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帯分数は遠いけど  作者: 天そば
第四章 帯分数と仮分数
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帯分数と仮分数 7

  9



 足は第二の脳とも言われている、と以前何かのクイズ番組で聞いた。なんでも、足を動かすことで脳が活性化し、思考力が活発になるんだとか。

 その話を思い出したから、学校が終わると、しばらく宜野駅周辺をうろうろしつつ今夜のことに思考を尽くしていた。


 さて、どうやって話を切り出し、ボロを出させるか。状況証拠だけだと開き直られたらぐうの音も出ないわたしなので、どうにかして白状してもらうか、犯人しか知りえないことを言わせるかして決定的な証拠を出したいんだけど……。


 素直に自分が犯人だと白状するか。これはかなり微妙なところ。そうしてもらえれば一番楽なんだけど、期待はしないほうがいいだろうなあ……。発覚したら最後、人生お先真っ暗な重罪を犯したわけではないけれど、自分から進んで認めるかと言われれば……。


 それよりは、どうにかしてぼろを出してもらうのが確実か。さて、ではどうやって出してもらう? いや、出させる? わたしにそんな話術が備わっているかと問われれば、それはもう間違いなくノーと答えるしかないんだけど、状況が状況だ。何とかするしかない。


 なので、わたしは歩く。歩いて脳を活性化させて、頭の中で犯人と対面する瞬間をシミュレートして、あらかじめ台本を作っておく。


 駅前の賑やかさと切り離された住宅街に足を踏み入れる。すかさず鼻腔をくすぐる味噌汁の匂い。今日の夕飯は和食ですか。いいなあ。最近、いかにも和食でございというような食事をしていない。昼はサンドイッチだし、朝や夜も、洋食か、主食はご飯でもおかずはハンバーグ、なんてことが多い。ご飯に味噌汁、魚に漬物、なんて献立を久しく見ていない。ああ、和食が食べたいな。…………………。


 いや、食べ物のことを考えている場合じゃない! 今は犯人にどうやってぼろを出させるかだ。

 頭に浮かんでいた焼き魚定食を打ち消し、歩くペースを上げる。えーっと、そう、まず何と言おう?


 こんばんは、いい天気ですね。ところで最近わたしのバイト先に色々放置していった方で間違いはないですか? 駄目だ、ストレートすぎる。警戒されるといけないから、最初は普通に普通に。

 こんばんは、最近百円ショップで大量にぬいぐるみを買ったりしてませんでしたか? いや、これも駄目だ。否定されて警戒される。


 太った猫が縁側で寝そべっている家の前を通り過ぎ、駄目だなあと思いつつため息をつく。完全に、緊張してる。ここまで来ると流石に自分でも分かる。こうして第二の脳を動かしていても、まともな思考ができない。心なしか喉も渇いてきた。


 こういうことは何度か経験してきた。同点で得点圏にランナーを置いての打席とかだ。こういうときは、頭でごちゃごちゃ考えるより、かえって自分の舞台度胸に任せて何も考えないほうがうまくいったものだ。じゃあ、今回もそうすべきかな? けど、ソフトは日々の練習の積み重ねがあるから自然な身体の動きに任せてよかったけど、これはなあ……。日頃から相手にぼろを出させる話術なんて、残念ながら練習していないし。うーん…………。


 意を決して、踵を返す。もういいや。正直、こうしてごちゃごちゃ考えたところで、会話の流れなんて急には操れない。ここは犯人に最初から警戒心を抱かせない、という一点だけ注意して、その場その場で考えるしかない。それに何より、もう日も暮れてきた。そろそろ向かわなければ。どうやってぼろを出させるかを考えすぎて、工事現場に行ってみたらもう誰もいません、なんて寒すぎる。


 わたしは回りに人がいないのを確認して、小さくよし、と声に出し、気合を入れた。



   *



 宜野駅近くの通り沿いにある焼肉店の工事現場に行くと、ちょうど大工さんたちが次々に建物から出てくるところだった。どうやら、今日のところはこれで終わりらしい。ナイスタイミングだ。わたしは目を凝らし、大勢のつなぎ姿の中から目的の人物を捜す。一番奥、まだ若い大工さんの隣にいる、眉毛が太く、やや前髪の生え際の後退が見受けられる中年の大工さんに目がとまった。


 あの人かな……。たぶん、間違いないだろう。しばらく見続けてみても、その自信は揺るがなかった。覚悟を決めて、わたしは足を踏み出す。駐車場に入り、めいめいに帰り支度を進める大工さんたちのあいだをすり抜けて、その人に忍び寄る。


「あの、すいません」


 背の低いコンクリート塀に腰掛け、懐からタバコを取り出していたその人は、わたしを見ると飛び出しそうになるほど目を見開いた。手から、タバコの箱がポロリと落ちる。


「そんなに驚かないでください。べつに、あなたを怒りに来たわけじゃありませんから。……どうぞ」


 落としたタバコを拾い、手渡す。中年の大工さんは、ああ、と言って受け取った。しかし目はまだ見開かれたままで、口もぽかんと開いている。


「少し話がしたいんだけなんです」


 敵意はないとアピールするため、目を細めて笑いながら言う。するとその人は、少しは落ち着いたようだ。頷き、立ち上がってタバコをポケットにしまう。


「分かった。だが、場所を変えてもいいかい?」


 もちろん、と頷く。わたしもそう提案しようと思っていた。なにせここには風をさえぎるものがない。こんなところで突っ立って話をしていたら、風邪をひいてしまう。


「でも、大丈夫ですか? このあと、大事な予定とかありませんか?」


 分かったと言ったのだから、そんなものはないだろうことは百も承知だけど、できるだけ会話をして向こうの緊張をほぐしたいので訊いてみる。案の定、かぶりを振った。


「いいや、そんなものはないよ。すまんな、わざわざ」


 いえ、と笑って手を振る。少しは警戒が解けていればいいのだけど。


「どこに行くかは任せるよ」

「分かりました。じゃあ、『プードル』でいいですか?」

「いいよ」

「はい。じゃあ、行きましょうか」


 歩き出す。他の大工さんたちは、もう帰ってしまっていた。

 しかし、いきなり警戒されて断られる、なんてことにならなくてよかった。とりあえずは、第一関門突破かな。


 ファミリーレストラン『プードル』は、ここから歩いて五分ほど行ったところにある。『坂上屋』もそれぐらいで着くのだけど、わたしはあそこの常連だ。店員さんには顔を覚えられているので、いつもは友達と来るのに突然中年のおじさんと来てどうしたんだろうと不審がられたくない。その点『プードル』なら、その心配はいらない。これから初めて行くのだから。


 大工さんは、わたしより少し後ろを歩いてくる。さっきの反応をみるに、どうやらわたしのことは覚えているらしい。それならきっと、話は早いだろう。彼にはわたしのする話の内容は想像がついているだろうから。


 知らず、早足になっていたみたいで、『プードル』には思ったより早く着いた。入り口にある木製のどっしりとしたドアを押すと、ぎいっと軋んだ音をたてて開いた。店内は暖房がきいていて暖かく、客入りもそこそこだった。意外と広いんだな、なんて感心しつつ、ウエイトレスさんに案内されて一番奥のテーブル席に座った。まわりには誰も座っておらず、話をするには最適だった。


 イスに座り、向かい合うと大工さんの目の下に隈ができているのに気づいた。疲れているんだろうな。これからする話のことを考えると、少し申し訳ない気がした。疲れているのに追い討ちをかけるようなものだ。彼もそれは覚悟の上でついてきたのだと分かっているのだけど……。


「ごゆっくりどうぞ」


 ウエイトレスさんがお冷とメニューを置いて去っていくのを見届けて、提案する。


「まず、名乗りましょうか。わたしは、桜井都といいます。月野宮高の三年生です」


 笑顔を作り、明るめの声を出す。しかし彼は変わらず無表情のままで、


鳥羽(とば)平八郎(へいはちろう)という。大工だ」


 お冷を一口飲む。大工仕事のあとだ。お腹もすいているし、喉も渇いたのだろう。わたしも歩き回ったので、結構な空腹は感じている。


「話をする前に、何か頼みましょう。もう夕飯時ですから」


 メニューを開く。ファミレスの長所はなんといっても品数の豊富さであり、品数が豊富ということはオーダーを決定するのにそれなりの時間を要するということで、わたしはこれも食べたいあれも食べたいと、案の定なかなか決まらない。今は和食の気分だからずっと和食のページを見ているのだけど、丼モノにするか定食にするか、それすらまったく決まらない。どうして天丼もとんかつ定食もさばの味噌煮も、こんなにおいしそうなんだ。


「ここの和食なら、定食がおすすめだよ。値段のわりに量が多い」


 突然、鳥羽さんがうっすらとではあるけど、笑みを浮かべながら言った。わたしがびっくりしていると、


「ああ、でも、女子高生に量が多いと薦めるのは逆効果かな」


 と、さらに表情を崩した。一瞬あっけにとられたけど、わたしも微笑んで言葉を返す。


「いえ。わたし、見た目のとおり結構食べるほうなんです。じゃあ……天ぷら定食にしようかな」


 ベルを鳴らして、ウエイトレスさんを呼ぶ。わたしは天ぷら定食とホットコーヒーを、鳥羽さんはさしみ定食とアイスティーをそれぞれ頼んだ。


「ここにはよく来られるんですか?」

「ああ。仕事場から近いからな」


 しまった。わたしは店員に顔を覚えられているから『坂上屋』を避けたというのに、『プードル』では鳥羽さんが店員に顔を覚えられていたら意味がない。工事現場から近いということを考えれば、彼がここによく来ることは予想できることなのに…。


「心配することはない」


 と、考えに没頭するわたしに、鳥羽さんからそう声がかけられた。


「この時間帯は忙しいから、盗み聞きはされないだろう。まあ、今後何か言われたら、姪っ子だとでも言っておくさ」

「あ、ありがとうございます」


 頭を下げる。しかし……。


「あの、わたしの考えてることが、どうして分かったんですか?」


 笑って、


「顔に出てるからだよ」

「そ、そんなにですか?」


 そんなつもりはないんだけど。ユキのようなあまり表情を崩さないポーカーフェイではないけど、マチのように表情がころころ変わる百面相でもないつもりだったのに。やっぱり、緊張しているからなんだろうか。


「ああ、そんなにだよ。桜井さん、だったか」

「はい、そうですが…」


 鳥羽さんの、下に隈をたずさえた瞳が、ふっと柔らかくなった。


「あんた、いい()だなあ」

「な、何ですか、急に」


 突然、話がしたいと工事現場に現れてファミレスに連れ込むという一連のわたしの行動に、『いい娘』の要素はどこにもないと思うんだけど。


「あんたはおれに怒りをぶつけて当たり前の立場なのに、まったくその気配を見せない。それどころか、気遣ってくれてさえいる。普通なら、来るなり営業妨害だ! って怒鳴ってもよさそうなもんなのにさ」


 営業妨害。ということは、つまり……。


「認めるんですか? あなたが、その……」


 口ごもったわたしに、鳥羽さんの瞳はあくまでも優しい。そしてその瞳のまま、少しの笑みさえ浮かべて言う。


「ああ、おれだよ。あんたのハンバーガー屋に、毎日気味の悪いものを置いていったのは」



   *



 何と思えばいいのだろう。やはりわたしの推理は間違えていなかったと喜ぶべきなのか、それとも、そんなことを笑顔で言いやがって反省していないのかこいつはと怒るべきなのか。


 ――いや、そのどちらでもない。わたしの胸に芽生えたのは、単純な疑問だった。


「……どうして、そうあっさりと認めるんですか?」


 しらばっくれてもいいはずだ。根拠はあるのかと。決定的な証拠がどこにあると。


「あんたに、嘘はつきたくないと思ったからだよ。おれが以前、店に来たのは覚えてるかい?」

「ええ。CDが置かれた前日ですよね?」


 あの、信号機になってしまった火の玉レンジャーをどうにかしたくて母親にもう一個買ってとねだっていた男の子。あの子の前に、わたしにチーズバーガーセットを注文した中年のおじさんがいた。それが鳥羽さんだったのだ。


「ああ、よく覚えてたなあ。おれも、あんたのことは覚えてたよ」


 わたしは苦笑して、


「大きいからですよね?」


 あまり言いたくはないけど、わたし並に大きい女の子は滅多にいないのだ。だから目立つ。一回会っただけでも覚えられてしまう。


「まあ、それもあるわな。でもな、おれは桜井さんがあの男の子にオモチャをあげるのを見たんだよ。だから、ずっと覚えてた。今時こんな娘はあまりいないよなあって思ったからさ。いい娘だなって」

「そ、そうなんですか。それはどうも」


 鳥羽さんは意外にも感情表現がストレートなようだ。そんなことを面と向かって言われるのは、どうも……。


「しかし、桜井さん。どうしてだい?」

「何がですか?」

「どうして、あんたがおれのところに来たんだ? あんたはただのバイトだろう。こういうときは、店長が来るものなんじゃないかい?」


 ああ、そうか。普通、そう思うよね。


「それはですね、鳥羽さん。わたしが、あなたのことを誰にも話していないからです。バイト仲間にも、警察にも、もちろん、店長にも。こうしてあなたを訪ねてきたのはわたしの独断ですし、他に、あなたが犯人だということを知っている人はいません」


 だから、心配しないでください。そういう意味で、にこりと微笑んでみせた。しかし鳥羽さんはあんぐりと口を開け、


「じゃあ、あんたがひとりでおれのことをつきとめたのかい!? 探偵にも警察にも、大人にも頼らず、たったひとりで」

「はい、そういうことになりますね」


 言いながら、わたしは、非常に認めたくないことだけど、胸に小さな優越感がやどるのが分かる。そう、わたしは誰にも頼らず、たったひとりで犯人をつきとめた。たったひとりで!


「すごいな」


 鳥羽さんの言葉を、わたしはどうしようもなくちっぽけでなんの意味もなさない優越感とともに、首を振ってはねのける。


「いえ。鳥羽さんだろうな、とは思ったんですけど、決定的な証拠はあるのかと開き直られたら何も言えませんでした」

「それでもたいしたもんだよ。つまりあんたは、自分のバイト先の店を守るために犯人を捜したんだろう? それだけでも偉いのにな。……じゃあ、おれのくだらないメッセージにも気がついたのか?」

「はい。Do you remenber、ですよね?」


 まいった、と呟き、鳥羽さんはお冷を一口飲んだ。


「こんなの、誰も気づかないだろうと思っていたんだが……。おれが何を覚えているかと尋ねたのかも、分かったのかい?」


 わたしはできる限り神妙な様子を作って頷いた。鳥羽さんはそんなわたしを見て口だけで笑い、


「どうしてだい? 何か、特定できるものを残した覚えはないんだが……」

「まず、最初におかしいなと思ったのは、二日目のU字ロックと三日目のりんごです。このふたつは、明らかに今さっき買ってきた様子だったのに、パッケージから取り出されていたり、シールが剥がされていたりしました。それから、バームクーヘンも袋から取り出されていましたね。


 最初は不思議に思ったんですけど、あのぬいぐるみと裁縫道具が、頭を繋げろ、という意味だと分かったときこの疑問は解消されました。Do you remenber? を作るためには、製品名は伏せたほうが確実だと思ったからですよね?」


 鳥羽さんが頷くのを見て、わたしは続ける。


「でも、それが分かったとき、また疑問が出てきたんです。このメッセージは、こんな遠まわしで、伝わるかどうかも分からない方法で送られてきた。だから犯人は、メッセージが伝わるかどうかは二の次で、おもしろ半分でこんなことをしたのかな、と最初は思ったんです。けど、それにしてはりんごやU字ロックの製品名を隠したり、綿棒もわざわざ漢字で書かれたものを選んだりと、芸が細かい。


 犯人は、どうしてもこのメッセージを伝えたかったけど、紙に書いて送るまねはしたくなかった。それはなぜだろうって考えたんです。筆跡を残したくないというのは弱いし、けれど他に何が、と思ったとき、もしかしたら、心理的な理由かもしれないと思ったんです。このメッセージを露骨な方法で伝えたくはないけれど、受け取って欲しい。察して欲しい。そう思ったんじゃないかなって。なぜそう思うのか、具体的な理由は分かりませんでしたけど。でも、そのあと……」


 思い出す。バームクーヘンが置いていかれ、Do you remenberの文字が完成したあの日、事務室に来た中井さんが一日目のDo As InfinityのCDを見て言ったことを。


 このCDは初回限定版で、今じゃなかなか手に入らない貴重なものだよ。


 犯人は、初回限定版のCDを買うほどDo As Infinityのファンでありながら、それを手放したのだろうか? いや、それは違う。犯人は、ファンでもないのにDo As Infinityの初回限定アルバムを持っていてもおかしくない人物だったのだ。


「一日目のCDがもう店頭に置いていない限定版だと知ったとき、気付いたんです。このCDを手元に置いていて、わたしたちのお店にDo you remenberというメッセージを迂遠な表現で伝える理由のある人物を、わたしは知っているじゃないかって。鳥羽さん、あなたは……」


 少し間をあけても、鳥羽さんは無言でわたしの顔を見ている。これは、先を促す意味だと捉えていいだろう。わたしはほんの少しの緊張を感じながら、次の言葉を紡いだ。


「あなたは……わたしたちのハンバーガーショップの前にあの場所にあった、中古CDのお店の店長さんですよね?」


 ふっと、鳥羽さんの顔に自嘲的な笑みが浮かんだ。


「……そうだ。その通り。おれは開店して一年足らずで潰れたあの店の店長だよ。『中古CDの店 ヘイチ』って名前を知ってる人は、今となっては絶滅危惧種だろうな」

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