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糸居まり子

糸居(いとい)まり子とは、作中唯一の幼女(…と見せかけ実はオトナ)である。


性別:女

年齢:外見は10歳前後(ホントは21歳ぐらい)

血液型:人間でいうならB型

身長:約120cm(元々は168cmあった)

体重:そんなの聞いてどうするの?

容姿:癖のある青紫の髪。大人化すると足元に着きそうなほど長くなる。

服装:基本は蜘蛛の巣柄の黒いワンピースにすねまであるサンダル。でかくなっても同じ。他には、和装やゴシック系のスタイルも好みの様子。

好きなもの:健お兄ちゃん、肉、ハロウィン、お菓子

嫌いなもの:自分が気に入らない相手

好きな色:黒、紫

家族構成:いない。

趣味:裁縫、服飾

職業:クモ型シェイドの女王

胸:貧乳(大人になったらデカくなるぞ!)

初登場:EPISODE84~85、EPISODE90~


■突然健の前に姿を現した謎の少女。

 純真無垢に見えるが達観した大人のような一面も持っており、底の知れない不気味さを感じさせる。

 だが無垢ゆえに冷酷であり、また非常に気まぐれで唯我独尊。生まれながらの女王ともいえる。

 反面、自分が心を開いた相手には上記のように優しくかわいらしい振る舞いを見せるなど心の底から冷酷非情というわけではないようだ。

 やや口が悪くみゆきや不破によく憎まれ口を叩いているが健には懐いており、彼に対しては素直な自分になれる模様。また、アルヴィーとは旧知の仲らしく彼女と話すときは健にも見せていない意外な一面を見せる。

 実は妄想が好きで、しかもリビドーが旺盛な為ほぼ必ず変な方向に行ってしまう。健が大好きにも関わらず自分と同じ女性にもただならぬ興味があることから、恐らくバイセクシャルと思われる。たまらん!

 なんだかんだ言って、健の家に居ついてから楽しいことばかりである。彼女自身も今の暮らしにたいへん満足しているようだ。

 Vol.9で留守番を頼まれて家で暇そうにくつろいだり夢でかつての伴侶だった男性の事を回想したりなどしていたが、のちに市村やそのガールフレンドの逢坂アズサと共に高天原市へ向かう。

 健やみゆきと話したあとすぐにアパートへと引き返すが、「子供だから本気で相手にしてくれていない」、「このままでは健に捨てられてしまう」…と恐れた彼女は繭の中に閉じこもってしまう。

 それから数日後、健が風のオーブを手に入れてお土産と一緒にアパートに帰ってきてしばらくが経過すると繭を破ってナイスバディに成長した姿で現れた。散々言われているようにこちらが本来の姿であるが、嬉しくなったあまり全裸で健に抱きついてキスを迫ったり、ファミレスに食べに行った際に久方ぶりに妄想するなど、大人化してからも中身はそのままである。


【シェイドとしての彼女】

■彼女もまたアルヴィーと同じく上級に位置するシェイドであり、その正体は巨大な化けグモである。

 相手を一瞬で殺せる猛毒を有し、凄まじい怪力と巨体に見合わないスピードは圧巻。

 口から吐く糸で敵を拘束し、そのまま噛み砕いて捕食してしまう。

 また、念動力を用いて相手を金縛りにしたりテレパシーで語りかけることも可能。


【能力/特色】

■実のところわざわざ正体を現さなくとも十分に戦える。

 背中から巨大なクモの脚を出して相手を串刺しにする、猛毒を注入して状態異常をもたらす、

 クモの巣を張って相手を逃げられなくする、念動力(サイコキネシス)で相手の体を勝手に動かす、

 衝撃波で相手の動きを止めると同時にダメージを与えるなど、

 その戦闘能力はもはや異常とも言えるレベルに達している。

 これでも本人曰く『まだ不完全』だというのだから、なお恐ろしい……。






※ネタバレ注意







 実は、彼女は元々人間だった。1000年前に小さな村に住む機織りの娘として生を受けるも18歳になった頃に流行病に感染し、持ってあと1年か2年という段階まで病魔に蝕まれていた。「長く生きたい」と、彼女は切に願った。そんなある日、村にやってきた旅の商人が村人に「万病を治し、不老長寿にする」薬を流行病に苦しむ人々に売った。まり子もその薬を口にし元気になったが、数日後に突如苦しみ出し意識を失う。

 目が覚めたときには村は死屍累々としており、廃墟と化した村にいつぞやの商人が現れた。この商人の正体は当時のクモ型シェイドの女王であり、人間や他のシェイドとの激しい戦いの中で生殖機能を失った女王はあのような形で子孫を残そうとしていたのである。まり子の人生はこの女王の身勝手な振る舞いのせいで狂わされたようなものであり、クモ型シェイドの住み処へと連れて行かれたあとも周囲に馴染めなず辛い日々が続いた。

 後に忠臣となるツチグモとジグモと仲良くなって、ようやく馴染めてきたある日女王から呼び出されたまり子は女王のあとを継ぐこととなる。そのためには女王の体を喰らわなければならなかった。まり子から両親や居場所を奪ったことに負い目を感じた女王から惜しみない慈愛を与えられたことから、憎悪と愛情が入り混じった複雑な想いを抱いていたまり子だったが、苦悩した末に女王のすべてを喰らい先代のあとを継いで新しい女王となったのである。

 その後は周囲の反対を押し切って自分に思いを寄せていた木こりの次郎吉との間に家庭を築くが、彼に先立たれたショックで塞ぎこみ誰とも会わなくなってしまった。不幸に次ぐ不幸から彼女の心はすっかり荒んでしまい、今のような歪んだ人格を形成してしまったのだ。




【ICV】井上麻里奈



■語らなきゃ

 説明不要の貴重なお子様枠。初期はメチャクチャ怖かったのに今じゃすっかり女の子らしくなっちゃいましたね。でもそこがいいと思います。

 少しずつ着実に成長している彼女ですが、果たして本当の意味で『大人』になれる日は訪れるのでしょうか。

 ICVについては、大人化して色っぽくなることを想定してマリーナを起用しましたw

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