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プロローグ
人の心は壊れやすい。この事実を、世間はもう聞き飽きたと言うことだろう。人類は「心」というテーマに異様な執着心を抱いて来た。デリケートである心は、どう守られるべきか。壊されないためにはどうすれば良いか。清き心とは具体的にどのようなものか。その答えは無数に広がり続ける。当然だ。科学よりも強く、宇宙よりも身近で奥が深い。それが心と言ってもいいのだから。そんな心を作っているのが仮に成長だとしよう。成長する過程で心が作られるのなら、その記憶で心が作られていると置き換えてもいいだろう。では、その記憶を失えば心はどうなるのだろう……。
皆様、遅れて本当に申し訳ございませんでした。
作者は高校試験に受かり無事に合格しましたが、そのあとのテスト期間により投稿が大幅に遅れてしまいました。
書いた話のストックを作るのも遅れて約1ヶ月、やっと投稿できるまでに至りました。
とは言え、私はテスト期間になると勉強に明け暮れるようになりますので、投稿は週に一回以下になってしまう恐れがありますので、悪しからず。