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勝手に異世界転移させられて許せるわけがないでしょう  作者: 黄菊華
第三章バベルの塔攻略編
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第四十話

百一階層は、他とは違う荘厳な雰囲気を醸し出している。

源「ここまで人が来るとは、珍しいではないか。」

私「私の仲間になってよ。」

源「配下になどになるくらいであれば死ぬぞ。」

私「配下じゃないよ。お友達になって。」

源「お友達だと。貴様我を舐めているのか?」

私「私は貴方のことを飴だとは思っていないんだけど。」

源「じゃあなんと思っているのだ。」

私「綺麗だなと。」

源「当たり前の事を言われても照れないぞ。」

私「そりゃあそうでしょうよ。」

源「なぜここまで綺麗なのか知りたくないか?」

私「ぜひ知りたいです。」

源「絶対防御といってな、何人たりとも傷つけることの出来ない鎧のオーラによってただでさい綺麗な鱗がより一層綺麗になるという仕組みだ。」

私「鱗一枚一枚が絶対防御の権能を保持しているの?」

源「その通りだ。一枚いるか?」

私「取れるの?」

源「我でも無理だ。」

私「だめじゃん。話を戻すけどお友達になってくれないの?」

源「我に傷一つでも付けられたら構わないぞ。」

私「分かった。それで行こう。」

源「オリジンブレス」

私「アイスウォール」

源「今のを防ぐか。」

私「殺す気ではなかったくせに。」

源「見抜かれていたか。」

私「にしてもブレスの色何故、虹色。」

源「何色が良いのだ?」

私「淡い青色。」

源「よし次からはそれで行こう。」

私「出来るんだ。」

源「クラッシードデス」

私「ニュウライトオブライフ」

源「オブシデンソード」

私「ダイヤモンドウォール」

源「ヘルフレイム」

私「アレイ」

源「サウザントスピア」

私「ディスペル」

源「なかなかやるではないか。」

私「まだこの世界に来てから一ヶ月も経ってないんだけど。」

源「自惚れるでないぞ。」

私「それは分かっているよ。」

源「ならば良い。」

私「ポジテイブフレア」

源「目眩ましぐらいにはなるぞ。」

私「それが分かれば十分。行くよ梅花。」

源「かかってこい。人間。」

私「サンフラワー,グラビティノア」

源「ゼログラビティ」

私「インプロージョン」

源「ディスペル」

私「これが弱点か。アイスソード,インプロージョン。」

源「オリジンブレス,ディスペル」

私「火竜烈斬。」

源「言っただろう。我の鱗は絶対防御だ。」

私「ひびが入った。」

源「不壊でなければ砕け散っていたぞ。不変であればひびすら入らなかっただろう。」

私「これを使わずに勝てる相手ではないか。」

源「何をやってもさっきと同じ結果になるぞ。」

私「それはどうだろう?行くよ新月。」

源「オリジンブレス」

私「『空間切断』。」

源「これは、次元断層か。迂闊に近づくと危険だな。」

私「絶対防御があるのに?」

源「次元の狭間に飲み込まれたら流石に死んでしまうだろう。」

私「『絶対切断』。」

源「鱗の何枚かが絶対防御の効果を失った?」

私「せいっ」

源「この我に傷をつけるとは、この状態でやり合っても意味はあるまい。」

私「なってくれるの?」

源「お主の嫁にでもなってやろうかの?」

私「せめて婿でお願いします。」

源「なんじゃお主そういう趣味なのか?」

私「口調変わってますよ。」

源「お主こそ何故今になって敬語なのじゃ?」

私「とりあえず友だちになってくれたということで良いんですね。」

源「勿論じゃ。それと我の傘下にいる竜五万匹は、手下にしてやろう。」

私「いや、君の傘下のままでいいよ。だって君は僕の所に来るんだろう。」

源「お主がそれで良いのならそれで良い。酒を飲もうぞ。」

私「一時間だけだよ。私がここに来てからもう一時間も経ったんだから。」

源「つれない事言うでない。」

私「また今度別の場所で飲んであげるから。」

源「それならそれで良いのじゃ。」

私「酒って毒判定じゃなかったけ?」

源「そうじゃよ。我は毒以外の状態異常は完璧なのじゃ。」

私「つまり毒は効くと。」

源「最強にも弱点が必要なんじゃよ。」

私「人間と真逆ですね。」

源「どういうことじゃ?」

私「人間は、最弱だからこそ最強の種族。そしてゲスでクズで殺しても殺し足りないような奴らに対して貴方は、最強で綺麗で殺すことの出来ない者、ということです。」

源「お主の子が欲しくなってきた。」

私「性別男ですよね。」

源「性転換など朝飯前じゃ。」

私「私も出来ますよ。」

源「そうなのか?ところでお主名はなんというのじゃ?」

私「田中魔裟斗です。魔裟と呼んで下さい。」

源「我は名を持ったことがないのじゃ。」

私「ではこれからは、琉圭という名前を名のったら。」

源「どういう意味じゃ?」

私「深い青色の美しく綺麗に磨かれた宝石。」

源「気にいった。今から琉圭を名乗るとしよう。」

私「人の姿になれたりする?」

源「勿論じゃ。こんな感じで良いか?」

私「もう少し背短く。」

源「この位かの?」

私「うん。すごい可愛いよ。」

人間の姿は、身長百五十センチメートルていど。藍色の髪に碧色の瞳。非常に愛らしい見た目。

竜A「準備が整いました。」

源「それでは魔裟よ宴会に行くぞ。」

そう言って何故か女性の姿になった。

私「分かったよ琉圭。」

                    〈一時間三十分後〉

私「やばい時間が。急いでこれの片付けをして。」

竜A「承知いたしました。」 

                      〈三十分後〉

私「琉圭も行くよ。」

そう言って琉圭の手を取って階段を降りる。

私「遅くなりました。ただいま帰りました。」

桜「おかえり。」

光「心配したよ。」

珠「生きてて何より。」

私「発表があります。原初の竜含め百一階層にいた全ての竜が仲間になりましちゃ。噛んじゃった。」

琉圭〈ルカ〉

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