けー13
「…………ということで、とりあえずの見立てはたちましたね。」
いろはが言い、タモンが
「当て付けも多いし、何となくではあるけどな。
後は犯人に繋がる情報をどれだけ見つけられるかだな。」
「気づいてないふりして犯人捜しですね。」
「今のところ犯人もその目的も一切わからないからな。」
二人である程度考えてから午後の捜索にでた。
「午後からもお願いします。」
男性職員が言った。タモンが
「こちらも色々考えてみたんたですが、やはり難しいですね。
何か見当は着きましたか?」
「やはり玄宮園十勝のどこかにあるんじゃないかと思いますね。
まずは龍臥橋に行きましょうか?」
「そこは近江八景で言う所のどこに当たると思いますか?」
タモンもいろはもある程度は見当をつけていて同じ場所で見当をつけている場所があった。
「そうですね、勢多の夕照が当たるのではないかと思います。
長い橋がかかってるのと歌川広重の近江八景図でもおなじような構図なのでぴったりなのではないかと思います。」
「なるほど。じゃあ向かいましょうか。」
とりあえず三人で橋を調べていった。いろはが橋の裏側に貼られていた紙を見つけた。とりあえず内容を確認するためにいろはとタモンで先に確認した。
『市役所の裏側にある自販機の下には拾うのが面倒になった小銭が大量に落ちている事がある。』
「…………………これは…………暴露か?」
タモンが率直な感想を口にした。
「正直どうでも良いのきましたね。確かに自販機の下に入った小銭拾おうと頑張ってるのも見られたくないだろうし、10円とかなら諦める人もいるかもしれませんね。」
「これは特に問題ないな。比較的見つけやすい感じではあったからこれが最初に見つけられるような軽い話だったのかもしれないな。」
「次、行きましょうか。」
「そうだな、あの職員に見せて次をきこう。」
それから職員に紙を見せて次の場所についての話を聞いた。男性職員もいろはやタモンが感じたような反応を見せてきた。
だいたい言いたい事も同じぽかった。そして次の場所に三人で向かった。




