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月下美人
花言葉から浮かんだ詩です
お気に入りの花が見つかれば幸いです
なお、花言葉からのインスピレーションのため、解釈が分かれることがあるともいますが、個人的な解釈ですのでおおらかな感じで読んでいただければと思います
君への想いが募り募って、どうにもできなくなる
動くことも逃げることもできなくて
ただ雁字搦めになっている
君のそばに行きたいのに
できなくて
君を思う時間が長すぎて
何も手につかない
君の笑顔を思うだけで
幸せになる
でも、その笑顔が私に向けられないことが
悲しい
君が笑っている
それが幸せなのに
君のそばにいるのが、自分ではないことが悔しい
私の気持ちが届かないことは
もうずっと前から知っていた
この気持ちが君にとっては
迷惑以外の何物でもないことも
それでも私は君を思う
月下美人《ただ一度だけ会いたい》