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      3 妖精同好会への誘い

 シルビアはマリエールを妖精同好会に誘った。全てを知っているようなマリエールの眼差しに緊張する。

        3  妖精同好会への誘い


 

 ある日の昼休み、クラスにシルビアが現れた。クラスはどよめく。このクラスの美少女は学院でも珍しい。しかも公爵令嬢、王子の側近。彼女はマリエールのところまで行くと、

「マリエール、ルドルフ王子から妖精同好会の誘いよ。あなたのことだから十分にその意味合いは判っている筈よ。詳細はこの書類に書いあるわ。では当日会いましょう。」

シルビアは周りの子達に愛想を振り撒いて去って行った。稀代の妖精使い。妖精は見える人さえ珍しい。ましてやその力を使えるのはシルビアの家系で時々生まれる程度だ。シルビアは願ったこの力を国のために使えへないか。ルドルフと話しあった。この力は魔法と似て異なるものだ。この力を魔法と組み合わせ使うことが出来るれば大きな力になるのではないか。生憎ルドルフもシルビアも魔法に秀でてはいない。学院に入ったら試してみようと考えミリーを誘ったが魔法と妖精の力の融合と言う考えには至らなっかったようだ。

結局一年足らずで辞めて貰った。

 この時点で我々は来年入学する凄い逸材の情報を手にした。マリエールだ。幼少の頃より知能、魔法にも通じて魔法人形を使って外で活動してきた形跡がある。変幻自在の能力だ。

 我が国は炭鉱を国営から領営に切り替えた。一定量の国への納入は必要だが領で活用出来るものがある。伯爵領ではこの数年産業や事業の発展が盛んだ。特にジュエリー産業は目を張る。伯爵領のジュエリーといえばどんな高値も手に入れたいものの一つだ。領内でしか店をもたず、外商で幾つかの商店に卸しているが需要に供給が追い付かない。とこが今年なって王都に店を構え出したのだ。しかもいずれも順調、都民の心を掴む。それとマリエールに関係があるのか不明だが。いくつの形跡がある。ダイヤモンドのカット法は今では他のカット法など考えられないほどだがその方法を編み出したのがマリエールと言われる。このカット法は王都でこの店しか出来ない。王都のジュエリー店は人多い。店の前には同業者お断りの張り紙がしてある。それでもやってくる。店では厳しく監視見付けたら捉えて罰則を加える。

 マリエールはまごうことなく化物だ。あったことは2度しかない。始めは3月の学院生の社交会だ。人に好かれる顔だ美少女だが警戒感を持たれる顔ではない。怜悧な美少女ではなく誰とでも友達になれるタイプの美少女だ。この気安い少女がそれほどの才能があるのかと思っいると、物質変換をするという。何のことか分からなかった。ガラスのコップを瑠璃という宝石にするという。王子に確かめろと言われた。宝石に間違いないと答えた。そして同級生と談笑しているマリエールを訪ねた。人なっこい笑顔で迎えるマリエールは全てを知っている。

 妖精同好会を明日に控え、妖精の魔法を理解しようとした。マリエールは妖精が見えるがコミュでーションが取れない。ましてや自分のために使うことなど出来ない。せめて妖精の気持ちが判ればな

と思う。創生魔法で出来ないか。出来たのは妖精とコミュニケーションが出来る魔法だった。マリエールは妖精と話しをした。

 マリエールは妖精とのコミュニケーションを試みる。

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