第六十四話
ブ「待たせた。」
私「別にいいよ。」
サ「それじゃあ仕事しよっか。」
ブ「仕事?」
私「国際法を作ります。」
サ「案があるんでしょう。そこに書いてよ。」
私「そのつもり。」
国際法
・戦争を行う際は三ヵ国全てが了承している場合のみ
・不当な理由で責められた場合他国に助けを求めることが出来る
・戦争中に連盟を抜けることは許されない
・各国二名ずつ代官を置くこと
・新しい法案は二人以上の賛成があって議題に出される
・森の資源は各国が共同して守る
・領土の区分は細かくは決めない
・勝手に国内に入った者がいる場合国際法に則り罰する
→国内は建造物を守る防衛ライン内
→領土内に侵入しても罰されない
・他国に入ったら他国のルールを守る
・以上は不変のルールとする
私「こんな感じでどうでしょう?」
サ「以上は、てことはこれから追加される法案は変更できるけどそれらは変えられないんだよね。」
私「これから追加する法案はいくつか疑問や矛盾点が出てくるかもしれないからね。」
ブ「我としては一切の異論はない。」
サ「少しは考えたら。」
ブ「長く生きててこんな事になったのは初めてなのでな。」
私「まあいいよ。出来ることから少しづつやって言って無能という汚名を返上しよう。」
ブ「絶賛勉強中。」
サ「領土は決めないのはなんで?」
私「連合の領土としてこの森全体を決めて、国の都市以外は自由に行動ができる。こうすることで「今まで狩猟に出かけてたけどあそこは魔王の領地になっちゃった」ということを大きく減らせる。」
サ「成程。」
私「連盟本部を私の国に、支店を君たちの国に一つずつ作ろう。」
サ「分かった。」
私「精魔物の魔王の首いる?」
サ「要らない。」
ブ「我にくれないか?我ならば首からそのものが持っていた実力と同じものを作れるぞ。」
私「あげる。」
ブ「うむ。」
私「もうやることない?」
サ「ないかな?」
私「国交樹立の宣言とゲート作成をを行うか。」
サ「分かった。ゲートは国内じゃないほうが良いんだよね。」
私「うん。だから門から出たところに場所さえ作ってくれればゲートは私が作るよ。」
サ「貿易って何を取り扱うの?」
私「それは商人に任せようか。」
サ「国をあげて行う訳では無いの?」
私「そうしても良かったけどそれで潤う商人はごく一部でしょ。」
サ「成程。」
私「それと不可侵条約も結ぶ?」
サ「いいよ。」
私「じゃあ条約締結の発表もしなきゃいけないのか。」
べ「すでにアスモデウスに調整を依頼しております。」
私「早いね。でもそれって氷織の仕事じゃない?」
べ「大丈夫でしょう。」
私「だといいけど。」
サ「宣戦布告はいつ行うの。」
私「いつでも良いよ。」
サ「じゃあこの状況下に国民が追いついたぐらいか。」
ブ「三ヶ月は時間がほしい。」
私「じゃあ三ヶ月後で行こうか。」
サ「了解。」
私「じゃあ三ヶ月ここにいようかな?」
サ「良いよ。」
私「御飯作ってあげようか?」
サ「いいの?」
私「いいよ。何が食べたい?」
サ「和食でお願いします。」
私「たまに食べたくなるよね。」
サ「もうこの千年食べてないから体が欲してる。」
私「人間の国にあったよ。」
サ「人間の国に行くと襲われるから。」
私「魔王だもんね。」
ブ「我はここらへんで失礼する。」
私「しっかりやるんだよ。」
サ「またね。」
ブ「うむ。」
私「さて何人食べるの?」
サ「ボクだけでいいよ。」
私「本当に?」
ス「我々は食べなくても生きていられますので。」
私「成程。」
ラ「ご遠慮願いたいと。」
私「成程。」
タ「大丈夫です。」
私「成程。」
ウ「頂きます。」
私「よろしい。」
私「出来たよ。」
サ「流石だね。」
私「君に料理を作ったのはこれが最初だから流石と言われても。」
サ「とりあえず食べちゃうよ。」
私「毒物が入ってる可能性は?」
サ「0だよ。いれる隙なんかなかった。」
私「味噌に入ってるかもよ?味噌は毒特有の苦みを消してくれるよ。」
サ「状態異常無効持ってるから。」
私「なら毒味なんか意味ないか。」
サ「見たいの?」
私「経験したことがないから気になって。」
サ「ボクも経験したこと無いな。」
私「それだけ信頼が厚いということにしておきましょう。」
サ「前向きだね。」
私「前向いてるからこそ転ぶんだけどね。」
サ「人生斜め下を見ろ。これの意味が今わかったよ。」
私「上を向いても前を見ても横を見ても後ろを見ても転ぶけど斜め下を見ていれば転ばないからね。」
サ「そうだね。」




