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シスターの数少ない悩み

ハルフォンソの街からこんにちは。ティファレトです。

朝食を食べ、アーノルドと街の子ども達と勉強をし、これからお仕事を探す為に冒険者ギルドへと向かうところです。


「む......」


布が裂ける音と共に胸の支えが無くなった感覚。これは......下着が破れましたね。

ふむ、予備も無し。

流石にこのままでは揺れて不便なので、今日はお仕事は探さず下着を買いに行きましょう。

長めの布を巻きつけて簡素に固定し、いつもは腹部に巻いている革ベルトを胸真下辺りに巻いて固定を補強し準備完了です。


「こんにちは」


やって来たのはテッシン武具工房。

本来、下着は服屋で買うものですが、私は武具を含めてテッシン工房で作ってもらっています。

体型の関係上、必ず特注品になる上、防具との組み合わせもあるので、ココが一番都合が良いのです。

ちなみに、信徒服は頭から被って革ベルトで絞るだけの簡単構造なので、私の手縫いです。


「あっ!ティファレトさんっスね?親方呼んで来るっス」


「はい」


弟子の人が奥へと駆け込み、しばらくしてテッシンさんが額の汗を拭いながらやってきました。


「嬢ちゃんか。今日はどうした?」


「こんにちは、テッシンさん。下着が破れてしまいまして。もう1枚も無いので作ってもらおうかと」


「なるほどな。もし嬢ちゃんが良いなら、まとめた数で買わないか?その分安くはするし、嬢ちゃんも数があれば安心だろ」


「お値段はいくらですか?」


確かに数を揃えられるなら、それに越した事はありません。

ですが、問題は私が払えるかどうかです。


「簡単な試算だが、5着でこれぐらいだ」


「これだけで良いのですか?」


破れた下着1枚と比べてもあまり変わりない値段なのですが......。


「弟子達の修行にうってつけでな。俺も見てるから変な出来にはさせねぇし、その協力代ってわけだ」


「なるほど。では、それでお願いします」


「よしきた。それじゃあ奥で採寸してきてくれ」


「はい」


更衣室に向かい、女性陣による採寸をしてもらいます。


「上から151.....151!?......57......90......また大きくなっているわ」


「平均はどれぐらいなのですか?」


明らかに周りと違い過ぎるのと、ことあるごとに驚かれるので少し気になり始めました。


「そうね......平均は上が81から85ぐらいかしら?」


ほとんど倍ですか。揺れるし重いはずです。

神?もう少し小さくなりませんか?ならない?はい。

せめて揺れなければまだ動きやすいのですが......。


「またデカくなったのか。これなら、出来るのは2日後だな。明後日の昼頃には出来るだろうから取りに来てくれ」


「はい」


2日間はお仕事は休みですね。

せっかくですし、新しいサウナ屋に行くのも良いかもしれません。

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