表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編闇鍋

霊能力者 スーパー田中の華麗なる1日

作者: トカゲ

つよいよ

5:30


電話が鳴る。出ると不気味な声で


「呪ってやる。」


と言われる。「訴えるぞ。」というと黙った。

とんだ腰抜け野郎だ。


10:00


仕事中、パソコンの画面から髪の長い女性が出てくる。

一発殴ったら泣きながら戻って行った。

パソコンのデータが消えたので次ぎ来たら半殺しにしようと思う。


12:30


昼飯のカレーに女性の顔が浮かぶ。

迷わず食べたら「ヒェッ」とか言われた。

カレーは甘口だった。


17:00


電話が鳴る。


「私メリーさん、今あなたの家の前にいるの」

「ごめん、今日は仕事で帰れそうにない。」

「えっ」


19:00


家に帰る途中、上半身だけの女性が追いかけてくる。

とりあえず女性を持ち上げて近くの飲食店のポリバケツに入れておいた。

ポリバケツから少しだけ出ている顔が面白くて笑える。


21:00


帰宅

ポストに不幸の手紙が入っているのを見つけた。

写メを取ってネットに晒してやることにした。誤字が多くて笑える。

最期の「5人に送らないと祝われます。」って望むところだ。


24:00


電話が鳴る。


「私メリーさん、今あなたの会社の前にいるの。」

「ごめん、普通に帰って来ちゃった。自宅にいます。」

「えっ」


2:00


テレビから黒髪の女性が出てくる。

あ、パソコンのデータを消したやつだ。説教してやる。

そこに座れ。


3:00


就寝


今日も大変な1日だった。

明日も頑張ろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ