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掌編

Slave girl

作者: 歩歩

昔書いた短すぎる奴。


物心ついた時から私を縛った足枷が、ある日突然消えていた。


求めていた自由がやっと手に入る


期待を胸に外へ出た時途方に暮れた


何も知らなかった


常識も


生き方も


求めた自由と解放は


眩しすぎて何も見えない世界だった


誰かに命じられその通りに生きるしかなかったから


自分で何かを決めることが出来ない人間になっていた。


どうやって生きていけばいいのかわからない


希望だと思ったそれは絶望だった


人に命じられ、全て決められなければ生きていけない自分への自己嫌悪


苦しくて苦しくて憎かったはずの主人を求めてた


全てコントロールされ、決められていた方が


自分で目的を決め生きることよりずっと楽


最初は望まず無理矢理つけられた足枷を


今度は自分からつけた








眩しすぎた希望は暗すぎる絶望と同じだった




タイトル直訳で『奴隷少女』

そのまんまです。

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