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勝手に異世界転移させられて許せるわけがないでしょう  作者: 黄菊華
第三章バベルの塔攻略編
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第三十八話

私「ただいま。」

桜「おかえり。もう少し話しに行ってて良かったのに。」

私「じゃあ行ってこようかな?」

桜「冗談です。行かないで下さい。」

空「ご飯できました。」

レ「一応もう一人分作っておきました。」

私「明日の朝からは九人分だから。またご飯作ってもらうかもしれないからその時はよろしく。」

空「毎日作っても宜しいですか?」

私「それはだめ。」

空「何故でしょう?」

私「私がやりたいから。」

空「分かりました。」

不承不承という感じだが受け入れてくれてよかった。

私「樹一人分多いからお前二人分食え。」

樹「良いのか。」

私「ええ。」

樹「有難う。」

因みに今日の夜ご飯は、エビフライとエビの頭のから揚げだ。空夜の得意料理は揚げ物らしい。だから彼に料理を任せると必然的に偏食になってしまうだろう。健康で居るには適度な栄養があれば十分。過度に有りすぎてもなさすぎてもだめ。そして牛乳を飲まない。牛乳には含まれているカルシウムの量の割に吸収するのに必要なビタミンDがたりていない。これでは逆に骨を弱くしてしまう。それと加工肉とマーガリンも食べないほうが良い。この世界にマーガリンは存在しないけど。だから基本的にこの三つはあまり食べさせてない。それと基本的に一時間座ったら立つこれを徹底している。一秒でも長く生きれるように彼らに教えているのは、これだけ。他にもあるけどそれをやるのは私だけ。彼ら全員が私より早く死んだら後を追うのは私一人。でも彼らより先に私が死んだら追うのは一人じゃ済まないはず。だからこそ私がみんなより健康に気を入れている。

私「うん。エビフライ美味しいよ。でもね、揚げてからすぐにお皿に移さないで三分くらい油を切ってからのほうがより良くなるよ。」

空「それは揚げ物全般そうしたほうが宜しいのでしょうか?」

私「そうするのが一番だよ。じゃあ私寝るから。樹これあげる。」

樹「おっおう。」

空「そんなにお口に会いませんでしたか?」

光「手術後だからね。」

桜「魔裟は手術後何か食べる事はしないんだよ。」

私は、部屋を出た後クリスタの元へ向った。

私「気分は?」

ク「悪くないわね。」

私「人間の奴隷に対する扱いを聞いても良いかな?」

ク「聞いてどうするつもりなのかは聞かないでおきますわ。」

私「教えてあげても良いんだよ。」

ク「ご遠慮願いたいですわ。」

私「それならそれで良いのだけれど。」

ク「では、話ますよ。宜しいですね。」

私「ああ。」

ク「人間は、エルフと獣人襲いさらった後真っ先に行うのが麻痺してしまう薬を注入、奴隷紋を刻みつけて命令に逆らえないようにする。それでも反抗する者が居るから調教をするのだけれどその内容がねかなり酷いものなのよね。水もご飯も与えず限界に近づくと差し出す。でもただじゃ食べさせない。中に大量のある薬が混ぜられていて、その説明をされた上で食べるか食べないか選択を迫られるの。それで食べなければ次は眠らされて、強制的に点滴を打たれ魔法で支配された後に鉱山送り。ずいぶん酷いでしょう。」

私「そうだね。それが知りたかったからこの後の行動計画がまた綿密に組めるようになった。」

ク「貴方はどうやって人間を滅ぼすつもりなの?」

私「極力こちら側からは、手を出さない。魔王二人と協力し国を作った後連盟を作り宣戦布告だけする。」

ク「魔王が協力するのですか?」

私「だめだったら違う方法を考える。」

ク「何故それほどまでに自信があるのですか?」

私「人間なにかを信じていないと生きれないんだよ。私も人間だ。」

ク「話が変わりますが提案があります。迷宮を出て一段落した辺りで桜龍に会いにいきましょう。」

私「君は外の世界について詳しいね。」

ク「元々は外の世界に住んでいたので『影之王国』と『神体生成』さえ使えば何ら問題はございません。」

私「本当にその二つのスキルチートレベルだよね。」

ク「それで返答は?」

私「行くだけ行ってみようか。」

ク「私の提案を受け入れてくださり有難うございます。」

私「それじゃあおやすみ。」

ク「一緒に寝てくれるのですか?」

私「婚約して早々相手を亡くしたくないから。」

ク「有難うございます。」

                      〈次の日〉

昨日クリスタと寝たけど、いや私は寝れなかった。だって相手は女の子だよ。私を殺そうとしてきていた人たちと同じ性別なんだよ。寝間着薄いし。

ク「おはようございます。」

私「はい。おはよう。」

ク「昨日は良く寝れましたか?」

私「おかげさまでね。」

ク「それは良うございました。それでは会見、発表に行きますよ。」

私「もう、分かった。」

ク「それではテラスに出て下さい。準備は整っております。」

私「じゃあ急ごう。」

そう言って二人でテラスまで向かうと他の人達と見物人は既に集まっていた。

ク「おまたせしました皆様。こちらにおられる方が私の婚約者であり我らの新たな王であらせられる田中魔裟斗様です。なにか一言ご挨拶を。」

私「まず第一に前国王や元第一王女のように勝手に貴方がたを売らないこと、奴隷にしないことを誓わせて下さい。そして次に大きな発表があります。知ってる人がいたらその人も共犯です。前国王が呼び寄せた人間が貴方がたを奴隷にしようと襲ってくるので急いで移住しましょう。支度しに行ってきて下さい。」

国民「承知いたしました国王陛下。それと敬語でなくて結構です。」

                    〈十分後〉

国民「支度が整いました。」

私「それじゃあ行こうか。何人か護衛をつけるから、私達はこの先に居るであろう敵を先に倒しに行ってきます。」

国民「後武運を国王陛下。」

私「指揮が高い。国王が変わった後がこれって異常なんじゃないの?」

ク「失礼に当たらないように強さについて少しだけ喋りました。」

私「それだけじゃないでしょうに。」

ク「他に思い当たる節はございませんが。」

私「ならいいや。」

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