第五十四話
一気に時間が進みます。
私「今日はもう寝ましょう。」
桜「明日の予定は?」
私「法律を作ります。」
〈二十日後〉
私「ようやく形が整ってきたね。」
氷「後調整をするだけ。すぐに終わるわね。」
私「軽く見積もって三日位か。思いの外早く終わりますよ。」
氷「そうだといいんだけどねえ。あれを作ってくれるかしら?」
私「分かりました。」
本日作るのは、ラム酒をベースに、ホットミルクとバター、砂糖、シナモンを加えたホットカクテル。ホット・バタード・ラム。結構簡単に作れるが、他人に出す場合は保健所から認定をしてもらわないと駄目だ。
桜「王があんなんだと、ここは女王国と間違えられそうだね。」
光「あの子はやるときはやるよ。」
珠「やるとき以外は全くやらない。」
樹「そんな事はないんじゃないか?」
光「あれでも頑張ってる方だからね。」
桜「昔に比べたらそうだよね。」
珠「普通が嫌いだし、いきなり襲ってくるし節操なかった。」
私「頭にお湯かけて差し上げましょうか?全員。」
桜「遠慮しておきます。」
私「遠慮する必要はないのよ。」
光「そんな事より、最近亜人の複数のグループが行方不明で捜索をしたいらしいけど?」
私「貴方と空夜と琉圭を同行させるのであれば許可します。」
珠「でも殺された可能性が高いよ。」
私「なぜ?」
珠「上から確認してみたとき兵だと思われる亜人の新しい死体が人間の国の方、南方に。そこには倉田と石田、石崎、柏木、毛受の五人がいた。知っている限り彼らは賢者、英雄、聖者、聖騎士、格闘家の才能を持っている。それなりの強さだと考えるべき。」
私「なるほど。分かった私も行く、と言えたら良かったんだけど私は魔王と桜龍に対して交渉を行わなければならない。政治に関して一段落がついたら二組同時に出張だ。私達がいない間は、桜花と珠洲矢、レイ、ディアと亜人と悪魔でまとめ上げてね。」
樹「俺は何処に行くの?」
私「何処もいかないよ。」
樹「じゃあ何すんの?」
私「何かできるの?」
樹「力仕事。」
私「国民の声を聞きに行ってきなさい。」
樹「分かった。」
私「それじゃあご飯作ってくるから、光説明は頼んだよ。」
光「分かった。」
私「出来たよ。」
氷「このわらび餅どれくらい食べていいの?」
私「好きなだけ食べてください。ただ、糖尿病には気をつけてください。」
氷「この体でもなるの?病気にはならないと聞いたんだけど。」
私「ベルゼビュート嬢どうなの?」
べ「はい。基本的になるような病気には一切なりません。あるとすれば気持ちの問題かと。」
私「だ、そうです。」
氷「なるほどね。じゃあ全部食べても問題ないか。」
私「まじか。太るよ。」
氷「なにか言った?」
私「いいえ何も。」
氷「今回の件で一番頑張ったの誰よ。」
私「お母様です。」
氷「じゃあ三つ願い事を叶えてくれるかしら?」
私「できる範囲であれば。」
氷「じゃあまず一つ目、このわらび餅全部頂戴。二つ目、私に経済産業大臣の地位をよこしなさい。三つ目、会計検査院を私の傘下に入れて。以上。」
私「分かった。わらび餅は好きにしていいからもう一個なにかお願い事はないの?」
氷「そうなの?強いていうならば、国土開発・都市計画の責任を私に一任してほしいわね。」
私「分かった。じゃあ氷織を経済産業及び国土開発・都市計画責任者、宰相、会計検査院院長の地位に任命します。異論は?」
氷「私、宰相の地位はいらない。」
私「じゃあ全部外すよ?」
氷「分かったわよ。」
私「じゃあ決定ね。」
光「新しい制度作ったら?」
私「新しい制度?」
光「一番役立つ行動をした人は三つお願い事を可能な範囲で叶えてくれる。」
私「分かったよ。でもこれはここの中だけだからね。」
ア「それって何処までなのじゃ?」
私「君が一番やりたがってることができるかもよ。」
ア「本当に?」
私「さてどうでしょう。」
ア「頑張るのじゃ。」
私「但し、他者を蹴落とすような真似は絶対にするなよ。やったら、首飛ばすよ。」




