蓬莱山家のお姫様
投稿スピードがやたらと遅れている....まぁ作者はマイペースなので許してください(:3_ヽ)_
それでは、続き~
「眠い....」
「ほら、早くついてらっしゃい」
結局、あの後に俺は夜まで新薬の実験台になってしまい、眠る事が出来なかった。
全く、寝る子は育つと言うのにこれじゃあ背が伸びないじゃないか
「折角訓練が休みなのになんで蓬莱山家なんてとこに行かなきゃなんねぇのさ!」
「しょうがないじゃない。家庭教師をやっているんだから行かなきゃ」
「だからって俺がついて行く必要ないじゃんか!なんで身体を休める日にわざわざ苦手な女子の所に行かなちゃないんだよ!」
「だって、寂しいんだもの」
「俺は永琳のぬいぐるみか何かか!?」
と、そんなコントの様な会話を永琳と喋っていると、いつの間にか目の前には大きな建物があった。
この建物に住んでいるのは蓬莱山家。この都市ではかなり権力を持った一族である。
一応、俺も永琳に勉強は教えてもらったからこの歳で権力とか難しい言葉は大体知っているから蓬莱山家が凄いと言うのは分かっている。
しかし問題はそこじゃない。永琳はそこのお嬢様に勉強を教えているのだ。
お嬢様の名前は蓬莱山 輝夜。年齢は同じぐらいなのだがそのお嬢様が、かなりのワガママなのだ。
ワガママ+女子、この2つが揃った時、俺のテンションゲージが一気に減少してしまう。
だから行きたくないのだ。
「何ボケっとしてるのよ、さぁ入るわよ」
「はぁ....」
俺は重い足取りで開いた扉をまたいだ
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「このまま逃げてやろうかな....いや、逃げたら帰った後に昨日より酷い目にあうだろうなぁ」
俺は永琳の家庭教師が終わるまで別室で待たされていた。一瞬、このまま逃げる事も考えたが後で実験台になるのがオチだろう
取り敢えず、昨日は寝れなかったから寝てみようかと、再チャレンジしてみようと目を閉じた....
「終わったわよ!さぁ蛍!一緒に遊ぼう!」
だが、やはり眠れなかった....
◇
「よぉ~っし、じゃあ何して遊ぶ?蛍」
「お眠りごっこってのはどう?二人で寝るの」
「えぇ~、そんなのつまんないわよ!」
「じゃあ散歩ごっこは?こうゆったぁ~りと外を散歩するんだ」
「だめよ、外に出るの禁止されてるもん」
くそっ、過保護か....いや、お嬢様ならこんなもんか....
というか、なんとか眠るか散歩するか、とにかく楽な遊びを選ぼうと試みたが思い通りに行きそうにない....
「じゃあ、おままごとしよー!私がお母さんで蛍がお父さんね!」
しかもとてつもなく面倒くさそうな提案が飛んできた。
どうせ嫌だって言っても永琳呼ばれて無理矢理やらされるんだから、潔くやることにしようっと
「もうそれでいいや」
「決定ね!良し....お帰り~あなた!」
「ただいま~」
良くある始まり方だなぁと思いつつもなんとなく乗ってみる。早く終わらせたいから
「良し!じゃあ~お風呂にする?ご飯にする?それとも....わ☆た☆s「はいストップ」えーなんでよ~」
「何処でそんなの覚えてきたんだよ。そんなの子供の言う事じゃないんだぞ」
「蛍だって子供じゃん。私と同じ11歳だし」
「....まぁ、それはともかくそんな台詞は本当に好きな人にしか言っちゃいけないんだよ」
「ふ~ん、好きな人ねぇ」
「そうそう」
「分かったわ!じゃあ続きをしましょう!」
「えっ?まだやんの?」
「当たり前じゃない!」
「おぅ....」
結局その後、何時間も在り来たりなおままごとに付き合わされ、疲れきった俺は永琳におんぶされながら帰ることになった。
やっぱり女は嫌いだ
その後、俺はようやく眠る事が出来たのであった。
東方の時系列ってよく分からない....これがにわかの知識レベル、だから順番がおかしい時もあると思いますがそれはこの作品のオリジナルということで....