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KUSODAMARI  作者: たいさん
3/7

3.糞みたいな世界にやってきたPart2

クサッパラにやって来た。

そして目の前には魔物。


蛍光色の青をしたそれは、もうスライムだった。

糞ラノベあるある②、初めての敵は大体スライムってか?


まあ、どうせ糞みたいな雑魚だから能力探しにぴったりだ。


よし、俺はカッコよさそうなポーズをして大声で叫ぶ。


「最強魔法カーモンッ!!!」


丸々と太ったからだがゆれる。



だけだった。


糞かよ。

今のはばーってなってスライムを倒してワーイやったーでそして明日になったら「昨日倒されたスライムです・・・」って女になって来るんじゃないのかよ。


糞、ただただ俺が恥を書いただけじゃないか。


糞主人公の顔が紅潮した。

そしてスライムはと言えば・・・


「ぷっ・・・・・・糞みたいだwww」


お前喋れたんかい。

ってか糞みたいってなんやねん。


もう許せん。

こうなったら俺が最強の拳で倒してやる。


どーせたかがスライムだ、大したこと・・・・・・ぐはぁ!!


何かがとんでもない勢いでぶつかってきた。

それは紛れも無く奴だった。


スーラーイームー。


あいつそんなに体当たり強かったんかい。

糞、俺は地面に倒れこんでしまった。


そのときだった。


ぐちゃぁ・・・・・・


なにかやわらかい物が体にぶつかる。

目を向ける。


茶色い。

臭い。


糞ダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!


こんなところに誰だようんこした奴。


まあよい、こうなったらもう焼けだ。

俺はそれを手に持つ。


ホカホカと少し暖かかった。

まだして直ぐだったのだろう。


そして俺はそれをあいつに投げる!!!!


ベチャ。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛臭い臭い臭い臭い臭い糞が糞投げやがった!!!!くぁwせdrftgyふじこlp!!!!」


そしてスライムは死んだ。


糞みたいな世界で糞みたいな主人公が初めてモンスターを倒せた。



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