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水素使いの旅行記  作者: セイカル
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対ゴーレム

大きい岩が動きこっちに迫ってきている。とんでもなくでかい。おそらく4、5メートルはあるだろう。しかもこの部屋扉はあるが開かない。

まずい。

そうこうしているうちにそいつが魔法を使ったのだろう。地面から棘が生えてきた。敏捷度が高かったので回避できたが地面全てから棘が生えてくるのはまずい。すると今度は岩を投げてきた。それも恐ろしいスピードで。それの回避には失敗し壁に叩きつけられた。

「ぐはっ」

痛い。死ぬほど痛い。口から血が滴る。内臓がつぶれてしまっているかもしれない。だが、ステータスがカンストしているのですぐ直る。しかし、ステータスはカンストしているが痛みは減らないらしい。そうこうしている間に今度は棘を出しながら岩を放ってきた。今度はどちらも避けれる。そもそも僕はステータスがカンストしている。こんな攻撃が避けられないはずがない。またを岩を放ってくる。それを避ける。そしてその大きな岩の前まで一瞬で行き殴る。

「うぎっ」

とんでもなく硬かった。そして痛い。岩を殴ったんだから当たり前か。向こうもひびが入っているようだがあと数発は殴らなくてはいけないだろう。できればもう痛い思いはしたくない。そうして作戦を練りながら岩と棘をかわす。はっきり言ってとんでもなくつらい。集中力が切れたらそこで終わるだろう。

いくら体力と防御力が高いとはいえあいつはそれを軽々と突破するだろう。それほどの強さをあいつは持っている。今の状況はまずい。



ふと思った。あの岩動いているのだから脳のようなものがあるんじゃないか。そう思って岩から水素を抜いてみる。すると岩が動きを止めボロボロと崩れ始めた。

やっと勝てた。やった。

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