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勝手に異世界転移させられて許せるわけがないでしょう  作者: 黄菊華
第五章魔王との交渉
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第七十一話

私「魔力の繋がりができた。そして、朱雀と神蛇と鬼狐と同化出来るようになった。」

鬼「やりたいのですか?」

私「良いの?」

鬼「私に異論はございません。」

私「他二人は?」

朱「私もやりたいです。」

神「どちらでも構いません。」

私「じゃあ、一人ずつやって行こう。まずは鬼狐からだ。」

鬼「はい。」

サ「じゃあ鏡用意するね。」

私「サラちゃん有難う。琉圭は、もう人間の姿になっていいよ。ブラフラマーも。」

琉「分かったのじゃ。」

私「鬼狐、やるよ。」

鬼「はい。」

二人「『同化』」

そして、鏡を見ると私に狐耳が生えて尻尾が十本生えて何故か和装になった。

二人「『解除』」

私「なかなかビジュアルは良かったね。」

鬼「なかなか不思議な体験やったなぁ。五感はあるのに行動しようとしても出来ん。金縛りと言うたほうが近いかもしれんなぁ。」

私「素が出てきたね。」

鬼「失礼しました。」

私「次は、朱雀だ。」

朱「分かりました。」

二人「『同化』」

そして、鏡を見ると服装はそのまま、どうやってかは知らないけど羽と尻尾が生えて出てきていた。人型にもなれる。そうすると、変化した部分を見つけるほうが大変だ。

二人「『解除』」

私「これ、どうなってんだろ。」

朱「確かになかなか不思議だね。」

鬼「そうでしょう。」

私「じゃあ、最後に神蛇。」

神「はい。」

二人「『同化』」

鏡を見なくても体の変化が分かった。下半身が蛇になっていた。そして人型になることも出来た。他には特に特徴がない。純粋にステータスを底上げするだけ。

二人「『解除』」

私「うん。地味だね。」

神「しょうがないじゃないですか。」

私「責めてないよ。」

サ「一気に三人と同化するとどうなるの?」

私「出来るの?」

サ「試してみたら?」

私「分かった。やってみようか。」

四人「『同化』」

姿の特徴として、下半身は蛇、腰から朱雀の羽、最後に狐耳が生えている。蛇の部分を足にすると、鬼狐の尻尾と朱雀の尻尾が生えてきた。

四人「『解除』」

私「これはこれで良いかもしれない。」

鬼「会話が可能でしたね。」

神「360°全方位見れるというのも強いですね。」

朱「この状態なら不意打ちなんて出来ない。」

私「因みに君たちの会話。私も参加できるみたいだよ。」

鬼「分かるんですか?」

私「聞こえてきたから。」

朱「じゃあ戦場ではずっとくっついていて下さい。」

私「戦場なんて作る気はないけど、人間と戦争はするよ。」

神「私とどうかする意味ってあるのですか?」

私「ステータスの向上に使えるし、不意打ちにも使えそうだと思うけど。ないものねだりしたってしょうがないでしょう。あるものをどう活かすかが大切だと思うよ。」

神「はい。」

私「予定より早いけど、一旦帰る?」

サ「そうしようか。魔裟は、国に戻ってからこっちに来るんでしょう。」

私「そうなるね。」

サ「分かった。」

私「琉圭とサラちゃんは、サラちゃんの国に行って。ブラフラマーは、どっちでも良いよ。」

ブ「我は自国に戻る。」

私「分かった。それじゃあ、それぞれ行動して。」

ブラフラマーと琉圭とサラちゃんが出ていったから、陽魔境を迷宮内に入れる。

私「五人は着いてきて。というか、そばにいて。転移するから。」

執政室に転移すると、氷織がこちらを振り向かずに対応した。

氷「早かったじゃない。」

私「これからまた行くけどね。」

氷「あらそう。何をしに戻ってきたの?忘れ物?」

私「報告もあるし、みんなを集めてくれる。」

氷「分かったわ。ところで、貴方何人とやったの?」

私「何をですか?」

氷「子づくりよ。」

私「まだ零ですね。」

氷「あらそう。子供、作らないの?」

私「作る必要がありますか?」

氷「一国の王なのだから後継ぎくらい必要でしょう。」

私「貴方は、私の計画をすべて知ってるはずだけど?」

氷「忘れちゃったわ。もう一度教えてくれるかしら?」

私「その前に、私の質問に答えてくれる?」

氷「ええ良いわよ。」

私「私の本当の母親は何処行ったのかな?ルシファー。」

ル「気付いていたか。」

私「ええ勿論。」

ル「少し貴様を見くびっていたかな。」

私「三人前出て他の二人は急いでこの部屋から出て空間封鎖を行いなさい。一応、召喚『氷織』。」

氷「助かったわ。」

私「何時から捕まってたの?」

氷「三時間前ね。」

私「他に被害者は?」

氷「居ないわね。」

私「分かった。今から思念で教えることを上層部全員に共有し、作戦に取り掛かって。」

氷「分かったわ。そこの二人も連れて行くわよ。」

私「お願い。琉圭が居ないから空間封鎖して。」

氷「それじゃあ、誰も助けに行けないじゃない。」

私「なら、多少私に力を分けて。あれに勝てるのは私しか居ない。」

氷「全戦力で取り掛かったほうが、安全よ。」

私「全員生き残れるのか?」

氷「それは…」

私「確実な蘇生方法が確立していない今、犠牲者を出すのは得策じゃない。」

氷「貴方が死ぬのが一番損失が大きいの。分かってる?」

私「私を誰だと思ってるの?それに、私は死なないよ。」

氷「それじゃあ、これだけでも受け取って。」

私「有難う。死なないでね。」

氷「私を誰だと思ってるのかしら。」

私「頼りにしてるよ。お母さん。」

氷「それじゃあ、行ってくるわね。」

私「行ってらっしゃい。三人とも行くよ。」

四人「『同化』」

私「さて、始めましょうか。」

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