第三十一話
魔裟斗激怒
私「朝ご飯は、極力一定の量にしないといけないらしいから気を付けるんだよ。」
レ「はい。あっディアもやる?」
デ「僕は、見張りに徹させて頂きます。」
光「怒りを収めていただくには、どうしたら宜しいでしょうか?」
私「高校生同士で性行為をして妊娠しました。責任取って父親になりますじゃあ済まないの。何の責任も取れてないでしょうそれじゃあ。」
桜「そうですね。」
私「そうですねじゃねぇよ。自分で考えろ。」
樹「何をですか?」
私「それも自分で考えろ。」
光「再発防止に努めさせて頂きます。」
私「何を?何が再発しないようにするんですか?」
桜「夜ふかし。」
樹「寝坊。」
光「浅い睡眠。」
私「そこのずっと黙ってるやつ。」
珠「盗み聞き。」
私「なるほどお前たち。人が夜中一緒に寝てるときの会話を聞くために夜ふかしをするも、何も聞こえなくて断念。色々考えていたら浅い睡眠になってしまい、結果寝坊。気づいてないかもしれないけど私のテントには防音結界が張ってあるの。どんな大きい音でも外に漏らさない。」
光「つまり、防音結界が張ってあったから盗み聞きが出来なかったと言うことか。」
桜「何を念入りに守ってるの。他にも守るものがあるでしょう。」
私「今日のご飯は抜き。自分で作ってね。」
珠「お願いします。許して下さい。」
私「この程度のことで、土下座か。やすい頭だね。」
桜「寝坊でここまで怒らなくても…」
私「盗み聞きしようとした奴がとやかく言うんじゃない。」
光「何を条件に許してくれますか?」
私「三つかお願いを聞いてほしいの。」
光「今ですか?」
私「一つ目、この迷宮内で仲間を増やしたい。」
桜「後の二つは?」
私「百一階層は、私一人で攻略したい。そして最後の一つは、王になったら王妃を作ります。」
珠「一人で百一階層攻略は危険だよ。」
光「いいよ。その代わり、何かあったらこの約束は破るよ。」
私「いいよ。」
樹「いいのか?」
光「実際この条件は痛いが、なにか問題があるわけではないから。」
私「契約成立ということでいいのかな?」
光「いいよ。それよりこの条件を飲ませるために怒ったでしょ。」
私「そんなことないもん。ただ盗み聞きされて嫌だっただけだもん。」
桜「じゃあそういうことにしておこうか。」
珠「ところで朝ご飯は?」
私「ディアが作ってくれたよ。私は、手助けをしただけ。」
デ「魔裟様には及びませんが、僕も意外と作れるのですよ。」
私「それで何を作ったの?」
デ「たまごサンドとかつサンドです。」
私「キャベツ入れた?」
デ「はい。指示通りに。」
私「なら良いよ。」
光「手助けしたんじゃないの?」
私「焦らないように時間を稼いだ。それと材料の支度。」
珠「色々利用されてるね。」
樹「そうだな。どうやったらあそこまで頭が回るんだ?」
珠「昔、光くんと互角程度だったらしいよ。」
樹「本人が言っていたのであれば、謙遜も入ってるだろ。」
珠「そうでもないんだよ。テストの点が全て一緒。ノートの評価も一緒。互角でしょ。」
樹「互角だな。」
私「そこ、ご飯いらないの。」
二人「いります。」
私「じゃあさっさと食べる。食べ終わったら攻略するよ。」
光「寝坊して消費した時間約五分取り戻すよ。」
桜「普段僕たちが食べる速度が遅すぎて魔裟に迷惑かけてるからね。」
珠「どんなときでも五分で食べ終わってますからね。」
私「無理はしないように。辛くなったら言うんだよ。」
樹「それは、魔裟もだからな。」
私「分かってるよ。」
光「元の世界では、何度も教えてくれなかったじゃん。」
私「その説は本当にご心配とご迷惑をおかけ致しました。」
桜「迷惑では、なかったよ。」
私「まさか眼前暗黒感程度にやられるとは。」
珠「たちくらみをわざわざ正式名称で言わなくてもいいでしょ。」
私「みんな食べ終わって片付けも終わったね?行こうか。」
そう言うとみんな支度し始めた。全員の支度が終わり出発して着いた九十五階層。色々な女性型の魔物(精魔物)がいる。一匹の精魔物を示して樹に指示を飛ばす。
私「樹、試しにあいつ殴ってみろ。」
樹「分かった。行ってくる。」
そう言って樹は殴りに行った。樹の殴りが顔面直撃、相手は転げ回っている。
ラ「おのれ人間このラシャ―様に何をする。」
私「一つ聞きたいけど、吸血鬼を性奴隷にしてるって本当?」
ラ「本当じゃよ。奥の方で男どもが凌辱しておる。」
私「見た目は?」
ラ「さっきから何者じゃお主。殺されたいのか?」
私「殺されたくなかったら質問に答えなさい。」
ラ「男に我らを殺すことは出来ないのじゃ。お前たちやってしまえ。」
私「ショックウェーブ」
精「ぐっはっ…」
ラ「馬鹿な。早く立ち上がりあの者共を殺すのじゃ。」
私「もう死んでるよ。質問に答えてくれる?」
ラ「もちろんです。」
私「吸血鬼の見た目は?」
ラ「青と黒の髪。露出度の高い女性服。赤と青の瞳。」
私「他には?」
ラ「奥の方で男どもと毎日やっている以外にはない。いやまだ貞操は残っているらしい。」
私「なる程。有難う。デス」
光「行くの?」
私「勿論。」
そう言って歩くこと五分目的地にたどり着いた。
精A「おいおい、ラーシャは何してるんだよ。相手は男それもガキじゃねえか。」
私「ラーシャは殺したよ。」
精B「嘘を付くな。男には殺せないはずだ。」
私「違う。殺すかどうか戸惑ってしまうから殺せないだけだ。さて吸血鬼頂戴。」
精A「お前らやっちまうぞ。」
私「アッシュウインド」
光「他は任せて。」
私「さて吸血鬼くん。血をあげるから仲間になって。」
吸「良いのですか?」
私「うん。いくらでもあげちゃう。はい。」
吸「有難うございます。」
そう言って吸血鬼は、差し出した私の指から知を吸い始めた。
吸「結構濃いですね。仲間になります。」
私「有難う。」
光「終わったよ。」
私「有難う。」
わざわざあることをするためにテントを張ってる魔裟斗君




