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はじまり
拙い文ですが楽しんでもらえたら幸いです。
何もない部屋、
そこに二つのモヤのような生命体がいた。
「まだ諦めるつもりはないんだね?」
白いモヤのような生命体が言った。
もう一つの黒いモヤのような生命体はなにも言ず、ただ揺らめいていた。
「そうだね、次こそは会えるといいね。」
白いモヤがそう言うと黒いモヤは強く揺らめいて消えていった。
「次こそは君が心を許せる者が現れるのを願っているよ。」そうつぶやくと白いモヤのような生命体も消えていった。
その日数多の世界を滅ぼした、後に魔王と呼ばれる存在が一つの世界に生を受けたのであった。
しっかりと終わらせる予定です。