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勝手に異世界転移させられて許せるわけがないでしょう  作者: 黄菊華
第五章魔王との交渉
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大晦日記念

ア「確か今日の予定は、会議で私にあの五人が押し付けられて業務説明を行って五家の者たちを呼び出して懇親会という名目で告発書を披露、だったよね。」

コ「はい。懇親会の際にセイト、カルナ、ハリーにメイドとして応対してもらいます。相手が危害を加えるような真似をしたら捕縛させて頂きます。」

ア「うん。さて、始めるか。」

会議室まで足を運びドアを開ける。中にはすでに今回呼ばれた議員の殆どが座っていた。私は団長殿の席の眼の前だ。円を書くように席が並べてあり向き合う形で座っている。団長殿はあの五人を連れてくるためまだこの場にはいない。会議が始まるまで後三十分もあるから全員揃っていなくても問題はないが、遅刻したように思えてしまう。ただこれはもう何千年も前からの習慣だから仕方ない。とりあえずスコーンを食べながら待つとしよう。

コ「再調査の報告書です。」

ア「有り難うコレット。」

やはり二家にたっていた噂は虚偽情報だった。かといってちゃんとした奴らかというと、そうでもないらしい。麻薬売買と麻薬栽培か。どちらもこの聖界を汚す生ゴミだ。もう少し腐っていてくれたほうが操りやすかったものを。とりあえずこの二家は娘の態度や様子からどうするか決めよう。娘にあとを継がせ償わせるのか、家を取り潰すのか。

ア「コレット、これあげる。」

コ「よろしいのですか?」

ア「食べかけで良ければ。」

コ「有難うございます。」

ア「さて、会議が始まる前に五家の行った犯罪の証拠と資料を皆に配って見ようかと思うんだけど、どう思う?」

コ「団長様がいらっしゃってからでもよろしいのでは?」

ア「娘とかと一緒に中に入ってこられたらどうしようもないだろう。」

コ「それもそうですね。何なら私が引っ張り出してきますが?」

皆の注目がこちらに集まる。それだけありえない発言だったのだ。基本的に団長は天翼議会最強と言われている。その団長をたかが一介のメイドが引っ張り出すと発言したのだ。

ア「コレットお前には無理だ。ルーティーなら可能性はあるがそれは戦闘形態ではないことが前提条件だからな。」

コ「申し訳ございません。」

ア「いや何謝る必要はない。それより資料を配って。」

コ「承知しました。」

ア「はいみんな注目。まだ来てない人がいるけどそれは放置で。とりあえず今コレットが配ってる資料は、五家って言っても伝わらないか、アルマゲスト家インクルード家ヒュース家アルモス家カベッサ家の行っている悪事に関しての書類と説明補足とりあえず読んで。これこの後議会に正式に提出して訴えるかどうか考えてる。みんなの所に違法薬物とか入ってない?」

ク「訴えることは決定事項ではないのか?」

ア「インクルード、アルマゲスト、カベッサは絶対訴えるよ。ただヒュースとアルモスは反省更生の余地あり、まあ確実までいってほしいけど、そして娘が優秀であればその娘の力として麻薬栽培に使われた畑や工場を焼き討ちさせ父親を糾弾してもらうつもり。流石にこの聖界上層部に居てそれなりに影響力がある家が一気に五つも破滅なんて事態は避けたいから。まあそのために私は協力を惜しむつもりはないよ。クラン、君もそう思っているのでは?」

ク「買いかぶりすぎだ。俺はお前と違って自身の利益のためだけに動く。今回の件を裏から手助けを行ったとなったらより優秀だと思われ人が集まる。そして中には優秀なものや金持ちが居るだろう。そいつらを抱え込む。完璧だと思わないか?」

ア「そうだね。でも下手に理想を知った者たちが君の本性を知ったときどう動くかわからないよ?」

ク「だろうな。」

ア「まあいいや。そういう性格だからこそ扱いやすいし動かしやすいし信用できる。」

ビ「貴様は昔から目的のためなら手段を選ばんな。」

ア「君もそうだろう。というか君には言われたくないんだけどビガン。」

ビ「この証拠が確実だと言える証人は?」

ア「地下牢に居た娘を三人共確保してある。」

ビ「流石だな。のった。上の偉そうな奴らを引きずり落とすなんてことは滅多にできんからな。」

ア「君が出世しないだけだろう。誰か団長にも説明してあげてね。」

団長「待たせたみたいだな。さて会議を始めよう。」

百八回の鐘の音色聞こえた?作者も突きに行こうかと思って結果腰痛のため諦めた。

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