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声楽家のサモナーさんが異世界で謳歌します  作者: euch nicht
第一章 スグワルド王国
4/80

第三話

本日四話目です。

明日からは毎日20時に投稿しますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

 うさぎはイベントリに入れるときれいに解体してくれた。その後にわかのお座敷シューターのため、本物の銃を撃ったことがなかったので、はしゃいで撃ちまくった。数百万ほど日本円が消えて、危ないと思い直し、中断。現実世界ならお金を使っても増やせばいいが、こっちの世界ではそういうわけにもいかない。そして、しばらくしたら少年の声が頭に響いた。


(やっほー、異世界満喫してる?)


(ああ、狙撃銃使ってうさぎを仕留め、トリガーハッピーやってた。いや~実銃撃つの楽しいね~)


(え~、ファンタジーなのに銃なの?……ってうぉ、やっぱりやると思ってたけど課金したね~、おっ、武技の統合の中に射撃スキルが付いているよ)


 だからか、ある瞬間から動いてる的にも当てられるようになったのは。


(まぁ、でもあんたが元凶だろ。課金ショップで経験値の効率上げたり、アイテムのドロップ率上げたり、スキル熟練度の上昇だったり、前からあったけど、倍率がおかしすぎる。金額もその分すごいけど……それと必要経験値も追加されてたな。その他の課金アイテムはあまり魅力がなかったけど……ステータスアップとか腐るほどイベントリにあるし)


 そう、今までは最高で10倍だったのが、なぜか現在は百倍まである。


(こんなの、すぐにレベルが上っちゃうじゃないか)


(ねぇ、僕言ったよね。強くなってほしいって。聞くけどさ、レベル五百から次にレベルが上がるまでの経験値ってどれくらい必要だと思う?)


(はいはい、そういうことにしときますよ……ところで、銃ってこの威力だけど、ステータスの存在する世界ということは、銃の威力とかは固定なんだよな?)


(そうだよ~、ただし、雑魚掃討には便利……君の弓ほどじゃないけど)


(あれは、だって反則だろ?一国家と戦いますとかじゃない限り封印するにきまってるだろ)


(まぁ、あれ威力弱いしね……とはいえ、君が使うと面白い威力になるけどね(笑))


(ちなみに、怖くてあまり聞きたくないけど今後のために聞いておく。召喚獣とかこの世界の基準でいうとどうなの?)


(ん~、控えめに、オブラート100枚ぐらい包んで言って……最強?)


(やっぱりか!やっぱりそんな変なことになってたのかよ!おおっぴらに使えないじゃないか!)


(使ったほうが目立つよ?)


(いうほど目立ちたくないわ!大体異世界物の主人公ってのはお気楽にチートだなんだって騒ぐけど、俺自身はそんな楽観的になれない!なにせ、ここで死ねば実際の死が訪れる リアルの世界なんだ!死なないように立ち回るには目立たずにいたほうが良いに決まってる!)


(だからこその力じゃないか。君が死なないように力を与えてるんじゃない)


(だったら元の世界に戻せ)


(だったら言うけど、今からここで自殺すると良いよ。現実に向こうの世界で生きている君がちゃんと生活しているから、心置きなく自殺して構わないよ)


(……俺は自我があるぞ)


(うん、知ってる。コピーだけど、その人格は本物だよ。創造神である僕のお墨付きをあげよう。とにかく、無駄に一つ増えた命だと思って、全力で謳歌してよ!ちなみにショップは君がミリヲタだったのをしてたから用意したんだ。好きなだけ撃ったりなんなりしちゃってよ)


(……とりあえず、話はわかった。基本的にはステータスは開示の方向にする)


(ちょっとまって、この世界の基準に一応合わせようね。パラメーターはそのままでいいけど、スキルは隠さないと、手の内がバレてしまうし)


(確かに。ってことはさっき俺がいじった感じで良いのか?)


(うん。それでいいと思うよ)


(わかった。それはそうと、近くに町は無いのか?)


(自分で探そう!おすすめはドラゴンに乗って空から探索するのが良いと思うよ!)


(……)


(君を転生させる際に言ったけど、君にはいろいろとやってもらいたいと思ってる。言ってしまえばこの世界の管理だよね。その管理者が下々の者に認知されていないのはまずいと思うんだ。というわけで、あまりせこいことは考えないでいいと思うよ。それと、神族は境界線を超えなければ問題ないから、大丈夫。その場所は境界線より一番遠い場所だから。そことても暑いでしょ?地球で言うところの赤道付近なんだ。ちなみに、境界線は北極点と南極店の近くだから基本的には神族に会うことはない。だけど、亜神や幻想種は普通にいるからそのへんは気をつけて・・・とはいえ束になったところで君が召喚獣を全部出して自分も戦闘に参加すれば何も問題は無いけどね。ちなみに、環境破壊は極力避けてほしいけど、亜神や幻想種、神族と戦うときにはそのへんは気にしなくていいよ。可能な限り僕が力を使って戻すから)


(……はぁ、わかったよ。じゃあ、近くの街までドラゴンで行くことにするよ)


(そうしてちょうだい。じゃあ、僕これでも忙しいんで失礼するよ?じゃあね!また何かあったら僕と話ししたいと念じれば忙しくない限り僕につながるからよろしく!ああ、後、この近くは人族の居住地しか無いから。基本的にハーフエルフは珍しいから見られても気にしないほうが良いよ。なにか聞かれたら、ハーフエルフと答えておいて。面倒だから。出自とか)


(要するにダンピールとハイエルフがまずいんだな?)


(まぁ、そういうこと。だから、表向き君はハーフエルフね!実態は違うけど)


(わかった。とりあえず留意しとく)

(おっけ~、それじゃあこれでも忙しいので失礼するよ~、ばいば~い)


 そう言うと何かがぷつりと切れる感覚があった。


「さてと、それじゃあ物騒なドラゴン召喚して町まで行きましょうかね?」

お読みいただきありがとうございます。

誤字、脱字等ありましたらお知らせいただけると幸いです。

よろしければ、普通に感想やコメント、ブックマークと評価(最新話の下の方に評価欄があります)をしていただけるとエタらず頑張れると思うので、よろしくおねがいします♪

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