劇的ビフォーアフター!女神のお部屋を大改造せよ!
「まずはこの部屋だ。何も無ぇにも程がある。アンタもこんな何も無ぇ部屋に、ずっと一人っきりじゃあ退屈だろうよ」
おっさんが断定口調で訊ねる。少なくともおっさんは、自分ならばこんな所に一人で何ヶ月も閉じ込められたなら、退屈のあまり精神が死を迎える事を確信していた。
「だがリフォームするにしてもこの狭苦しさはいただけねえな。よって、その前に部屋の数を増やそうと思うんだ」
イリアの返事を待たずに、おっさんは続けざまに言った。そして通話アプリを開いて、電話帳からある人物を選択してコールする。
「おう、姉貴か。俺だ」
数秒後に相手が電話口に出ると、おっさんはぶっきらぼうにそう言った。おっさんが電話をかけた相手は、彼の義姉である四葉桜であった。
「どうしたの恭志郎。貴方が電話なんて珍しいわね」
「ああ。実はちょっと頼みたい事があってな……ちょっと映像送るぞ」
おっさんはそう言ってアプリをビデオ通話モードへと切り替えて、桜に現在居る女神の部屋内の映像を送った。
それによってゲーム内の映像が現実世界に居る桜の端末に映し出され、彼女はおっさんの背後に居る、困惑した表情でその背中を見ているイリアを見つけた。
「あら?イリアの所に居るのね」
「ああ。ところで姉貴よ、この部屋を見てくれ。こいつをどう思う?」
「……凄く、寂しい部屋ね」
血は繋がっていないとは言え流石に姉弟だけの事はあって、桜はおっさんが言いたい事をすぐに理解した。彼女はすぐに端末を操作し、夫である四葉煌夜を呼びつける。
『四葉煌夜さんがチャットに招待されました』
「どうした桜……って、恭志郎も居るのか。一体何があった?」
彼が現れたのを確認したおっさんは、余計な前振り等は一切無しに本題に入った。
「おい煌夜、この部屋を広くしろ」
「ちょっと待て、一体どういう事だ?」
「ああ、それと幾ら広くても一部屋だけってのは少々いただけねぇなぁ。まずリビングと寝室、ダイニングキッチンも必要だな。あとは工房と遊戯室も必要だから……二階建てにするか。よし、間取りはこんな感じでひとつ、よろしく頼むぜ!」
紙とペンを取り出し、床の上でスラスラと図面を書いて煌夜に見せる。
「お待ちなさい恭志郎、お風呂を忘れているわ!」
「おっと、こいつぁいけねぇ!俺とした事がうっかりしてたぜ」
「だめよ恭志郎、女の子の暮らす家なんだから、そこはしっかりしないと」
「いや全くだ、助かったぜ姉貴。それじゃあ大浴場も追加しておこう」
姉弟のコンビネーションによって、更に図面に色々な部屋が書き加えられてゆく。
「頼むから説明をしてくれ……」
煌夜はその様を見て頭を抱え、弱弱しい声でそう言った。
「ハァ……一から説明しないとわからねぇのか?」
「仕方のない人ねぇ」
おっさんと桜が全く同じタイミングで、呆れたと言わんばかりに肩を竦める。
「くっ……こいつら……!」
昔からこうだ。一人だけでも厄介だというのに、この姉弟が結託すると手がつけられない。煌夜は脳裏によぎる苦い思い出を振り返り、胃が痛くなるのを感じた。
「なら説明するがよぉ……その前に煌夜お前さぁ、あんな小さい子供をこんな狭くて何も無ぇ部屋に閉じ込めといて、何も感じねぇわけ?」
背後に立つイリアを指さしながらおっさんが言うと、煌夜はようやく事態を飲み込めた様子を見せた。なお本来は話題の中心になっている筈のイリアは相変わらず蚊帳の外である。
「ああ……そう言う事か、完璧に理解したわ。しかしだな恭志郎、これにはシナリオとか設定上の都合ってモンがあってだな……イリアはその場所でプレイヤーを待ってなきゃいけない訳で、自由に動いて貰っちゃあ困るのは分かるだろう?」
「だとしてもだ、せめてもう少しこう、日々の楽しみ的なモンは必要だろうがよ。家から出られないとしても、その中での自由や娯楽くらいは与えてしかるべきだと思わねぇか?」
「むむむ……確かに一理あるが、イリアの性格とかの設定を考えると、あまりそういった余計な物
を足したくはないんだよな……」
「何がむむむだ。なら俺が勝手にやったって事にすりゃあ良いだろうが。つべこべ言ってねぇで、さっさとやりやがれ」
「……クソがっ」
煌夜は悪態をつきながら、高速のブラインドタッチで目の前のデスクに置かれたキーボードを叩き、あるプログラムを起動した。そうすると、おっさんの前に一枚のシステムウィンドウが開かれ、表示された。
「部屋のマスター権限をお前に移譲した。そのウィンドウで部屋の大きさや間取り、テクスチャなんかをある程度変更できるから、後は好きにしやがれ。それから、内装とか家具なんかは自分で何とかしろ。流石にそこまでは面倒見きれんわ。じゃあな」
不機嫌そうに言って、煌夜は一方的に通話を打ち切った。
「あらら、怒らせたかな?姉貴、あいつのフォローは任せたぜ」
「ええ、任されたわ。それと、あれは拗ねてるだけよ。心配ないわ」
そうして桜との通話も終えたおっさんは、さっそく部屋の拡張に取り掛かった。
「よっしゃ、それじゃ早速作っていくか。まずはこの転送陣が入口になるから、そこから奥に廊下を作って、突き当りに祭壇がある礼拝堂を作るとするか。そして居住スペースは二階に集中させて……よし、こんなモンでどうだ」
おっさんがマスターコンソールを操作すると、廊下や礼拝堂、階段、そしてリビングやキッチン等の部屋が次々と出来上がっていった。
「あの……貴方は先程からいったい何を……」
呆然自失といった様子のイリアはようやく我に返り、おっさんに疑問をぶつける。
「いえ……私の為にそれをしてくれている事は、理解出来ているのですが……その行為に、一体どのような意味が……?私はここでの生活に、特に不便など感じてはいませんし……そんな事を気にするよりも、他にもっと有意義な事があるのでは?」
イリアの問いにおっさんは振り返り、少し考えた後に言った。
「意味か…………意味なんか無ぇよ」
「無い……!?」
おっさんの回答に、イリアは驚愕した。
何の意味も無いならば、何故この男はそのような行為をしているのか。それがイリアには理解不能だった。
「人が動くのに、いちいち意味なんざ必要無ぇんだよ。俺は気に入らねぇからブッ壊すし、面白そうだから造るんだ。そして今、俺はアンタと一緒に遊びたいと思ってるから、こんな酔狂な事をやっているのさ」
そう言って邪気の無い笑顔を見せたおっさんは部屋の増築を終えて、今度はアイテムストレージから工具箱と、インゴットや木材などの生産素材を取り出した。
「じゃあ次は家具でも作るか!部屋が出来たのは良いが、物が無ぇのは寂しいからな」
木材と釘を使って簡易的な作業台を作りながら、おっさんがイリアを手招きする。
「折角だし、アンタも一緒にやろうぜ。創世の女神なら、物を作るのは得意だろう?」
そう言って強引に金槌を押し付けてくるおっさんに、イリアが苦笑を溢す。
「私は長い間、人の子を見守ってきましたが……貴方のような変な人は初めて見ました。異界の勇者というのは、みんな貴方のような変な人なのですか?」
「おうよ。プレイヤー共はどいつもこいつも、個性派揃いの変人集団よ。マトモな奴なんぞ両手の指で数えられる程度しか存在しねぇから、今のうちに覚悟しときな」
幾ら何でも女神様の住居を勝手にリフォームし、挙句にその女神に金槌と釘を押し付けて大工仕事をさせるような暴挙をしでかす不届き者は他に居ないだろうが、おっさんが言った事は概ね正しい。読者の皆様にはこの小説に今まで登場したプレイヤーの事を思い出していただければ、それが真実だと分かっていただけると思う。
「私もしかして……世界を救う人選、間違えました?」
冗談めかしてそんな事を言ったイリアに、おっさんは自信満々にこう言ってのけた。
「いいや、間違ってねぇよ。何故ならば、マトモな奴に偉業を成す事は出来ねぇからな」
右手の人差し指で自らの頭をトントンと叩き、おっさんは続ける。
「それが名声であれ悪名であれ、後の世に名前を残すような連中ってのはな、どいつもこいつも頭のネジがダース単位で吹っ飛んでるような連中ばっかりよ。少し考えりゃあ分かるだろ?普通の頭をした奴が普通のやり方をしたって、出来るのは普通の事だけだ。だから凄ぇ事をやりてぇってんなら……普通じゃない、変な奴らを呼ばなきゃな」
最後におっさんはイリアを安心させるように笑って、こう締めくくった。
「だから安心しな。変テコリンなロクデナシの俺達が、バッチリ世界を救ってやるからよ」
「くすっ……それは、何とも奇妙な英雄譚になりそうです」
おっさんの物言いに、イリアは思わず笑ってしまう。そうしていつの間にか、おっさんのペースに乗せられていた事に気づき、また笑いが込み上げてくるのを自覚する。
「ああ……全く、本当におかしな人ですね、貴方は」
そう呟いたイリアの表情は、神聖な女神というよりは、外見相応の無邪気な笑顔だった。おっさんが見たかった物は、その心からの笑顔だった。
*
それから数日が経過し、おっさんは相変わらずイリアの家に入り浸っていた。たまに外に出てはどこからか生産用の素材を大量に調達して来て、それらを使ってイリアと一緒に家具を作って家中に配置したり、料理を作って食べたり、木工や細工などのスキルを使って遊ぶ為の玩具を作り、それを使って遊んだりしていた。
そんな彼らの様子を、現実世界でモニターを通して見ている者が居た。アルカディア開発室長、四葉煌夜である。
「フン……」
かなり濃い目に淹れたブラックコーヒーを一気に飲み干し、カップを乱暴に机の上に置きながら、煌夜がつまらなそうに鼻を鳴らした。
「お代わりは必要?」
すると隣には何時の間にそこに居たのか、彼の妻である四葉桜が立っていた。
「桜……ああ、頼む」
「はいはい」
慣れた手つきでコーヒーを淹れる妻の背中に、煌夜はぽつりと呟いた。
「あいつは、いつもああなんだよなぁ……」
煌夜が言うあいつとは勿論、謎のおっさんの事だ。
「イリア……俺はあのNPCを、冷静沈着で公平無私、常に世界の安定や自らの使命の事をを第一に考えるように設定した筈だ。……だと言うのに今の彼女は、まるで見た目通りの幼い女の子みたいじゃあないか」
モニターの中では、イリアがおっさんの作った微妙に形が崩れたプリンを幸せそうな表情で味わっていた。
「それが今じゃあ、あんな感じだ。あの馬鹿に関わったが最後、どいつもこいつも奴の無茶に振り回されて、気が付いたら馬鹿が伝染っちまうんだ。そして最後には面白可笑しい、傍迷惑な馬鹿軍団の出来上がりと来たもんだ」
「ふふ……そうね。あなた達が昔、そうだったように……ね」
桜がそう述べたように、かく言う煌夜も十代の頃に不破恭志郎と出会ってからは、もう一人の親友であるアイザック・フォークナーと三人で、散々無茶をやらかして来たものだ。それこそ世界の全てを相手に喧嘩を売るような綱渡りを、何度繰り返した事か。
昔を思い出して、懐かしさと苦々しさが入り混じった複雑な気分になる煌夜だった。しんみりした空気がその場を支配するが、それを打ち破るように着信音が鳴り響いた。
その着信の相手は、不破恭志郎。噂をすれば何とやらだ。
「今度は何の用だ!?」
煌夜は通話ボタンを押して電話口に出るなり怒鳴り声を上げる。
「おう煌夜、ちょっと頼みてぇ事があるんだ」
ゲーム内で通話アプリを使用し、電話をかけたおっさんは一切悪びれる事無く言う。
「ちょっと一緒に映画でも見ようかと思ったんだが、イリアの奴ブラウザ開けねぇんだ。ちょっとコイツにネット環境を与えてやってくれや」
アルカディア内では、Webブラウザを立ち上げてゲーム内でインターネット上のサイトを閲覧する事が出来る。だがそれはあくまでプレイヤーに与えられた権利であって、たとえ創世の女神であろうとNPCにそれを行なう事は出来ない。
それは考えずとも当たり前の話である。ゲーム内の、ファンタジー世界の住人であるNPCがインターネットに接続し、ネットサーフィンを楽しむなど前代未聞だ。
おっさんはその禁忌とも呼べる行為を平然と行なわせようとし、あまつさえ動画配信サイトにアクセスし、現実世界の映画を鑑賞させようとさえしているのだ。
「お前が開いてるブラウザを共有出来るようにしといてやる……それくらいで勘弁しろ。自由にネットやらせんのは流石に無理だ」
力無くそう言って、最後にあまり有害なコンテンツを見せたりするなよと釘を刺して、煌夜は電話を切ろうとする。
だがそこで、おっさんが最後の爆弾を投下した。
「ところで、こいつに十連ガチャを回させてやりたいんですが構いませんね!!」
「ああもう好きにしろよコンチクショウ!代金はお前が課金した分から引いとくからな!?」
ガチャ、それは課金したリアルマネーを使って回し、ランダムでアイテムを取得する事が可能なコンテンツである。
当然ながらガチャでしか取得できないアイテムという物も多数存在し、その中でも排出確率が低く、性能が高い物や見た目がイカしてる物はゲーム内において高額のゴールドで取引されている。それが期間限定の品であれば尚更である。
ガチャで排出される品の希少度は、下から順番にR、SR、UR、LR、GRの五段階である。
出現確率はRが50%、SRが30%、URが12%、LRが7%、そしてGRが1%という割合だった。
おっさんが言った十連ガチャとは、その名の通りにガチャを十回連続で回すものだ。十回分の金額を纏めて支払う必要があるため単発引きよりも高額だが、その分特典も存在する。
それは十連ガチャの最後の一回はRが出ず、出現確率が0%になり、代わりにSR以上の出現確率がそれぞれ二倍になるという物だ。希少な品を入手する大チャンスである。
「よし、それじゃあ楽しいガチャダイムだ。このボタンを押すと宝箱が出てきて、ランダムでアイテムが手に入る」
「ふむふむ……一体どういった原理なのでしょう?」
ブラウザ上に表示されたガチャ画面を見て可愛く首を傾げるイリアに、おっさんはガチャについての説明を懇切丁寧に行なった。
「……このように、俺達冒険者は常日頃から異世界のお金を使って運を天に託し、GRが出るのを祈ってガチャを回しているのだ」
「なるほど……そうやって射幸心を煽り、民からお金をむしり取るのですね……なんという悪魔的な発想でしょう……」
人類が生み出した恐るべきシステムに、イリアが戦慄する。
ちなみに誤解なきように言っておくと、このゲームでは課金やガチャに頼らずとも問題無くゲームを進める事が出来るし、例えGRのアイテムであろうと、持っているだけで極端にゲームを有利に進める事が出来るという事もない。
勿論レア度が高いアイテムには優れた固有の効果を持つ物も多いが、それは生産やモンスターからのドロップ品等の、ゲーム内で入手できる物でもある程度の代用が可能であり、ガチャのトップレアが必須という環境が出来ないように設計されている。ただしそのレベルの品を課金に頼らずにゲーム内で入手しようとすれば、相当の力量や労力を必要とする事は言うまでもないが。
「では……いきます!」
イリアが気合を入れて、ガチャのスタートボタンを押すと抽選が始まる。
「おっ、この演出は……!」
開始直後に、画面全体に白金色の光が奔る。これはLR以上が出現する事を示す演出だ。
「昇格しろ昇格しろ……」
おっさんが念じる。これが虹色のフラッシュならばGR確定となるが、白金色でもまだGRの可能性は残されている。
そして画面上には宝箱が次々と出現していった。最初の宝箱の色は銀。これはSRだ。次は銅、Rだ。その次もまたR、Rと来て、五回目はSR。ここまでは静かな立ち上がりだ。
「来たか!」
六回目は金色の宝箱が出た。URである。既に最初の演出でLR以上が出る事は分かっている為、最低でもURとLRが一つずつ出る事になる。この時点で十分に勝ったと言えるだろう。
だが、ガチャはここから思わぬ展開を見せる。
「またUR……だと……!?」
七回目で再び金色の宝箱が出現する。二回連続のURだ。だが、これはまだ序の口である。八回目で遂に白金色の宝箱、LRが出現した。
次の九回目は小休止とばかりにSRが出て、そしていよいよ最後の一回だ。
「こいつは……来るのか!?」
現れたのは八回目と同じく白金色の宝箱だったが、本来はそのまま開くはずの宝箱が開かず、その場でガタガタと震え始める。
昇格演出だ。ガセの場合はそのまま開くが、そうでないならば……
「あっ、虹色になりました!」
イリアが叫んだように、発光と共に宝箱の色がGRを示す虹色に変化した。これにて最終的な結果が確定する。
今回の十連ガチャは十回引いてRが三つ、SRが同じく三つ、URが二つ、そしてLRとGRが一つずつという、かなりの運に恵まれた上々の結果だった。
最後まで引き終えた事で、画面上には【アイテムを受け取る】と書かれたボタンが出現して、イリアがそれを押そうとするが、おっさんはそれを止めた。
「ちょっと待った。受け取る前にやる事がある」
そう言っておっさんが行なったのは、スクリーンショットの撮影だった。
ガチャの結果画面を画像として保存したおっさんは、今度はWebブラウザを操作して、アルカディアの公式ページ内にあるユーザー用の掲示板の【アルカディアBBS】を、そしてその中にあるガチャ結果報告スレッドを開いた。
そしておっさんは、スレッドに先程保存した画像を無言で貼り付ける。
「このように、ガチャで良い物が出たら報告するのが義務だ」
おっさんの言葉は勿論、嘘だ。おっさんはただ単にガチャの結果を自慢し、爆死した者達を煽りたいだけである。
おっさんの目論見通りに、貼り付けられた画像を見た者達の反応は劇的だった。ある者は嫉妬に狂い、ある者は怨嗟の声を上げた。また現実逃避を始める者やフェイクを疑う者、一緒になって煽り始める者まで現れ、スレッドの流れは加速していく。
「うーん、流石は創世の女神ってところか。とんでもねぇ豪運だ」
「ふふ……恐縮です」
おっさんに褒められたイリアは、満更でもなさそうな様子だ。それを見て、おっさんは再びガチャの画面を開いた。どうやらイリアに続いて、おっさんも十連ガチャを回すつもりのようだ。
「よっしゃ、それじゃあ俺もその運にあやかるとしようか。倍プッシュだ……!」
そして十連ガチャを回し、おっさんは見事に爆死した。




