第五十七話
登場人物たちの性癖は決して作者の性癖ではない。今回とんでもないシーンが出てきます。
{賢者倉田大和目線}
倉田「おい何処行ってたんだよ。」
毛受「なぜそれを言わなきゃいけないの?」
倉田「俺が協会で怒られている間に何してたんだって聞いてるんだよ。」
毛受「だからなんでそんなこと言わなきゃいけないの。」
倉田「俺が出かけたらいちいち聞いてくるだろうが。」
毛受「それは。あんたがトラブルメーカーだし聞いてるのは柏木さんでしょう。」
倉田「誰かに言われたってのが気に入らねぇんだ。誰が言ったかなんて関係ねぇよ。」
毛受「もういいわ。」
倉田「それで何処行ってたんだ?」
毛受「何処だっていいでしょう。」
どいつもこいつもふざけたこと言いやがって。前まではまだ良かった。他の奴らと一緒に過ごしていた時は魔王を伐つ賢者だと人気があった。だから魔王討伐のための遠征も引き受けた。そこからだ、一緒に連れて行った兵はほとんどが重症になってしまって壁がなくなり優雅なひとときが過ごせなくなった。屋敷にいるメイドに手を出そうとするとすぐにセクハラだ何だと喚き散らす。だから娼館に行って発散してたのに、だんだん泣かなくなってきて誤ってやり過ぎると店から金ふんだくられる。だから最近は九〜十二歳ぐらいの奴らを集めて周りに侍らせてる。奴隷ならどんな事をしたっていいからな。世話は全部石田に任せてる。あいつに任せておけば死ぬことは無い。まあ、そんな石田にも用事があったりするから全部あいつに任せているわけではない。そのときは石田が用意した保存食と、水を与えていれば問題はない。これでもかなりの値が付いた高級奴隷だから大切に扱ってやらないともったいない。しかしあまり石田に任せるのも酷かもしれない。しかしあいつが好きにやってくれてるからいいか。なにか問題があるわけでもない。よし、そろそろ腰を軽くしてこよう。あの娘達の泣き顔は、すごくいいからな。今日はどんな事をしてやろう。
{???目線}
この子も良い体だ。少しでも力を入れてしまえば簡単に折れてしまいそうなほど。本当はあやつも我のコレクションに加えてやりたかったのだが、なかなか情報を履かないので未だに拷問中だ。しかし、あの者が言った「貴様は自身の手駒だと思っている奴らと戦う。そしてその結果は貴様の負けだ。」という言葉かなり演算回路に残っておる。いい加減忘れておきたいのだが。それに心配は今のところはいらなさそうだ。見張りを自身の妃にしているなど気づかないだろうな。あの者共の演技も大したものだ。しかし、近くに勇者がいるとなると迂闊には近づけないな。まあ、今のところは覚醒していないそうだが、油断は禁物だろう。かなり厄介な存在になってきているがあの者に負ける理由など存在しない。そんな事より早くこの世界を滅ぼさなくては。あの御方に私が潰されてしまう。まあ、いずれあの御方も殺しあの立場になるのは我だがな。
さて、あの者の様子でも見に行くか。
?1「さて気分はどうだ?」
?2「まあ、思いの外悪くないよ。」
?1「それは良かった。貴様がさっさとはけば我のコレクションに加えてやるぞ。」
?2「貴様の感性がこれ一つ理解できない。男の子供に女装をさせて何が楽しい。」
?1「いずれ分かるようになるぞ。」
?2「さて、一つ賭けをしないか?」
?1「僕が情報を言うか、言わないか。」
?2「勝ったらどうなる。」
?1「君が勝ったら情報を全てあげよう。僕が勝ったら開放しろ。」
?2「それは出来ない。代わりに提案をしよう。」
?1「先に伝えておくと僕は未来が見れる。」
?2「その上で言おう。貴様が3ヶ月間貴様の拷問に耐えられたら、この鎖を3本外す。耐えきれずに途中で言ってしまったら我のコレクションに仲間入りだ。」
?1「死なないことを条件に入れといて。」
?2「よかろう。」
?1「それじゃあ楽しみにしてるよ。」
?2「楽しみにしておけ。そしてせいぜい苦しむがいい。」
{英雄石田陽目線}
さて、国が消えた代わりに出来たものを見てみたが、間違いなくあれはダンジョンだ。亜人たちがなにか見つけたのか?それとも、いや、あいつは死んだはず。しかし、数少ない希望にかけてみてもいいか。倉田達を裏切りたいが、裏切ったら間違いなく殺される。そして亜人達の元へ亡命することに成功したとしても、許してもらえるかどうかが、わからない。いや、許してもらえないだろう。奴隷を全て開放し送り届ければ許してくれるかもしれない。それに万が一あいつが生きていれば、まだなんとかなるかもしれない。でもあいつにもひどいことしちゃったしな。とりあえず、ここにダンジョンが出来たことだけ天帝に知らせるか。
{主人公目線}
私「政治に関して一段落をつけてから向かうよ。」
光「その時僕も出張でしょ。」
私「そうなるね。」
光「ほか誰が行くの?」
私「現役の兵士の人と行った…違う、私としたことがこんな簡単な事を見落とすなんて。」
光「何があったの?」
私「その情報は、本当に正確なの?」
光「でも兵士の皆さんが…」
私「その兵士今すぐ連れてこい。」
光「分かった。」
〈五分後〉
私「あの情報は、どうやって手に入れた?」
兵「それは、魔法で。」
私「なんという魔法だ。」
兵「時空魔法;遠視です。」
私「とりあえず使ってみる。」
使ってみると本当に死体は、あった。
私「疑って悪かった。」
兵「いえいえそんな。私にも非はありますから。」
私「そう言ってもらえると嬉しい。」
兵「ではこれで失礼します。」
私「ああ。」
光「予定通りということでいいのかな。」
私「うん。準備したら行くよ。」




