マンチカンの【きなこ】と パピヨンの【アゲハ】
楓ちゃんのサイドストーリー
今回は、ほのぼの回です(*´ω`*)
ここは、雲の上の天上界。
「きなこ~~~! きなこ!」
楓が帰りの遅いマンチカンのきなこが心配で探しに来たのだった。
「もうー! きなこったら何処に行ったのかしら? もしかして、迷子!!! まさかねぇー」
楓は、普段は何だかんだ言っても、やっぱり、きなこ事が大好きだった。
すると、雲海展望台に二つのしっぽが見えた。
「あっ あのしっぽは、きなこだ!」
綺麗なベージュ色の尻尾が見えた。
それは、まるで【きな粉】のような色をしていたので、そのまま【きなこ】って名前になった。
「それと、あのフサフサMAXの白い尻尾は、アゲハかな」
「それにしても~ きなことアゲハは、犬と猫なのに、昔から仲良いんだよねぇーーーヒューヒューだよ~」
(あの二匹! いつも何してるんだろう~? そうだ! ちょっと覗き見しちゃおーっと♪)
また、好奇心が強い楓の悪い癖が発動したのだった。
カサカサカサカサ
ほふく前進で雲をかき分けて進んで行く楓。
「どれどれ~♪」と覗き込むと!
「なあっ!!! 」
きなことアゲハは、お互いの体をスリスリしながらイチャイチャしてたのだ!!!
うぐっっ 負けた、、、 、、、と暫くは、放心状態の楓さん♪
「うっううう~」
頭を振って我に帰る事ができたのだったが、、、
その後、静かにこの場をさりながら、
「まぁー 確かにきなこは、メスでアゲハは、オスだけど、、、だけど、犬と猫なんだよー!もし、もしもだよ! きなことアゲハの間に子供が出来ちゃたらーーー?」
「えっ 何なに?!? その子は、犬なの? 猫なの? どっちなのーーー???」
と、謎の自問自答を繰り返しながら、彷徨い歩いている楓の姿が、天上界にはあったとさ~
めでたし、めでたし~♪
最後まで読んでいただきましてありがとうございます(☆>ω<)
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