4.糞みたいな世界にやってきたPart3
ビューんと何かが目の前に現れた。
まるでゲームに出てくるウインドウのようだ。
糞ラノベあるある③突然現れるゲームっぽいウインドウ。
まさにこれだ。
そしてウインドウには
"スライム(Lv100)を糞で倒しました"
"実績「糞使い」を達成しました"
"スキル「糞魔法」を取得しました"
"糞主人公のレベルが100上昇しました"
情報多いなw
まず一つ目。
あのスライムレベル100だったんだ。
二つ目。
こんな実績いらんわ。
三つ目。
糞魔法ってなんやねん。
四つ目。
レベル上がりすぎだろ。
糞ラノベあるある④初めて倒した敵が強キャラ。
糞ラノベあるある⑤謎の実績システム。
糞ラノベあるある⑥レベル一気にアップ。
早速糞ラノベあるあるが3つも出てきたよ。
この糞小説め、ストーリー考える気あるのか?
糞みたいな世界だ。
さて。
糞魔法と言うのが気になる。
名前からして糞なんだろうが、ここは糞小説の世界だ。
何が起こっても仕方ない。
よし、やってみる。
「糞魔法!!」
手元が光った。
そして手の上には糞が乗ってた。
「へーすごい・・・って誰が使うんじゃ!!」
糞。
こんなん使う奴いるんか?
いやいや、前代未聞だぞ、糞が出る魔法とか。
はずれとかそういうレベルじゃねえ。
しかし、俺は思い出した。
糞ラノベあるある⑦弱魔法だと思ったら強魔法。
この世界が糞ラノベで出るような世界ならこいつ、実は強いのではないか。
よし、何かできるか試してみよう。