第二十一話
{アスモデウス目線}
ア「あの子、私がまだ一度もしたことがないなんて言ったらどんな顔をするのかな?」
マ「小生には分かりかねますが、子供を作れるわけでは無いのでしょう。」
この眼鏡をかけて、赤色の髪を伸ばし後ろで結んでいる男装女は法の執行者で、法を破ったものに何でも出来るという訳の分からないやつの名前は、アンドロマリウス。マリウスと呼んでいる。
ア「作れないわけでもないのよ。あの子が頑張れば。」
ブ「ところでなぜあの子は、悪魔契約を交わしたの?交わす前のほうが圧倒的に良いじゃない。」
この頭から角が二本はえていて、尻尾が生えている悪魔の中で最高峰の攻撃力を誇る褐色美人の彼女の名前はブネ。本来の姿は龍で人間の姿のときは基本的に扇子を武器にしている。
ア「あの子、私が最初子作りに誘ったとき断らなかったのよ。ただ、仲間か配下じゃないとやらないと言っただけなの。つまりあの子も私と子作りがしたいのよ。」
ベ「あらあらそれは、聞き捨てならないわね。あの子に先に目をつけていたのは、私よ。」
金〜銀に移り変わっていく特徴的な長髪で、基本的に闘うことはあまりしないがその力は、私に迫るほどの力を持ち、赤い瞳をもった色白美人の彼女の名はベルゼビュート。大喰らいと呼ぶと怒る。闘うときは、身体強化や防御力アップ等のバフに長けている。
フ「まあ、そう威嚇するでない。ベルゼビュート嬢。」
私が反論するより先に諌める者が出た。フェネクスだ。悪魔の中ではかなりおとなしい性格をしている。ただし怒ると手を付けられなくなり、怒らせた相手に待つのは破滅のみ。本来は不死鳥の姿をしており、特に何も消費せずに体の再生ができる。因みにおっとり美人でかなり体型は整っている。
レ「そうね。アスモデウスの説明からして、どちらか一人だけを娶ることは無いでしょうから、多少順番が変わるだけね。そこまで気にすることかしら?」
雰囲気通りのかなりトゲの生えた性格をしている、青髪で青い瞳にほっそりとした体そして周囲に氷の結晶が漂っている彼女の名は、レヴィアタン。デバフに氷の操作に長けているものだ。
ア「気にすることだよ。」
レ「そうなの?早くやりたいだけではなくて?」
ア「断じて違う。だいたい、貴方はどうなの。」
レ「私?そうね一目惚れしたかもしれないわ。」
ベ「冗談はよしなさいな。他の人達はどうなの?」
マ「正直に申すとすれば、嫌いではないというかよく分からないのです。ただ子供がほしいだけかもしれない。でもまだ子供は作りたくない。そんな感じです。」
ブ「私は結構好きだよ。ただ、まだ子供は大丈夫かな?」
フ「あんな訳のわからない人好きになるわけがないじゃない。」
ア「アンドロマリウスは、恋している。ブネとフェネクスも恋してる感じだね。」
フ「何度も言わせないで。私はアイツのことは好きじゃないんだ。」
ベ「ツンデレ属性か。」
{天帝目線}
天「なぜこうなってしまったのだ。」
イグ公「私としては、大公が怪しいかと。」
アル公「それは違うのではないか。」
フロ候「なぜそう思う。天帝陛下の呼び出しに答えていないのだぞ。これが何よりの証拠であろう。」
カル候「しかし、この事態にすぐに対策しようとしたのは、紛れもなく大公ですよ。」
天「朕もあれほど優秀なものが裏切るとは考えたくもない。こちらに不備があったのであれば謝罪すべきだと思う。だからなんとしてでも連れてこい。よいな。」
イグ公「天帝陛下が誰かに頭を下げるなどいけません。」
フロ候「そうですぞ。誰にも縛られぬ人間なのですから。」
アル公「しかし、我らで大公のように政治を行えるのか。」
カル候「悔しいが認めるしかありますまい。」
天「そうだな。いやもとよりやつの言うように行動するべきだった。そうすればもう少しましになっていたであろう。」
兵士「大公の屋敷がもぬけの殻です。」
天「それは、大公がこちらに向ってきているのではないか?」
兵士「いえ。ネズミ一匹でたのを確認しておりません。」
天「ではどこに言ったというのだ?」
フロ候「それにこのタイミングでの大公が消えるのは厳しい。」
カル候「隠し通路や隠し部屋の可能性は?」
兵士「無いとは言い切れませんが、非常に低いです。」
さてこれからどうしたものか。
{大公目線}
やはり思っていたとおりになったか。しかし一体誰がこんなことを行ったのだ。考え事をしていたら、眼の前の空間に亀裂が入り穴が空き、何かが出てきた。
ル「我が名は、ルシファー。地獄の王なり。さて貴様に提案が有る。私とゲームをしないか?」
大公「ゲームですか?」
ル「そう簡単なゲームだ。我が勝てば我の願いをきけ。貴様が勝てたら、貴様の願いを叶えてやろう。」
大公「私としては今の状況をなんとかできたら良いのですが、ルシファー様の願いはなんですか?」
ル「貴様にこれから出来る国の宰相として働いてほしい、それだけだ。」
大公「ならゲームをするまでも有りません。その話乗りましょう。」
ル「その際貴様を人魔族にするぞ。ほんとに良いのか?」
大公「ええ、もちろんです。この国には嫌気が差していたので。」
ル「ならばよかろう。こちらの支度が整うまでは我が匿ってやろう。」
大公「有難うございます。」
{賢者(倉田大和)目線}
賢者「ただいま。」
聖者「遅かったじゃない。」
英雄「ごめんね。あの兎の女の子、すぐ泣いちゃって時間かかっちゃった。」
聖騎士「何度も言うけど無駄遣いはするべきではない。」
賢者「黙れ。犯されたいの?」
格闘家「あら私達と闘う気?」
英雄「三人だからって強気じゃないか。」
賢者「おい、こんな奴らを構っていても意味ないぞ。気分悪くしたからもう一回行こうか。」
英雄「良いよ。」
賢者…倉田大和
英雄…石田陽
聖者…石崎雫
聖騎士…柏木知風
格闘家…毛受莉子
毛受…めんじょう
陽…のぼる




