第七十五話
ミ「これからどうしたら良いですか?」
私「私達に着いてきたら、ルシファーに復讐できるかもよ。」
ミ「一生ついていきます。」
私「少しお願いがあるのだけれど。」
ミ「なんでもします。」
私「なんでも?」
ミ「なんでも。」
私「いいよ。とりあえず私の国に招待してあげよう。」
ミ「国ですか?」
私「うん。」
ミ「どういうところですか?」
私「迷宮だよ。」
ミ「早くいきましょう。」
私「慌てないの。サラちゃん、そろそろ人間の国に宣戦布告でもする?」
サ「いいよ分かった。ブラフラマーにも伝えておくから。」
私「有難う。日程はまた今度決めようか。」
サ「じゃあね。」
私『時、国の方に空間転移お願い。』
時『分かった。他の奴らはどうする。』
私『一緒に連れて行ってあげて。』
時『じゃあ行くぞ。』
私「みんなこっち来て。」
ク「はい。」
そして国に戻った。予定よりちょっと早いけど。
私「ただいま。」
桜「早かったね。」
私「ここから数日は確実にこの国にいるから。」
光「面白い報告があるんだけど聞く?」
私「聞きたい。」
光「殺されてた亜人族だけど全員魔裟が王になることを知って出ていった人達。近くに人の足跡があった。一人ではなく五人位。勇者を除いた厄介な才能を持った人達の数と一致するんだよね。」
私「それだけじゃないでしょう。」
光「人魚の国を見つけて、人魚たちを仲間にしました。今池に入れてるだけだから、住む場所用意してあげて。」
私「それを早く言わんかい。」
光「案内するよ。」
私「お願い。」
そして案内されたお遊びで作ったバカでかい池。
光「ここにみんな居るから。」
私「分かった。」
光「後の事はよろしくね。」
私「人魚の皆さんいますか?」
魚「はい。」
私「私がこの国の王の田中魔裟斗と申します。これからよろしくお願いします。」
魚「私、名前はありませんが人魚の女王です。よろしくお願いします。」
私「でしたら、貴方に名前をあげますよ。」
魚「宜しいのですか?」
私「うん。今日から君の名前はシラサギだ。」
シ「今日から私はシラサギを名乗らせていただきます。」
私「うん。ところでご飯とか何を食べるの?」
シ「基本的には魚ですが大抵何でもいけますよ。人が食べれるものなら。」
私「分かった。水の中にずっと入ってなきゃいけないの?」
シ「いいえ。一日入らなくても生きてはいけますが、死ぬ可能性が大幅に上がります。最高でも六時間に一回十分浸からないと全力は出せません。水が汚かったりすると厳しいかもしれません。」
私「分かった。とりあえず水を入れたバケツを用意するからそこに入ってくれる?」
シ「何処か行くのですか?」
私「うん。ちょっと会議をしようと思ってね。」
シ「分かりました。支度させていただきます。」
私『桜花、会議室の支度と出れる人全員連れてきて。』
桜『分かった。あの五人、連れて行くから。』
私『連れてきてもらわないと困る。』
桜『早くて十分後かな?』
私『分かった。』
桜『その場で色々報告とかしようか。』
私『そのつもり。もう会議室向かうからまた後でね。』
桜『はい。』
私「これから行くからこの中に入ってくれる?」
シ「はい。」
バケツに移ってもらうときに容姿が全て見えた。虹色に輝く鱗を持つ下半身。ヒレの部分と、要所だけを隠している上半身。淡い青色の長髪。黄色の瞳。何処からどう見ても人魚だった。
シ「どうかなさいましたか?」
私「いや、きれいだなと。」
シ「有難うございます。」
私「手を貸そうか?」
シ「バケツの中に入った私をバケツごと持ち上げているのに手を貸せるのですか?」
私「数時間なら問題ないのでしょう。向こうについたら水槽用意するから。」
シ「そういう事でしたら是非。」
というわけで会議室に至るまでの道をシラサギと歩いた。シラサギは這うようにして動いていたが、これが意外と早い。
私「着きました。」
シ「ありがとうございました。」
私「物質生成」
ガラスの水槽を作り出す。
私「アクア」
水槽の中に水をいれる。
シ「失礼します。」
そう言って水槽の中に入った。そしてみんなを待つ。会議開始は今から十分後を予定していて、その五分前に来るよう桜花には言った。そろそろ来る頃だ。そんな事を考えていたら残りの全員が一斉に来た。
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光くんと人魚の出会い
光「ここが、現場だね。」
兵「この者共は全員玉座を狙っていた不届き者とその配下ですね。」
光「周囲に誰か隠れていないかと、他に遺体がないか調べて。」
兵「既に行っております。」
光「優秀だね。」
兵「有難うございます。」
光「さて、向こうに湖があるから行ってみようか。」
兵「確かに、遺体などを捨てればかなりの確率で見つからないでしょう。」
湖まで行く。血痕がここまで続いていた。そして人影があり何かを湖から出しているようだった。
人魚「汚い。我等の聖域になんてことを。」
光「何してるんですか。」
人魚「誰かがこの湖に死体を捨てたせいで水が汚染されてしまったのだ。まさか貴様らではないであろうな。」
光「僕たちではありません。ただ心当たりがあります。」
人魚「本当か。王女を連れてくるからその話を詳しく聞かせてくれ。」
光「分かりました。」
〈五分後〉
女王「詳しい話が聞けると聞き参りました私が人魚の女王です。」
光「亜人統一国厚生労働大臣火山光と申します。」
女王「それで、どういった…
人魚「貴様、女王様に対して無礼であろうが。」
その発言の後兵が一斉に臨戦体制に入ったが手で抑えた。
光「何が?君こそその女王の話遮ってるけど無礼だとは思わないの?」
人魚「貴様…」
女王「良い。」
人魚「しかし…」
女王「良いと言っておる。さて、話を聞かせてもらおうか。」
光「犯人はおそらく人間の国の者達でしょう。」
女王「その根拠は。」
光「放り込まれた死体も、向こうにあった死体も亜人だらけだ。我々に殺す理由はない。しかし、敵対していてかつこちらの情報は一切ない人間たちなら話は別です。人間からしてみれば侵略してきたと思っても仕方ないですから。」
女王「成程。ところで、ここから近い湖を知らないか?」
光「特に知りません。ただ、新しい住処を探しているのであれば我が国に招待しますよ。バカでかい湖があります。ただ三時間くらいかかってしまうかもしれません。」
女王「三時間くらいなら構わん。」
光「一つだけ、仕事さえしてくれれば衣食住の保証はしますよ。」
女王「その国の傘下に加わらせてもらいます。」
みんな時さんの事忘れてたでしょう。忘れてたという方は高評価よろしくお願いします。
主要人物が多すぎて会議とかやるとどうしても一人一言で終わりかねない。それだけは阻止したいので何か対策を練ってはいますが、厳しいかもしれません。会議をやらないとすぐに何も分からないまま完結してしまう。それは何が何でも避けたい。




