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第六十話

四星の冷星のアディアとやらに案内されて応接室とやらに入った。

ブ「して、何のようだ。」

私「まずはほんの手土産だ。クリスタ。」

ク「はい。」

ブ「これは丁寧にどうも。」

私「喜んでくれると嬉しいな。」

ブ「中身は何が入って、これは。」

私「貴方が送り込んできてくれた偵察者だよ。お酢を捨てて解凍すればまだ使えるかもよ。」

ブ「内臓が出ているのにか?」

私「否定しないんだね。内臓が出てても回復魔法でなんとかなるでしょう。」

ブ「何が目的だ。」

私「お願いを聞いてほしいの。」

ブ「お願い?」

キ「そんなの聞かずにさっさと殺してしまえば良いんだ。」

そう言って向かってくる男が一人。仲間が止めるのも無視してこっちに来る。

私「空夜。」

空「はい。」

空夜が私の前に立つ。

キ「お前には興味ねぇよ。」

空「僕もだよ。」

殴りかかってきたキュベレに対し、一気に間合いを詰め背負投を見せた空夜。遊び半分で見せた技をここで使うとは思わなかったが、かなり綺麗な型だった。首筋にナイフを当てる。

私「決まったね。」

ブ「私の部下が大変失礼した。」

私「殺していーい?」

ブ「それは困る。」

私「じゃあお願い聞いてくれるね。」

ブ「何だ?」

私「私達が協力するから大々的に国を作ろう。」

ブ「国と言っても大丈夫なほどいい場所ではないか。」

私「いや。まず治安の維持ができてない。交通整備、公共の福祉、法律そういった物が全部駄目。街としてこの城周辺は認知させることが出来たとしても、国として認知させることは出来ない。」

ブ「成程。それで、建国に協力して貴様に何の得があるんだ?」

私「国交を開いてもらおうと思って。」

ブ「国交?貿易をするということか?」

私「そう。そしてもう一人の魔王、サラスヴァティーにも同じことを提案する。そして、三カ国同盟を組んで、人間に対して宣戦布告を行うの。協力してくれるよね。」

ブ「嫌だと言ったら。」

私「今更そちらが条件を出せると思ってるのか。そこのバカを止められなかった貴様にも責任がある。この落とし前どうつけるんだ?別に武力行使に出たって良い。その場合私の出る幕すらなくすべて終わるだろうからな。」

ブ「いくら護衛の者が強いといえど、私達全員を敵にして勝つのは難しいんじゃないか?」

私「余裕だよ。全員自己紹介してあげな。」

ク「はい。亜人統一国財務大臣を努めております、サキュバスのクリスタと申します。」

空「亜人統一国近衛隊隊長吸血鬼、夜の王の空夜と申します。」

琉「亜人統一国外務大臣原初の竜、琉圭というのじゃ。」

凛「桜竜の凛桜と申します。」

べ「亜人統一国文部科学大臣悪魔の王ベルゼビュートと申します。」

私「亜人統一国国王田中魔裟斗と申します。」

六者「以後お見知りおきを。」

私「それでどうする?」

ブ「お話を受けさせていただきます。」

私「それじゃあ君達これから一緒に法律を考えましょうね。」

ブ「全てお任せするというのは?」

私「それ、属国か植民地になりたいと言っているようなものだよ。草案は私達が考えるから、なにか疑問があったら聞いて。」

ブ「有難うございます。」

私「統治中なにか困ったことがあったらいつでも聞いて。魔力の繋がりを持っておけば思念伝達ができるでしょう。」

ブ「はい。何から何まで有難うございます。」

私「亜人統一国憲法を参考にして作るよ。一日もかからないはず。」

                      〈十時間後〉

結果一部を除き、粗一緒になってしまった。

私「ここにいられるのは二ヶ月間だから。」

琉「それだけあれば完成するじゃろう。」

私「いや、国民が受け入れずに反乱する可能性がある。」

ブ「魔族は一番強いものに自動的に魔王の称号が渡るようになっております。」

私「じゃあなんであの新星ビシュに渡ってないの?」

ブ「厳密に言えば別種族だからです。」

私「あそう。」

ベルゼビュート嬢と二人になる。

べ「この国は憲法上完全なる絶対王政ね。」

私「他の魔族に内政できるか分かんないから。」

べ「それもそうね。」

私「明日から忙しくなる。」

べ「氷織殿がいませんからね。」

私「殿ってつけるんだ。」

べ「敬意を払ってますからね。」

私「私も貴方に敬意を払ってるよ。ベルゼビュート嬢。」

べ「怖くないのですか?」

私「泣きたいぐらい怖いよ。でも自分がやっていることが正しいと信じないと今すぐ壊れそうだから、自分を信じて労って明日も忙しいと笑ってごまかす。最近の生活だね。」

べ「私にはかなり正直なのですね。」

私「貴方が私を大事そうに心配するイメージが浮かばなかった。」

べ「まあそうね。他の悪魔は、貴方を心配するでしょうけど私はしないわね。」

私「なんで?」

べ「心配するほど相手を考え仕事をおろそかにしたくないからですね。仮にも敬愛する主が倒れ仕事をおろそかにし、国家転覆されましたは笑い話にもならないじゃないですか。」

私「そうだね。根っからの政治家なのかもしれないね。ベルゼビュート嬢は。」

べ「アスモデウスから伝言です。「何の問題もなく今日も平和に終わったのじゃ」ということです。」

私「話をそらしたね。平和なら良いや。問題が起きたら教えてもらってね。」

べ「そう伝えてあります。」

私「相変わらず優秀だね。」

べ「相変わらずと言われるほど離れてませんよ。」

私「ずっと一緒だもんね。」

べ「語弊がありますよ。」

私「そうだね。君から見てこの作戦うまくいきそう?」

べ「作戦どおり行けば成功率は百%ですね。未来を見るなと貴方は言ったそうではないですか。」

私「その私が未来ばかり見ていたら問題か。よし今を見て生きていこう。」

おちがない。

作戦って何だと思う?

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