表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/43

プロローグ

「この町に死神が来ていて、魂を刈られた人がいる。」


 私が住む町でこんなうわさが広まっている。死神なんているわけがないと思うのだが、皆死神がこの町にいると信じているらしい。ニュースでも取り上げられるほどのものだった。


 実際には、深夜一人で歩いているところを死神に襲われているらしい。ただし、被害者が死神に襲われたと証言しているだけで、本当に死神に襲われたかどうかは定かではない。しかし、何者かに襲われた被害者は魂が抜けたようなうつろな状態、いわゆる生きた屍状態に陥っている。まだ死人が出ているわけではないが、生きた屍状態が何日も続いていて、衰弱している被害者もいるようだ。


 いったい今度はどんな事件に巻き込まれるのやら。大学に入ってから平穏に生きたいという願望が薄れている気がする。平穏を望む私とそれを望まない私が頭の中で常に戦っている。

 


 今回は死神という存在が出てきている。能力者や神様、幽霊には出会ったが、死神は本当に存在するのだろうか。また私の大学生活の平穏を乱しそうな事件が起きようとしている。いや、すでに起きているのだろう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ