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勝手に異世界転移させられて許せるわけがないでしょう  作者: 黄菊華
第三章バベルの塔攻略編
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第三十九話

九十六階層と九十七階層に居た、新しく配下になった総勢約七万名はクリスタとディア、レイ、空夜の四名に任せて移動してもらっている。トレントやドライアドは種になれるから良かったし、スライムは全員くっついた。だがサキュバスやインキュバスには大勢が簡単に移動できるものがないようだ。私達は、九十八階層〜百階層まで攻略して百階層で待っていれば良いらしいから言われた通りに進んでいるが、歯応えがなさすぎる。何か起こるわけでもなく簡単に九十八階層を攻略できてしまった。九十九階層先程より多少相手が強くなった程度だが、進むにつれて敵の強さは上がっていく。それでも私の敵となりなり得ない。さてここで三つの力についておさらいしよう。まず三つの力とは、精力、魔力、武力の三つの力【国力】と財力、権力、努力の三つの力【貴力】と精神力、体力、堪忍力の三つの力【民力】の計九つの力のこと。これらが高い国は、世界的地位が高いと書かれていたが、この後出てくるであろう三つの国相手にこれ全て勝つことのできる人間の国はあるのだろうか?とはいえ人間の国は、六各国共同統一天帝国しかないからかなり厳しいだろう。この迷宮に入ってから約十五日間攻略はできているが時間感覚が狂っているため本当に十五日なのかも怪しい。それに見通しを持って計画を立てるのは良いが、あまり精密にしすぎるな、か。そうだったね。忘れるところだった。この事は絶対に忘れてはならない大切な言葉だから。未来を見るより今を見ていないと立てた計画が狂いやすくなる。それだけは避けないといけない。

私「最長後今日入れて二日で攻略するよ。」

光「分かった。」

桜「この階層はそろそろ突破できるでしょ。」

樹「階段が見えてきたぞ。」

珠「前に誰か立ってるよ。」

ア「止まれ人間ども。」

私「誰?」

ア「我は四天王の一角アマスである。そこら辺の雑魚より強いから遠慮せずに来ると良い。」

私「せいっ。」

遠慮しなくてもいいと言われたが、多少は手を抜いてあげた。

ア「貴様なかなかやるようだが私には無意味。」

私「じゃあもう一段階上げてもいいか。」

ア「えっ、今の全力じゃないの?」

私「五分の一位の強さだったかな。」

ア「どうせ強いのはお主だけなのであろう。」

そう言って桜花に殴りかかったアマス。その直後きれいな切れる音が聞こえてアマスの首が飛んだ。

ア「馬鹿な…」

桜「行こうか。」

私「そうだね。」

アマスの死体を処理して階段を上ると五名の敵が居た。

精魔王「貴様ら、下の階に居た奴らはどうした?」

私「殺さないとここまで来れないでしょう。」

精魔王「それもそうだな。それで要件はなんだ?」

私「君のいや、君たちの首をちょうだい。」

精魔王「そういうふざけたことは我々に勝ってから言うが良い。」

私「じゃあそれぞれ一対一でいい?」

精魔王「それで良いぞ。」

私「じゃあそれぞれ頑張るように。」

四人「はい。」

精魔王「それでは始めようぞ。少しでも余を楽しませてくれ。先に言っておこう。我はお主等を殺すつもりはない。」

私「殺す気で来ないとすぐ死ぬよ。フレアフラワー」

精魔王「どうやらそのようだな。精力開放」

私「それなりにやるんだね。」

精魔王「吸精結界」

私「それなりに違和感があるけどなんの阻害効果?」

精魔王「我が全力担ってもこの対応。それにここまで自然に結界内部を動けるとなるとかなり性欲が強いらしい。」

私「こっちも全力で行くよ。」

現在の精魔王だが、珠洲矢と同じレベルの領域まで強化されている。かなり厄介で回復の力まで上がっていることを考えると勝つのに時間がかかる相手だ。

精魔王「どうやら我ではお主に勝つことは出来ないようだな。次で決着だ。」

精魔王がそういった瞬間周囲の精力濃度が極端に減った。

桜「こっちは終わったから頑張って。」

光「応援してる。」

珠「勝ってね。」

樹「負けるなよ。」

私「ああ。」

精魔王「フルブラストインパクト」

私「デッドアイス」

精魔王「さらば…」

私「終わったよ。」

光「お疲れ様。」

私「これをあげる。生命の石といって私が死んだ時にそれは砕ける。」

珠「なんでこんなものを今渡すの?」

私「それじゃあ、一人で百一階層攻略行ってくる。」

光「まってせめて他のみんなが来てからにして。」

私「これは決定事項だから。」

珠「いってらっしゃい。」

桜「生きて帰ってきてね。」

私「ええ、きっと。」

                     {桜花目線}

桜「まだ帰って来ない。」

光「石はなんともないから大丈夫なはず。」

珠「そう信じていないと。」

樹「今からでも手助けに行くか?」

桜「さっきから同じことしか言わないね。」

光「もう少し待とう。」

                     〈三十分後〉

ク「お待たせしました皆様方。」

光「いやそこまで待ってないよ。」

ク「ところで魔裟様はどちらに。」

桜「一人で百一階層。」

ク「なっ危険すぎます。生きておられるのですか?」

珠「生命の石ならあるよ。」

ク「今のところは無事なようですね。」

光「かけでもしたら駆け込むつもりだよ。」

                    〈三時間後〉

魔「遅くなりました。ただいま帰りました。」

桜「おかえり。」

光「心配したよ。」

珠「生きてて何より。」

魔「発表があります。原初の竜含め百一階層にいた全ての竜が仲間になりましちゃ。噛んじゃった。」

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