アヤカシマツリ
昭和四十六年、山間の小さな村に住む小学生の小夜は村での退屈な暮らしに飽き飽きしていた。村に伝わる手鞠歌で歌われる妖たちのアヤカシ祭り。そこに行き妖たちの仲間にしてもらうのだと小夜は言う。一方、都会からこの村に住む祖母の家に身を寄せていた茜は妖を恐れつつも都会よりむしろこの山を愛していた。二人の少女は対照的な運命を辿る。妖に憧れていた小夜は妖に喰われてしまい、妖を恐れていた茜は妖たちの街に住む。やがて茜は妖たちを束ねる暁月という美々しき若者に心寄せるようになっていった。
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