第三十五話
青紫=黄
黄=青紫
ク「流石はノミ虫。変な生き物を作るだけありますね。」
人「変な生物ですって。」
ク「おや、貴方方が精魔物と呼称する生物のことですよ。無駄に子供だけ欲しがっていて取るに足らない実力しかないゴミ共ですよ。アイツラと私共を一緒にしないで下さい。それと後ろのゴミとも。」
人「自分の父親にゴミと言うとは、教育がたりてませんでしたか?」
ク「教育が足りていないのは、貴方方でしょう。人体実験なんていつの時代も禁忌とされていたはずだけど、知らなかったのかしら。」
人「もういい。殺す。」
ク「言葉で勝てないからってすぐに暴力ですか?貴方のほうがよっぽどおつむが悪い。」
王「何故貴様はそこまで余裕なのだ。何か勝算でもあるのか?」
ク「ええ。でも貴方にそれを教えるほど馬鹿じゃないわ。だけどヒントをあげる。私には既に主がいるの。そのお方が私の危機を黙ってみているとでも、とだけ言わせてもらうわ。」
王「それは、貴様の屋敷にいる異世界人か?それならとっくに対処しておるわ。」
ク「では、貴方の後ろにいるのは誰なのでしょう?」
王「何、そんなハッタリが通じると思うなよ。」
魔「ハッタリと思うのならそう思っていろ。ただこの場にある絶対変わらない事実は、貴様がうちのこに手を出したことだけなんだよ。」
{主人公目線}
王「貴様、何故ここに。いや、どうやってここまで来た?屋敷は完全に閉鎖していたはず。」
私「周りはね。空と地下はがら空きだったよ。」
王「あの馬鹿どもが。だからあれほど捕まえたら全て閉じろと言っていてのに。」
私「バカはお前だこのクズ。うちの者に手を出してただで済むと思うなよ。」
人「なんだいあんた。このまま帰るっていうのであれば見逃すよ。さっさと帰りな。」
私「パワーオブベアー」
人「なんだいこれ力が漲ってくる。まさか私に強化魔法をかけたのかい?馬鹿なやつだね。」
私「パワーオブベアー、パワーオブベアー、パワーオブベアー、パワーオブベアー、パワーオブベアー」
ク「何故敵に強化魔法を重ねがけするのですか?」
私「まあ、見ていたらそのうち分かるよ。」
人「なんだいこれ?体が暑い。」
私「パワーオブベアーは、対象者の攻撃力を1.5倍にする魔法。強化魔法は肉体に一定値負荷をかけ続ける。つまりかけすぎると逆に体に悪い。パワーオブベアーは強化魔法で最も攻撃力を上昇させることが出来る。その分負荷も大きい。つまり最も簡単に体の崩壊を引き起こすことが可能な魔法ということ。パワーオブベアー」
人「抵抗できない。」
私「強化魔法は、回復魔法と同じで神秘の力に由来する魔法。つまり抵抗できないし許されない。」
人「なら今のこの力であんたを殺してやる。」
私「その程度の力しかないようであれば無理だよ。」
人「くそっ、あんたも何かしなさいよ。くそっ死にたくな…」
そういった瞬間女の体が弾けた。
王「無駄に足掻くのは王族の品位を落とす。」
私「大丈夫だよ。あんたもう王族じゃないから。」
王「何?私はこの国の正式な王だぞ。それを外から来た貴様に王ではないなどと言われたくない。」
私「君の部屋に向かった時面白い報告が入った。今まで一度も見舞いに行かなかった王が手術の決定を知るなり突然見舞いに向かった。おかしいですよね。娘の命より大切なものと言ったら自分の命ぐらいですよ。まあ、娘のためなら自分の命だって惜しくないと言えるものが多数居るこの世界で本当に娘のことを思っていないのか?という疑問が生じたので貴方の家を調べました。そしたらなんとびっくり理由の分からない条約が結ばれていてそこに『娘を殺したら植民地にする』という条件も有り、貴方のサインもあった。」
王「それだけで何故私が王ではなくなったというのだ。」
私「人の話は最後まで聞きなさい。理由はこれだけではないの。」
王「他に何があるのだ。」
私「さっき殺したあの女の部屋に行ったら机の上にこんな紙が置いてあった。内容を要約すると『任務を成功させたら私は死にます。任務を成功しない限り私は死にません。』と書いてあるんだよ。つまり、そこの女が死んだことによって、任務は達成条約は締結。因みに一般的な植民地は、経済、国政を全て六各国共同統一天帝国に支配される国のこと。よって植民地になったため貴方はもう王では有りません。まあ傀儡王、愚王、偽王等々様々な形で呼ばれると思いますが頑張ってください。因みにクリスタ王女例の件はどうなの?」
ク「順調です。しかし、思いつきませんでしたわ。王に従う者のみを残し私に従ってくれる者は外に連れて行く。まあ、こんなクソに三割も支持率があって私は、驚きました。」
私「つまり七割は、貴方の意に従うと?」
ク「ええ。これでも国民からの支持率は高く、次期女王と呼ばれる程よ。」
私「兄弟、姉妹は居るの?」
ク「ええ。まあ王側で私が昨日会った時も罵詈雑言を浴びさせられたわ。」
私「殺すの?」
ク「いいえ。」
王「いつ病院を出たというのだ。見張りは付けていたはずなのに。」
私「相変わらず便利なスキルだね。」
王「あのスキルで何が出来るというのだ。」
私「王様が知っているスキル以外にもレアスキルそれこそレジェンド域を超えているスキルをこの子は持ってるんだよ。」
王「何故貴様が知っているのだ。」
私「聞いたら教えてくれた。」
ク「貴方は幼い私が先天的に持っているスキルしか聞いていなかったから知らなかったのよ。」
王「聞いたら教えてくれたのか?」
ク「ええ。その頃の私はまだ貴方を信じていたからね。」
私「話は終わった?」
ク「ええ。」
私「行こうか。」
ク「貴方と一緒ならどこまでも。」
前書きの意味分からないでしょ。この後の物語を読めば分かります。




