表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ

「あなたの好きな人は・・・・・・」

カチ カチ カチ カチ


誰もいない川原にメトロノームの音が正確なリズムで鳴っていた。



カチ カチ カチ カ・・・



メトロノームがとまった。

ただ今の時刻、八時半過ぎ。

そろそろ楽器をかたずけて家に帰ろう。



 ここで自己紹介。

私の名前は杉野綾スギノアヤ

ただ今中学三年生で出席番号は9番。

私の住んでいるここは結構な田舎町

で、まだ田んぼがそこら辺に広がっている。

この辺に住む若い人の中には、

「この町を出て都会に行きたい」

と言っている人も少なくはない。

でも私はここの田舎町がそんなに嫌いではなかった。

何だか年寄り臭いけどね・・・


この町には学校があまりなく、

たいていの人は私と同じ学校の生徒になる。

中学生になって、吹奏楽部に入るぞ!

と意気込んだ私だったが吹奏楽部は

入学する少し前に廃部になってしまっていた。

しかし、

私は楽器を吹きたい。

という気持ちを忘れられず

学校の先生に楽器だけ借りて、

放課後に近くの川原で一人淋しく練習いるのだった。

淋しいけどそれなりに楽しい。


ちなみに楽器はトランペットを吹いている。

なぜかというと競馬のファンファーレや、

正露丸のテーマなどを吹いてみたかったから。


我ながら恥ずかしい理由だけど・・・


と、そろそろ自己紹介終わり。


それじゃあ本題に入ろうか。


これから話す物語は去年の夏に出会った人と私の恋物語。

自分でいうのも恥ずかしいけど

私は確かに恋をしていた。

今考えると絶対実ることの恋を・・・



この恋物語は紛れもない、私と“彼”の物語。

淡く切ない、誰も経験したことがない

と思われる一夏の経験。

誰かに話せばきっと馬鹿にされてしまう物語。



最後に一つ。

私は今恋してる人にこう聞いてみたい。


「あなたの好きな人は・・・・・・・生きていますか?」



プロローグ 了





はじめましてーDOGOONと申します。これからよろしくお願いしますね!

この物語は本当に誰も経験したことのない話になるでしょう。

僕の目標は、最終話で誰か一人でも泣かせることです。(笑

この小説はそんなに長くする予定はないので、是非とも最後までお付き合いください。

では、最後に一つ

プロローグを読んでいただき本当にありがとうございました。

第二部も是非是非読んでやってください!

でわっ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ