妹が相談してきた件について。
こんにちワンコ(≧∇≦)
だんでらいおんです!
初投稿です、よろしくお願いします!
緊張しますが、一生懸命頑張りますので読んで頂いた方は、感想をもらえると嬉しいです(>_<)
改行が多く、読みやすくなっておりますので、最後までゆっくりとお付き合い下さい。
ようみんな。
これは、題名からして一人称が女っていう印象を受けるけど、そうじゃないぞ。
俺はれっきとした男だ。
期待させてすまなかったな。
さて、早速本題に入るとするか。
俺の名前は真田優。
ごく普通の悩める高校2年生だ。
クラスメートからはほとんど、「ユウ」か、「さなーゆ」と呼ばれてる。
まあ、8割はさなーゆだな。
んで、そんな俺に何の悩みがあるかっていうと…俺には3つ離れた妹がいる。
名前は梨乃、中学2年生だ。
それがどうしたかって?
まあ、そう慌てるな。
聞いてくれよ。
数日前のこと____
「お…お兄ちゃん…。」
めずらしいな。どうかしたんだろうか。
「んー?」
梨乃は、風呂上がりの俺を、何か含みありげに見上げ、赤面しながらゆっくりとこう問うてくる。
「あのさ…ちょっと相談があるんだけど…聞いてくれる…?」
何だ?相談…?何で?何を⁇
ひとつ言い忘れていたんだが、こいつははっきり言って、かなりの美人野郎である。
だから、そんな顔で赤面&熱っぽい目で見つめられたら、いくら兄弟でもメンタルがやられてしまう。
…シスコンなんかじゃないぞ?
確か、来月からモデルを始めるとか言ってやがったっけ。
っとと、そうじゃなくて。
こいつは、顔が良い分、かなりプライドが高いらしい。
だからいつもは、凡人である俺になんか、話しかけてこないし、たまに俺から会話を試みても、「うん」とか、「別に。」とかしか言わない。
つまり、俺たちは普段、ほとんど喋らんわけだ。
ましてや、妹が俺に相談なんて、天地がひっくり返ってもあり得ない。
そんな梨乃が、俺に何を相談するというのだろう…?
相談_____物事を決めるために、他の人の意見を聞いたり、話し合ったりすること。
…梨乃が?…俺に…?
なぜだ…うーん、分からん。
と、うんうんうなって考え込んでいる俺に梨乃が言う。
「お兄ちゃん?聞いてる?」
「ああー‼︎聞いてるぞ!何だ⁉︎」
俺はやけになって答え、慣れた手つきで冷蔵庫から2リットルのコーラを出す。
プシュッ‼︎
んー、良い音。
「…だからー、相談があるのーー」
「んああ、そこまでは聞いてた。」
俺はコーラを口に含む。
「…あのね?あたし…ね…?」
んだよ、早く言えよ。
っあー、コーラうまっ!やっぱ風呂上がりはこれだわー!
梨乃は、俺の心の声を察したかのように、若干キレぎみに、とんでもないことを口にする。
「(ムッ)…あたし…!す、好きな人ができたんだけどっ‼︎」
ブーーーーッ‼︎‼︎
噴いた。
「ゲホゲホッ…‼︎お前…風呂上がりに俺を殺すつもりか…‼︎」
「なっ、何よ…!お兄ちゃんが勝手に驚いただけじゃない!」
「…で?」
「…で、って?」
「だからよ。相談があるんだろ?それで、何だよ?告白の仕方とかか?」
「……っ‼︎違う‼︎あたしが言いたいのはそうじゃなくて!その…好きになっちゃっていいのかなって…」
はああ?何を言ってんだこいつ?
俺は床に飛び散ったコーラをプ○さんの雑巾で拭き取りながら、イケボでキメる。
「好きになっちゃったもんはしょうがねーだろ。だいたい、恋して良いとか悪いとか、俺が決めることじゃねーし。まず相手によるしなあ。」
するとなぜか梨乃は恥ずかしそうに、こう答える。
「…っそ、そうだよね!幽霊好きになったり、自分を殺そうとした相手にときめいたりするんじゃなければ大丈夫だよね!」
何この子。言ってる意味がよく分からないんだけど。
何?幽霊?
イヤイヤイヤイヤ、そんなことより、1番気になる事をこいつはたった今口にした。
これは兄貴である俺が聞いてやらねば…
「何?おまえ誰かに殺されかけたことあんの?」
「違うわ‼︎…い、今のは、例えばの話。全く…。」
…だよな…つか、こいつツッコミうめーな!
実はお笑い目指してたりする?
変なところに頭がいく俺。
しかし、こんな事を考えてられるのも、今のうちであった。
何故なら俺は来月、こいつの○○になる運命なのだから…
続く。
ちなみに…題名は、鬼アタックということですが、()内の略って、気付いてました⁇
最初はそのまま、「お兄ちゃん、あたし好きな人ができたんだけど。」っていう題名にしようと思ってたんです。
でも、考えてみたら、長っ!と思って「おにあた」にしたんです。
そしてさらに、「おにあた」って、「鬼アタック」みたーい、とわけの分からない閃きが脳を支配しまして。今に至るわけです…
ですから、鬼もアタックも、全く内容には関係ありません。すみません(>_<)