プロローグ
小説を読もう!でいろいろ読んでると、自分も書いてみたくなりました。
でも、長い文章を書いたのなんて中学の読書感想文以来です。
書き方もよくわからず、気分というか勢いだけで書いてみます。
(黒歴史になる可能性濃厚だけど)
初めてですし、たぶん短い予定です。
王様「おぉ、勇者トッパよよく来てくれた。今世界は危機に瀕している。どうか魔王を倒してくれ。」
俺は夢を見ているようだ。
目の前には王冠をかぶり、白い髯をたくわえた
これぞ王様という感じの男が、これまた豪華な椅子に座っており
横に大臣だろうか、小太りの少し神経質そうなおじさんが立っていた。
なんか色々一方的に王様が話し終わった後、100ゴールドと銅の剣をもらった。
次に俺は横に移動し、たぶん大臣?に話しかけた。
といっても体は自分の意思では動かず、勝手に動いている。
大臣「まずはこの城の周りで力をつけ、それから北にある村に向かうとよいだろう」
俺は階段を降り王の間を後にした。
なすがまま、ぼーっとしていたが、俺はその辺の人間に片っ端から話しかけている。
猫にまで話しかけている。
我ながらまめなやつだ。
と、今度は兵士に話しかけようとしたところ、
兵士は身をかわし俺とすれ違った。
俺はというと、そのまま壁に直進
ガン、ガン、ガン
「いて、いて、いて」
最初に腕、足、頭、体と壁にぶつけたにもかかわらず
そのまま2度、3度と壁に向かって行進していった。
ん?痛い?
確かほっぺたつねって、痛くなければ夢、痛ければ夢じゃないとかってのがあったよな。
壁にぶつかって痛いということは夢じゃないのかな。
でも、体は自由に動かないし、やっぱり夢なのかなぁ
なんて考えてたが
その間も体は勝手に動き、てくてくと城をでてすぐ傍にある城下町についた。
ここでも相変わらずまめなことに住人に話しかけまくってる。
「装備品は装備しないと効果がないぞ」
「冒険には念のためやくそうをもっていくといいよ」
「北の方に村があるよ」
「ようこそ、ハジマールの街へ」
ん~、なんていうかRPGの世界だなぁ、それもふた昔前の
俺は直角にしか曲がることができず、斜め移動ができないみたいだw
ひとしきり話し終わると、俺は街の外に出た。
いやいや、100ゴールドで盾とか皮の鎧かなんか装備品を普通買うだろ~と思いつつ適当に歩いていると、
といっても自分の意思じゃないけどね
と、まぁ歩いてると80センチはあろうかとおもわれる大きな蟻が目の前にあらわれた。
俺は王様にもらった銅の剣をふるった。
ガツン
結構堅い。銅の剣のため切れ味も悪くアリは傷つかず、剣を持つ手に軽く電気が走ったかのような衝撃によるしびれがきた。
と、頭の中に トッパの攻撃 巨大蟻に2ポイントのダメージを与えた
ということばが浮かんだ。
(ん、ん~。なんかやっぱゲームだなぁ)
ひとごとのように考えていると、
向こう脛を蹴られたかのような痛みが走った。
蟻が足に体当たりをかけてきたのだ。
巨大蟻の攻撃 トッパは4ポイントのダメージを受けた。
(いてっ、なんかおれ、結構くらってるなぁ)
トッパの攻撃 ミス
(おい、おい、おい)
巨大蟻の攻撃 トッパは5ポイントのダメージを受けた。
(防具はぬのの服だけだから痛いなぁ)
トッパは逃げ出した。
・・・無事逃げ延びた。
(緒戦からこれかよ~)
おれは命からがら逃げ出し、街の宿屋で1泊し体力を回復させると
皮の盾と皮の靴を買った。
というか、買ってもらったというか、まぁなんでもいいや。
町の外、こんどは60cmくらいのふわふわした白い毛玉をみつけた
まるもがあらわれた。
(ほうほう、こいつはまるもっていうのか。そういえば蟻の時は名前出たっけ?ぼーっとしてたからな)
トッパの攻撃 まるもに4ポイントのダメージを与えた。
(見た目どおり弱そうだわ)
まるもの攻撃 トッパは1ポイントのダメージを受けた。
(ふわふわ、きもちえ~。あれ、でもなんかダメージ受けてる)
トッパの攻撃 まるもに5ポイントのダメージを与えた。
まるもを倒した。
経験値1ポイント、1ゴールドを手に入れた。
(やりぃぃ~、でもしょっぺぇ~、一番弱い敵だな、雑魚中の雑魚だわ)
はじめて敵を倒してちょっとテンションあがってしまったw
次いで、まるも、まるも、蟻、まるもと倒したところでレベルがあがり
頭の中にファンファーレとレベルアップによるステータス上昇が告げられた。
レベルがあがったことにより、平地以外に草原にも足を踏み入れるようになった。
耳羽ウサギがあらわれた。
(うっ、けっこうきつい)
耳羽ウサギはやくそうを落とした。
やくそうを手に入れた。
経験値4ポイント、6ゴールドを手に入れた。
(おっ、うまいじゃん。でもボロボロだし宿屋で回復だな)
順調に町の周りで敵を倒していると、レベルが3になり
北にある村を目指すことになった。
宿屋で回復、やくそう購入
(いざ、新天地へ。なんてね)
てくてく北へ。
(お、なんか紫色の沼発見。やっぱあれって、そうだよなぁ)
てくてく北へ。
(お、岩山の向こうにほこら発見。でも行けそうにないなぁ)
てくてく北へ。
(お、村発見)