第五十五話
ラ「国民の生活向上のためにはまず何から始めたほうが良いでしょうか?」
私「その前に今お金ってどういうの使ってるの?」
ラ「我々は人間と同じものを。」
フ・へ・オ・ス「我々もです。」
カ「使っていません。」
私「竜人族って今食事は何を食べているの?」
カ「保存食が全員毎日三食食べても五年は持ちますのでそれを食べています。」
私「分かった。畜産農業者ってどれくらいいるの?」
光「全人口の十五%。」
私「酪農家は?」
光「七%。」
私「農業者は?」
光「十三%。」
私「作ってる作物の種類は?」
光「その前に、採集者は全体の五%。」
私「成程。」
桜「作ってる作物の種類だけど、危ないものもいくつかあったよ。」
私「まじか。依存性は?」
桜「今度調べるよ。」
私「よろしく。」
桜「作ってる作物は、菌類、米、小麦、イモ類、豆類、一部の葉物野菜、異世界特有の野菜。」
私「菌類ってきのこだよね?」
桜「そうだよ。」
私「もしかして危ないものって毒キノコ?」
桜「そうだよ。」
私「ドクツルタケ,シロタマゴテングタケ,タマゴテングタケ?」
桜「それは流石になかった。」
私「でしょうね。ヒカゲシビレタケとかかな??」
桜「ビンゴ。」
私「摂取後 30 分から 1 時間程度で,めまい,催眠,幻覚,手足のしびれなどの中枢神経症状を示すからかなり危険だけど大丈夫?」
桜「これから対策していきましょう。」
私「うん。輪作、二毛作、転作はやってるの?」
珠「いいや、やってなかった。そのせいでかなり痩せた土地があるよ。」
私「土地も迷宮内で生成可能だけど、さくもつとか家屋とかを考えるならば土地ごと回収が一番良かったからね。」
珠「まあ、それに関しては感謝している人が多かったよ。今貴方あの支持率が高い種族は、スライム、ドライアド、トレント、サキュバス、インキュバス、竜、吸血鬼ここら辺はほぼ全員。亜人たちの中で高い種族を上から竜人、エルフ、テング、鳥人、獣人、鬼人だね。でもどの種族も七割は超えているよ。」
私「現時点でそれだけあるならいいや。不穏分子は?」
珠「今のところはいないよ。」
私「了解。樹、お前ちょっと今度各地回って話を聞くだろう。そのときに必要な建造物の建設を頼んだよ。」
樹「分かった。魔法でやるんだろう。」
私「ああ、しっかりと作るんだぞ。」
氷「作らなきゃいけない建造物、下手したら五十を軽く超えるわよ。」
私「問題ないでしょう。ランドゲルム、お前に頼みたいことがある。」
ラ「何なりと。」
私「農業関連者全員を集めて、新しい農業についての説明会を行いたい。その招集と司会をやってほしい。原稿はこっちで用意するから。頼んだよ。」
ラ「お任せを。」
私「その時、樹お前手伝ってやれ。」
樹「何をしたらいいんだよ。」
私「実践だよ。詳しくは光に相談してね。」
樹「分かった。」
私「さて、ランドゲルムお前を農林水産省大臣に任命しよう。」
ラ「よろしいのでしょうか?」
私「やってくれないの?」
ラ「お任せを。」
私「よろしい。他の大臣も決めちゃうか。」
氷「なかったら不便だものね。」
私「ベルゼビュート嬢、貴方を文部科学省大臣に任命します。科学については秘密裏にお願いしに行くから。」
べ「お任せを。」
私「光くん、君を厚生労働大臣に任命しよう。」
光「やるよ。」
私「スカイ・ウインド、国土交通省に任命する。家は今度作ってあげる。」
ス「お任せを。」
私「珠洲、君は環境省大臣に任命するよ。」
珠「分かった。」
私「カルラ、貴君を防衛大臣に任命しよう。」
カ「任せてください。」
私「レヴィアタン、貴方は法務省大臣だ。」
レ「お任せください。」
私「桜花、君を総務省に任命しよう。面倒事は頼んだよ。」
桜「君らしいよ。」
私「財務省大臣にはクリスタ、外交大臣には、琉圭。頼んだよ。」
ク「お任せください。」
琉「任せるのじゃ。」
私「今回呼ばれていない、アスモデウス、グラシャラボラス、アンドロマリウス、ブネ、フェネにクス、ディア、レイ、空夜には別のお仕事があるんだけど、頼んでもいいかな?」
べ「危険な真似はくれぐれもしないで下さいよ。」
小声でベルゼビュート嬢が忠告してくれた。
私「アスモデウス、我が国の中心医療機構の会長をやってほしい。」
ア「任せるのじゃ。」
私「グラシャラボラス、警察庁長官に任命する。」
グ「任せて。」
私「アンドロマリウス、最高裁判所長官に任命する。」
マ「お任せを。」
私「ブネ及びフェネニクスは、王城守護庁長官に任命する。」
ブ・フ「お任せを。」
私「ディア、レイ、空夜は近衛隊隊長に任命する。」
デ「誠心誠意やらせていただきます。」
レ「常におそばにいさせていただきます。」
空「この命に変えましても、守ってみせます。」
私「うん。これで終了。どうした樹?生魚のような目をして。」
樹「いや、俺だけ地位がないんだけど。」
私「特別な地位を任せなかった?」
樹「そんなものを言われた覚えがない。」
私「相変わらず物覚えが悪いね。もう一度任命してあげる。」
樹「お願いします。」
私「樹、君には国民の声を聞き生活を補助する国民補佐長に任命する。業務内容を超過したお願いは聞かなくていいし、お茶を飲んで国民と話しながら過ごしているだけでもいい。但し、これは最も大切な仕事だから抜かり無いように。」
樹「たしかにそんなこと言われた気がする。まあ、任せろ。」
私「業務内容は今度伝えるよ。」




