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魔王ゲオルグのストライキ奮闘戦線異状アリ!  作者: 所天駄
第四章 魔王対真祖カーミラ
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第三十五話 ストライキは終わったものの①


吾輩の「対話交渉」により、ストライキも解消し、今後のことを考えていたある日のことだ。


全十階層中、現時点で第一、第二階層の2つの階層が問題解決により、人間どもへ解放可能となっている状態である。


第三階層は、アンデッド軍団の多くが、交代で人間相手の接客要員となっており、現時点では、ダンジョンとして機能するには難しい。

ショッピング・モールやテーマ・パーク化した第二階層までの接客要員の控・休憩・更衣室状態であるな。


第四階層に居るゴーレム軍団もまた同じ理由、第一、第二階層へ出張しているため、ダンジョンとしては以下略。


第五階層ゴブリンやオークなどは、今のところ上層階が活動休止中の為、第三層から第五層迄のダンジョン内の警備以外にあまり出番はない。


第六階層のサイクロプス、ミノタウロス、オーガ、タイタンたちも同様。

第七階層、幻獣種が多数待ち受けているが、竜種と呼ばれるワイバーン、火蜥蜴、グリフォン、マンティコア等々は、最近出番が無いことがストレスらしい。これもまあ火種であろうか。頼むからストライキなど起こさないでくれよ。

ちなみに、現時点でのアニマル軍団の避難先がこの第七階層である。


第八階層、龍種。龍人や魔族などが待ち構えている我がダンジョン最終防衛ラインである。ここもまた、現時点ではストライキには参加してはおらぬのだが、そのまま従順であって欲しいものである。


第九階層は、魔物たちの居城であり、四天王たちもここにそれぞれにエリアも与えられておる。吾輩の居城であり、謁見の間、執務室、寝室などもここにある。


第十階層は、我らエ・イ・ドーリアン地下大墳墓迷宮の最重要階層である。吾輩のご先祖である歴代の魔王や四天王、役職に就いた者たちが眠っている。文字通り大墳墓なのである。


現時点では、ストライキが終了し、ダンジョン内を使えなくはない。

だがしかし、空白の多い状態となってしまい、中途半端に開放するのもなぁ・・・。


うむ。



もう少し続きます。


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