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勇者達[全ては神の思し召し?]第4話

 ミスティア神殿の中でも最も立派で大きな部屋にロレンツ司教の執務室がある。この部屋は、隣に寝室もあり、ロレンツ司教の私室にもなっていた。


 ロレンツ司教は部屋の中を落ち着きなく、グルグルと歩き回っていた。


 コンコンッ 

「マリグラッセ司祭様をお連れしました」


 扉のノックにロレンツはビクンッと体が反応し、1度咳払いしてから「入りなさい」と言って、入口に向き直った。


 迎えに来たシスターが扉を開き、その横をマリグラッセが部屋へと入る。そして、シスターは1度お辞儀をしてから、部屋の外へと出て扉を閉めた。


「呼び立ててすまないね、マリグラッセ。まぁ、座りたまえ」

 そう言って、ロレンツは応接用のソファーを勧めた。


「恐れ入ります」と、マリグラッセはソファーの前に立ち、ロレンツが正面に腰掛けるのと同時に、自分も腰を下ろした。


 そしてロレンツが直ぐに話をしなかったので、先にマリグラッセが口を開く。


「ここに来る途中、軽くは聞いたのですが、ミスティア大神殿の総司教テレサ様から重大な密書が来たと…」


 ロレンツは「うぅむ」と苦しそうに頷くと、1通の書簡をマリグラッセに渡す。マリグラッセは礼儀に乗っ取り、その書簡を受け取ると中身に目を通した。


「こっこれは‥」

 マリグラッセも顔を難しくさせた。



 手紙の内容とは、総司教テレサの容態についてであった。

 近頃、テレサの容態が良くない事は言われていたが、その原因は分からず、何かの流行り病か何かだろうと言われており、ただ安静にだけしていた。

 しかし、なかなか回復の兆しがみられず、年老いたテレサの体には、体力を削られる事の方が心配されていた。

 そんな矢先、テレサの居る神殿の内部で呪具が見つかり、それがテレサの病、いやテレサの呪いの原因だと分かった。

 だが、呪具は呪いの切っ掛け作りでしかなく、処分しても呪いが治まる事はない。呪いを解くには、今も呪いの儀式をしているであろうその者を捕らえ止めさせなければならない。


 と、手紙にはここまで記載されていた。


「では、犯人を調査せよ、との事なのでしょうか?」


 ロレンツはマリグラッセの顔を見て、首を左右に振った。

「いや、この手紙には続きがあってのぉ」


 マリグラッセは不思議そうな顔をした。手紙に続きがあるならば、なぜ一緒に渡さずに小分けにしたのだろうと…


「では、その続きの手紙は‥」

 と、マリグラッセは読み終わった手紙をロレンツに返し、続きを待った。すると、ロレンツが次の手紙を出すのではなく、立ち上がって自分の机に置いてあった水差しの水を一口飲み、マリグラッセ方を向いた。


「実は、続きの手紙はもうないのじゃ」


「は?」

 マリグラッセは、言葉の意味を理解出来ずに、思わず声が出てしまった。


「失礼しました。と、言いますと…」

 マリグラッセがロレンツの言葉を待つ。すると、ロレンツはマリグラッセの背後へと回り、耳元で呟く。


「1度しか言わぬのでしっかり聞きなさい。そして、この事はお前が信用出来る者だけに伝えなさい」


 ロレンツの突然の行動にマリグラッセは、顔を引き締め「はい」と答え、聞くことに集中した。


「続きの話は、魔法のアイテムで届けられ、1度聞いた内容は、2度と聞けぬ様になっておった。そして、その内容じゃが‥


 テレサの話では、既に呪いを掛けている者の居場所は分かっており、そこへ行き呪術を阻止せよとのことだった。しかしなぜ、こんな手の込んだ事をして伝えたのか?なぜ、大神殿の者を使わず、わざわざパルテトの者を使うのか?


 ‥実は、呪具が見付かった場所が、神殿の者しか入れぬ場所であった為、内通者がいると判断されたんじゃ。その内通者にバレぬように、パルテトへの使者が遣わされ、私に任を授けたのじゃ」


「事情は分かりました。それではどうすれば?私が呪術の阻止に向かう、と言うことでしょうか?」


 ロレンツは立ち上がり、部屋を歩くとマリグラッセに向き直り、

「いや、マリグラッセ。君が動けば、少なからず噂になってしまう」


「では、誰を?」


「そこでなんじゃが、きみが信用出来る者を1人選抜して、冒険者を雇い、この任に就かせて欲しい」


 マリグラッセが、誰にしようかと悩む素振(そぶ)りをしていると、ロレンツが思い出したかの様に話す。


「そうそう、あまり中核の人間を使うのも不味いからのぉ。信仰心が強く、自己主張の強い行動力のある者が居れば、適任かと思うぞ。それと、ここの教会とあまり関係を持たぬミスティア信者が同行者として居れば怪しくはないだろうが、そんな都合のよい者が居ればいいのだがのぉ」


 ロレンツのアドバイスを聞いたところで、マリグラッセはパッと立ち上がると、

「もしかしたら、適任者がいるかもしれません。見付かりましたら、こちらに連れて参ります」

 そう言って、そそくさと部屋を退室した。


 ロレンツは窓の外を眺めながら「ミスティア神のご加護を」そう呟くのだった。





「さっ付いて来なさい」

 ツベリラに連れられ、真里亜は食堂へと来ていた。


「ミスティア神は慈悲深き御方なので、あなたにも食事を与えましょう。しかし、食を取ったらここを立ち去り、何か職でも探しなさい。まだ、あなたはお若いのだから、やる気に成れば、食べて行けるでしょう」


 真里亜は、どんどんと話を進めて行くツベリラに圧倒され、言われるがまま、ただ頷くしかなかった。

 ーー良い子なんだけど、推しと思い込みが強いのよね。お腹も空いてたし、丁度いいかしら。

 等と、真里亜は呑気に考えていた。


 そして、真里亜が食事を終えると、ツベリラが直ぐに現れ神殿の入口まで連れて行かれる。

 その道中‥

「マリアンヌ、あなたがミスティア教徒に入りたいと思うなら、私から司祭様に話をしてあげないでもないけど、教会の修行は街で働くより大変なものなんですよ。勉強も労働もあります。ですから、1度しっかりと考えてから、今度は堂々と入口からいらっしゃいね」


 真里亜はただ言われるまま「はい、ありがとうございます」とだけ答えた。


 そして、寺院の入口まで来たとき、遠くから二人を呼び止める声が近付いて来るのが分かり、戸惑いながらも、二人はその場でその人物が来るのを待つ。


 息を切らせながら追い付いて来たのは、マリグラッセで、それに気付いたツベリラは、迎え入れる足取りで近付く。


「どうされたのですか?マリグラッセ司祭様。私にご用がありましたら、こちらからお伺い致しますのに…」


 そして二人は、マリグラッセが息を整えるまでの間、側で静かに待っていた。


「ハーハーハ。ごめんなさいね、この頃運動不足かしら…。そうそう、違うのよ、二人に用事があるの。ちょっとお時間宜しいかしら」


 マリグラッセはそう言って、ツベリラと真里亜を連れて、自分の部屋へ向かい、招き入れ椅子に座らせた。


「あの‥どういった話でしょうか?」

 不安がるツベリラを他所に、真里亜は何も考えて無さそうにポーッとしている。


「そんなに怯えなくても平気ですよ。別に叱るために連れてきたのではないのですから。それにしてもマリアンヌ、あなたは随分落ち着いていようね」


 「えっ」突然話を振られ、真里亜はどう答えていいのか悩んでしまった。


「まぁいいわ。それよりも、話と言うのは‥


 マリグラッセは二人に、テレサからの手紙の内容を語り、協力を要請した。


 すると、ツベリラが静かに手を上げながら、マリグラッセに尋ねる。

「あのぉ‥宜しいでしょうか」

「何かしら?」

「私はこの寺院の者なので、指命を申し付かるのは光栄ですが、マリアンヌはこの寺院の者では御座いません、そんな者を同行させて良いのでしょうか?」


 そう言い終わってから、ツベリラが真里亜の顔をじっと見詰め、真里亜もツベリラの顔を見詰め返した。


 マリグラッセは少し考えた様な素振(そぶ)りをしてから、真里亜に聞いた。

「そうねぇ。マリアンヌ、あなたはどうなのかしら。確かにあなたはここの者ではないので、今回の話、断ったとしても責めたりはしないけれど」


 二人に見詰められ、真里亜は交互に目線を送ってから1度瞼を閉じ、ゆっくりと開いた。


「私は今回の件、お受けしたいと思います。テレサ‥ さまのお体も気になりますし、私が人の役に立てることがあるなら、是非やらせてください」


 ツベリラは少し驚いた顔を見せ、マリグラッセは「全てはミスティア様のお導きであらん」と頷くのだった。



 そしてマリグラッセ達は、そのまま揃ってロレンツの部屋を訪れた。



「マリグラッセは仕事が早いのぉ。して、その者達がそうなのかな?」


 ツベリラは、ロレンツに恐縮してお辞儀をする。真里亜は、ロレンツの顔を見た瞬間、顔を隠す様に顔を伏せる。


「ん?そなたはマリアンヌだったか?顔をよく見せてくれんか」


 ロレンツの言葉に真里亜は、更に下を向いて、

「いっいえ、私なんかの顔はどこにでもある顔なので」

 と俯く。

 するとツベリラが「何、訳の分からない事を言ってるのよ」と言いながら、自分の顔を上げるのと一緒にマリアンヌの体も起こし、真里亜の顔を見たロレンツが「んんん」と顔を近付けて「お主、ワシとどこかで会っておるかのぉ?」と更に覗き込んでくる。


「よっ、よくある顔なんで、誰かに似てらしたんですかねぇ…」

 真里亜は、顔を背けながら額に汗を滲ませる。

 ーーロレンツ司教が居るとは忘れていた‥昔、何度かお会いして、挨拶をしていたっけ。


 真里亜は最初、正体を隠すつもりは無かったが、本当の事を話したとしても信じてもらえるか自信がなかったので、話の流れに任せたのだった。


「そうか‥確かに私が見覚えがある者なら、誰もがもういい歳になっている筈だからのぉ。こんな若い者に、昔の知り合いなど居る訳はないかのぉ」


 真里亜は、ホッと胸を撫で下ろし、ひきつった顔を元に戻すのだった……








 緑黒い人間に似た生き物が、お神輿の様に4匹で板を担ぎ、森の中を歩いていた‥


 ゆらゆら


 ゆらゆら


「気持ちいいなぁ~」


 ゴフゴフ‥


「風が気持ちいい~」


 ゴフゴフ‥


「うぅ~ん、なんかゴフゴフうるさいし、ちょっと臭いなぁ~」


 ゴフゴフ‥


「止まれ、ゴブリン共。女性を拐うとは不届きなっ!成敗してくれる」


「ゴフゴフゴゴゴフ、フゴゴフゴ(うるさい人間共め、大切な子種を渡しはしないぞ)」


 ーーよく聞いたらゴブリン語?何でこんなリアルな夢なんだ?


 次の瞬間


 ドサッ


「ぎぁあ、痛い」


 透け透けのネグリジェ姿のシェリーは、地面に落ちた板の上で悶絶していた。


 シェリーの周りには斧やこん棒を持ったゴブリンが7匹程囲んでおり、みんな武器を構えて同じ方向を見ている。

 シェリーも背中の痛みを我慢してその方向を向くと、4人の冒険者が武器を構えて対峙していた。


「美しき女性を裸にして拐うとは、不届きなゴブリン共だ、みんな、1匹残らず倒すぞ」


「「「おおお!!」」」


「か弱き絶世の美女とは、私の事かな?姫を助けるナイト達!」


「・・・・」


 シェリーの戯言は、ゴブリン達にはスルーされ、ゴブリンと冒険者との戦闘が開始された。


 シェリーが板の上であぐらをかき戦いを傍観し、

その側にはゴブリンが2匹戦いの状況を観ている。

 装備と戦い方でシェリーは冒険者達の職業を思い当てた。

 戦士が2人に狩人と魔法使いが1人ずつの4人パーティーで、全員が男の子の様だ。回復役の僧侶がいないのは、危険な気がする。

 4人は息の合った戦い方で、戦士の2人が壁役となって敵を受け止め、後方から弓と魔法で攻撃を行っていた。


 最初のぶつかり合いで先頭の2匹の内、1匹のゴブリンを倒し、もう1匹に手傷を負わせ、後方からの魔法で手傷を負ったゴブリンを倒す。

 しかし、先頭の2匹を倒した安堵が作った一瞬の隙を突き、前の2匹を乗り越え、後ろから来た3匹が同時にこん棒を振り下ろしてきた。


 戦士2人は辛うじて直撃を避けたが、肩、腕、武器と3ヶ所に受けたこん棒の攻撃に、1人が後ろへ吹き飛ばされ、1人は武器を落としてしまう。

 そして、ゴブリン3匹が再度こん棒を振り上げた時、狩人の弓が引き絞っていた2本の矢を放つ。内1本はゴブリンの喉を貫き絶命させ、もう1本はゴブリンの眼球を貫いた。


 最後に残ったゴブリンの一撃を、武器を落とした戦士が素手で受け止め防いだが、受けた腕は損傷し、戦闘には参加出来ないだろう。更に攻撃を行うゴブリンの一撃を、倒れていた戦士が肩で受け止め、魔法使いの攻撃で倒す。眼球を撃ち抜かれたゴブリンが狩人への攻撃を試み、狩人は咄嗟に弓で攻撃を受け止めるが、その衝撃で弓が折れてしまった。

 そこへ傷を負ったゴブリンは、更に攻撃を仕掛けようとしたが、狩人は体制を崩しながらも、何とか懐のダガーの一撃でゴブリンを絶命させた。


 辛くも5匹のゴブリンを倒した冒険者であったが、全員が倒れ込んでいる状態であり、それを見逃さず、シェリーの両サイドに居た2匹のゴブリンが冒険者へ追い撃ちを掛けるべく、走り出した。


 ーーん~、今、あなた達が行ったら、彼らが大変でしょっ!


『デスハート ダブル』【即死】


 シェリーの側を離れたゴブリンは、数歩走り出した所で突然倒れ、動かなくなる。


 ボロボロの状態から、体制を整えようと必死に起き上がった冒険者達が見たのは、自分達へ走り込んで来たゴブリンが、突如倒れた姿だった。


 周りに動く者の気配を感じなくなった冒険者達は、ホッと一息、その場に座り込むのであった。


 そして回復薬を取り出し、怪我をした者達が服用すると、今まで動けないで座っていた者がゆっくりと立ち上がり始める。


「骨のひびは、街へ帰って寺院で治して貰おう。みんなもう動けるね?ローゼン、ゴブリン達の戦利品を頂いといてくれ、バゼルはもう暫く休んでおいてくれ、モーリスは僕と彼女の元へ」


 シェリーの職業判断からして、ゴブリンを漁っているローゼンが狩人。座って回復を待っているのが戦士のバゼル。そして、シェリーの元へ近付いてくるモーリスが魔法使いで、もう1人が‥

「お嬢さん怖かったでしょう。もう大丈夫です。僕はミンツ、この『正義の竜剣』のリーダーをしている者です」

 ミンツはそう言って、バックパックから毛布を取り出すと、バサッとシェリーの肩へと掛ける。シェリーはその時、自分がいつも寝ている時に着る派手な紫のランジェリーに、透け透けのネグリジェだと言うことに気が付き「いやん」などと言いつつ毛布を羽織った。


「助けてくれて、ありがとうございます。私はシェリーと言います。あのぉ、ここは何処なのでしょうか?頭を強く打ったせいか、余り覚えておりませんの」

 などと、シェリーは上手く誤魔化し、体をくねくねしながら、女の子を演じている。


「それは大変でしたね。ここは港町パルテトの東に位置する森の中です。僕達は特殊な薬草を取りに行った帰り道で、偶然ゴブリンに拐われているシェリーさんを見つけ、助けたんですよ」


 ーーあちゃ~やっぱりここはアルビス大陸かぁ。しかしお嬢さんってことは、若いままか!ふふふ。


 モーリスは近くに倒れる2体のゴブリンの様子を調べ考えていた。

「不思議ですね。このゴブリン、外傷はなく死んでいて、胸を裂いてみたんですが、心臓が破裂しているんですよ。こんなことが可能なのは、上位魔法の中でも更に上位の即死魔法。そんな魔法を唱えられるのは、賢者かかなり上位の魔法使い位です。しかしそんな人は‥」

 と言って、モーリスはシェリーの顔を見る。シェリーはモーリスと目が合うと頭を左右に振って否定した。


「ですよね。こんなお若い人が、それも裸同然の格好なのに、そんな魔法が使える筈ないですよね」


 モーリスの言葉に、シェリーは大きく頷き、ミンツが「モーリス、何バカな事を言ってるんだよ」と声を掛けた。


「それでシェリーさん、我々はパルテトまで戻りますが、シェリーさんはどうされますか?」


 それを聞いて、シェリーは咄嗟に毛布に顔を埋めすすり泣く…振りをする。

「裸一つで荷物も服もなく、どうしたらいいんでしょう‥しくしく」


 するとミンツは、

「それなら、我々と来ませんか?服や食事代くらいなら有りますから」

「でも、悪いわ」

「気にしないでください」


 シェリーは毛布から顔を上げ、悪びれた顔をし、

「それなら私も何かお役に立ちたいわ」

 と、伺うようにミンツの顔を見た。


「しかし、僕達は冒険者です。仕事は戦う事が殆どですし‥」

 ミンツの声が段々と小さくなっていくと、

「それなら大丈夫です。私、魔法を少し使えるので、お役に立てると思います」


 シェリーの言葉を聞き、ミンツの声は高くなる。


「そうなんですか?だったら願ってもない。うちのパーティーはマジックキャスターが1人しかいないので、攻撃に幅を持たせられるようになります」


 ーーう~ん、真面目で可愛い男の子。


「えっ?何か言いました?」


「いっいいえ、只の独り言よ」


「では、街へ戻りましょう。道々、みんなの自己紹介をしていきますので。さあ」



 ーーどうなってるのかしら‥




6部分からまた、清書します。

本編遅れます。

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