第二十七話
{ベルゼビュート目線}
ベ「それで、貴方たち許可を取ることは出来たの?」
マ「無理だった。」
グ「断られた訳ではない。夢に入ることすら出来なかった。」
ブ「どうしたらいいんだ?」
フ「しかし、何故突然夢に入れなくなった?」
ベ「あの子が私のために、バベルの塔をより早く攻略しようとしているからね。睡眠時間を最低限取ったら攻略しているらしいわ。嬉しいことね。」
フ「それより気づいているのか?放って置くととんでもないことになるよ。」
ベ「アスモデウスに言いなさい。私の管轄外よ。」
フ「分かった。」
{主人公目線}
完全武装だが、武器の性能差が大きすぎたためあまり意味をなさなかった。敵は槍主体で近づこうとすると突いてくる。近くにうまく潜り込むと剣を使う距離を離そうとしたら弓を使った。どれも超一流の動きで隙はなかった。先程のアンデットと同じ位油断できない指揮官だ。訓練をしっかりとしていて、非の打ち所がないぐらい完璧だった。八四階層まで獣人だった。そして現在の時刻六時五十二分。朝ご飯の支度だ。
桜「おはよう。」
私「起きてたんだ。ご飯作ったから食べちゃいな。」
桜「分かった。」
光「魔裟は、お母さん感が強いよね。」
珠「分かる。そんな感じだよね。」
私「うるさいよ。」
光「ディアとレイも食べな。」
レ「有難うございます。」
デ「分かりました。」
樹「俺は?」
桜「食べて良いんじゃない?」
私「ご飯食べたら全員で攻略しに行くよ。」
光「精魔者に勝てると思う?」
私「なんとかするよ。」
桜「男じゃ殺せないんだっけ?」
珠「かなり厳しいかもしれないけどなんとかなるよね?」
私「なんとかするよ。」
デ「一応女性型になっておいた方が良いのでしょうか?」
私「ディアもレイもその姿が一番可愛いから変わらなくていいよ。」
光「それにまだ、亜人連合軍だからね。そろそろ行こうか。」
私「分かった。」
八十五階層に入ると、鳥人族が待ち受けていた。鳥人族と鳥獣人の違いは、人に鳥を足した感じか人形の鳥かというところだ。そして鳥人族は、ブレスを吐く。各種属性全て吐いてくるかつ空を飛んでいるため非常に厄介な種族だ。魔物には、鳥頭族がいる。
鳥A「ここは、人間が来る場所ではない。そのまま立ち去れ。」
私「嫌だと言ったら。」
鳥A「その時は殺してやるさ。分かったらさっさと帰れ。」
私「やだ。」
鳥A「ならば死ね。全軍突撃。」
光「ファイヤーストーム。」
桜「サンダーレイン」
魔法の効果が切れる頃は、誰一人として残っていなかった。私もやりたかった。それにしてもずいぶん強くなったな。昔じゃこれだけの大戦力に勝つことは出来なかった。今じゃ一人でも可能だろう。それにしてもどうやって人間は、この大戦力相手に勝ったんだ。かなりの犠牲が出るというのは、最初から分かっているじゃないか。そもそもなぜ悪魔の使者だからといって滅ぼす必要がある。よく考えればただの宗教戦争だ。何故そんなものの解決を私達がやらないといけないのだろう。まあやると決めたからには、やるけど。
私「後の亜人は、耳長族、鬼人族、竜人族、鼻長族か。」
光「気を引き締めていこうね。」
そして、九十階層お昼ご飯だ。
私「出来たよ。」
光「有難う。」
桜「この調子だと明日の朝には、九十五階層に着くね。」
私「九十六階層からは、全員で攻略するよ。」
珠「最初は馬車を守るだけで精一杯だったことを考えると驚くほどの進化だよね。」
全員食べ終わり食休みも終わった。
私「行こうか。」
四人「分かった。」
二人「承知いたしました。」




