プロローグ
第二章の始まりです。
「うわ~!これがウルティマさんの上なんですね!私感動です!」
現在、グワルダ帝国へ向けてハイエンシェントドラゴンに乗って移動中である。
「どう?憧れのドラゴンに乗った気分は」
「はい!控えめに言って最高です!」
結婚式、初夜、等々いろいろな試練があったがどうにか俺は乗り切れた。とりあえず、王都を出発するとき、芸能ギルドの面々に泣きつかれたが、なんとか出発することが出来た。
「結局結婚式から更に一ヶ月足止めされたね」
「私は楽しかったから良かったと思いますよ」
「そうだね。召喚獣たちのレベルあげも、俺自身のレベル上げも捗ったし、リリアのレベリングも出来た。これで、護身程度には戦うことができるだろう」
この世界のステータスは俺のステータスより簡素だ。ちなみに、リリアのステータスはこちら。本来はスキルも表示できるが、この世界ではスキルは基本的に相手には秘密にするため、表示しない。どれほどの力を持っていて、どういう戦術で来るかわかられてしまうからだ。
「ステータス」
名前:リリア・シュッツ・スグワルド
性別:女性
年齢:12
種族:人間
職業:魔姫
種族レベル:237
職業レベル:100
HP:32,850
MP:51,440
攻撃力:25,240
魔力:39,590
物理防御:24,940
魔術防御:32,650
器用値:32,050
敏捷力:23,855
幸運値:39,460
とまぁ、俺のステータスと比べるとずいぶん情報量が少ない。ちなみにA+冒険者の条件の一つがステータスが1万を超えることらしい。しかもどれか一つ。A++は10万ステータスがどれか一つあればなれる。全てのステータスが10万を超えるとA+++という基準は一応あるらしい。ただし、冒険者ギルドの貢献度としてある程度無いとそうならないらしいが。だが、冒険者ギルドに行って、何かをすれば基本的にはすんなりステータスを超えればなれるらしい。そして、レベルも100を超える人はまずいないそうな。職業レベルも同様で、今回初めて職業レベルカンストが100だと知ったらしい。
ちなみに、このステータスは俺が結婚指輪として渡した創造神の指輪(複製)の影響でこんな事になってしまった。というわけで、よっぽど強い敵が来ない限りなんとでもなる。問題は魔族や神族などが襲ってきた場合だ。その場合、守りながら戦わざるを得ないが、果たして可能だろうか……取らぬ狸の皮算用。考えてもしょうがないか。
リリアの話を聞いて、そして、リリアのステータスを普通に使うということでこちらもそれに合わせてステータスの偽造を行った。が、その前に結婚式までの一ヶ月、狩ったり、吸ったり、いろいろ神様にそそのかされいろいろやった。その結果がこれだ。
「ステータス」
名前:wilhelm schutz
性別:男性
年齢:27
種族:ダンピール【ハイエルフ】
種族レベル:923(460)
騎乗獣:ハイエンシェントドラゴン
所属ギルド:なし
ジョブ(隠蔽値、第二ジョブ以降は表示されない)
第一ジョブ:レベル100:レジェンダリーサモナー(サモナー)
第二ジョブ:レベル 72:魔法使い
第三ジョブ:レベル100:勇者
第四ジョブ:レベル100:武神
第五ジョブ:レベル100:大賢者
第六ジョブ:レベル100:創造神
第七ジョブ:レベル100:破壊神
第八ジョブ:レベル100:魔王
第九ジョブ:レベル100:教皇
第十ジョブ:レベル100:守護神
召喚獣(隠蔽時表示されない)
(ハイエンシェントドラゴン(古竜王))(フェニックス)(精霊王)(アルティメットスライム)(漆黒龍騎士(黒龍))(純白龍騎士(白龍))(フェンリル)
基礎ステータス
HP:923,000
MP:923,000
STR:9,230
INT:9,230
VIT:9,230
DEX:9,230
LUK:9,230
総合ステータス(隠蔽値)
HP:5,859,990(585,999)
MP:8,310,510(831,051)
攻撃力: 647,347(64,734)
魔力: 880,067(88,006)
物理防御: 677,807(67,780)
魔術防御: 798,167(79,816)
器用値: 627,747(62,774)
敏捷力: 637,547(63,754)
幸運値: 615,947(61,594)
装備品(隠蔽時表示なし)
神器:精霊王の魔杖刀
神器:アキレスの短剣
神器:イチイバルの弓
神器:神龍の鎧シリーズ
神器:大賢者の指輪
神器:魔法の指輪
神器:不死の指輪
神器:幸運シリーズ(ネックレス、ブレスレット、指輪×2)
神器:生産向上の指輪
神器:創造神の指輪
スキル(一部を除き隠蔽時表示されない)
魔術系統
全属性魔術Lv10
精霊魔術Lv10
古代魔術Lv10
魔法Lv7
戦闘系統
武技Lv10(Lv2):(剣術、短剣術、大剣術、刀術、居合術、槍術、弓術、投擲術、棍術、斧術、鉈術、射撃)
状態異常攻撃Lv10
超再生Lv5
HP自動回復Lv10
MP自動回復Lv10
索敵Lv10
隠密Lv10
非戦闘スキル
芸術Lv10(歌唱、楽器、絵画、彫刻統合)(Lv10)
創造Lv10
生産Lv10(鍛冶、革細工、鉄細工、薬剤、錬金術統合)(Lv1)
固有スキル
魔眼(麻痺、睡眠、恐慌、狂乱、混乱、魅了、猛毒、毒、即死)
精霊眼(精霊視、千里眼)
膨大魔力Ver.ハイエルフダンピール(魔力:100,000、魔術防御100,000、MP1,000,000(追加済み))
吸血(血を吸うことにより能力値が向上する(追加済み))
異世界人(異世界言語(文字も含む)無限アイテムイベントリ(採掘、採取、解体統合)、鑑識、隠蔽、各種ショップ
加護
創造神の加護
具体的には実質10分の1の能力値を相手に見せることになる。これでもかなり騒がれるだろうが。なにせ冒険者ギルドならこれだけでA++になれるからな。実際はA+++だけど。
そして、召喚獣である。レベルが100に到達したことにより、新たな召喚獣が増えた。確かに、これは公式チートだ。というかファンタジー感を返せ。何が悲しくて、十二神将すべてを呼べるようにならなきゃあかんのや!まぁ、役割別で、しかもステータス共有だから、物理にも魔術にも特化している。確かにこんなのが最後に12人出てきたら、チートやわ。最初のドラゴンのときもチートだと思ってたけど……最後やらかすかなと思っていたらやっぱりやらかしやがったですよ。あの神は!しかも、伸び率考えると、ドラゴンの次ぐらいに優秀なのが手に負えない。だって、十二人も居るんだよ?ドラゴンに次ぐ強さのが!どうしろっていうんだっつうの!
「ヴィル様!景色がとても良いですよ!ほら!こっちを見てください!」
そう言って引っ張られていく。ま、こういう日常も悪くは無いかな。
そう思っていると、事態は急変するのだった。
お読みいただきありがとうございます。
誤字、脱字等ありましたらお知らせいただけると幸いです。
よろしければ、普通に感想やコメント、ブックマークと評価(最新話の下の方に評価欄があります)をしていただけるとエタらず頑張れると思うので、よろしくおねがいします♪
ツイッターのアカウントもあります。よろしければこちらもどうぞ~
https://twitter.com/euch_nicht_OK