもの)だけでなく野生のドラグーラ(野生にいる、普通のドラゴンと余り変わらないドラゴン)と触れ合う場までもうけられている。


ここの校長である精霊のスピカはこのクレイアの都市を潤し、この世界を救ったとされている精霊だ。

精霊は人よりたくさんの命があるため、色々な知識を持っている。

そして、スピカを支えている精霊がいる。

それはニケスト兄弟だ。

姉のウィルニア・ニケストと弟のオリニア・ニケストはアルコ・バルノの守護を任されている。

二人の年齢は五百歳前後で精霊にしては若いらしい。


そして、このアルコ・バルノに一人、幸せの魔法を使える少女が妖精を連れて入学しました。

それが事の始まりとなる。


勿論。まだ少女は自分が幸せの魔法を使えると言う事は知りえないことです。


この世界の構成は火・土・水・風・光・闇この六つの力で成り立っている。

普通一人の人間に一属性なのだが、稀に全属性の人間が存在する。

精霊と対等に並ぶ資格を得たものとなるが…

現在確認されている全属性の人間は二人。



その一人が今季入学してきたソフィア・クラウドだ。



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