5 妖精と話す
マリエールは妖精達とお話しをした。妖精の力とマリエールの魔法を組み合わせるには個別に面接して創生魔法で作る。
5 妖精と話す
部屋にいる10体ほどの妖精に集まって貰った。マリエールは彼らに魔法人形と一緒になることの是非を聞いたが全員了解した。また、マリエールに力を貸すことも了解した。ルドルフから妖精の力とマリエールの魔法を組み合わせる課題が出されているがどうすればいいと思うか聞いたところ
「一人一人の妖精と面接してこれといったものをマリエールの魔法と組み合わせるイメージをして創生魔法をかければいいよ。」
と話してくれた。一旦解散して個別に呼び出すと伝えた。幻影をしてくれた妖精に妖精てこんなに素直なのかしらというと
「妖精は気にいった人間の部屋に居着く性質があるからここの部屋にいる妖精はきみに従順さ。」
と返事があった。
最初の妖精と面接した。特に気になったのがものを大きくする魔法と小さくする魔法だ。これをマリエールの変幻自在と組み合わせて創生魔法にした。
次の妖精は時空を超える魔法があった。マリエールの転移と組み合わせて創生魔法を掛けた。
中々大変な作業になるので土曜日と日曜日の2日だけ行った。6体の妖精と面接が出来たところでシルビアから妖精同好会の開催の連絡入った。創生魔法で作ったのは身体強化魔法、透明化魔法、物質変換、結晶化だ。魔法人形と妖精を合わせ、マリエールと共有化したのでマリエール使える魔法は全て使える。顔もシルビアとマリエールを元したので美少女だ。それで力強く能力も高い。魔導妖精と名付けた。魔導妖精のアイテムボックスはマリエールと共有部分が多い、共有化したから当然だが。
マリエールは魔導妖精に付いて説明した。魔法人形とは見るからに違う。高性能人型ロボットだ。魔導妖精は順次新しく出来た魔法を実演していく。小石出して、30センチメートルほどに拡大する。シルビアに9歳のシルビアに手紙を書いて貰い。9歳のシルビアに届け返事を貰う。30センチメートルの岩を2つにわけ力を見せる。透明化する。岩の片方を金に片方を紫水晶にした。マリエールは言う
「これらは全て国家機密の筈です。ルドルフ王子は早急に国王陛下に知らせ私達に指示を賜りたく存じます。私は私で妖精達から魔法を聞き魔法を創生します。」
ルドルフは緊張した面持ちで
「判った今日にでも謁見して報告し、指示を仰ごう。その金と宝石は貰っていくぞ。シルビア、マリエール国王からの呼び出しがあるかも知れない。その時魔導妖精と9歳のシルビアからの返事を忘れるな。」
マリエールは預かった妖精をシルビアに返した。シルビアは
「妖精同好会も思わぬ変質を遂げたわね。私とルドルフの狙いは当たった樣たけど、全てはマリエールお陰ね。」
シルビアは5年前のシルビアの返事を見せた。そこには
「私の願いは叶えられたのね。」
と書かれいた。
ルドルフ王子は国王に謁見を求めた。直ぐに通された。ルドルフ王子人払いを求めめた。何人かは退出した。ルドルフ王子は国王に金と紫水晶を見せながら先程の件を述べた。国王は驚愕の表情浮かべ。
「とにかく早急に対策取らねばなるまい。私と宰相、軍勢大臣と研究所の所長、秘書室長、に明日の10時ここでいいな。集合をかけろ。ルドルフお前はシルビアとマリエールを会議の席に呼べ。その魔導妖精もな。お前も出席だぞ。」
ルドルフはうやうやしく拝命した。
ルドルフは国王に報告した。緊張会議だ。マリエールも呼ばれる。